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採用難・人件費の上昇にどう対応する?
現場から始める“省力化投資”の第一歩
公開日:2025.10.15
人手不足と人件費の上昇――「もう限界」と感じている経営者が増えています。最低賃金1,000円超時代のいま、限られた人数でも成果を出せる「省力化投資」は、企業の生き残り戦略の第一歩です。「人の負担を減らす」新たな現場づくりに、今こそ挑戦してみませんか。
本記事では、最低賃金の引き上げや人手不足という課題に対し、省力化投資や補助金活用を通じて効率的に現場改善を進める方法をわかりやすく解説します。
目次
最低賃金大幅アップがもたらす企業の課題と生産性向上策
2025年8月、厚生労働省の中央最低賃金審議会は、全国の最低賃金について、過去最大の引き上げ幅となる63円(平均6.0%)の値上げを目安とする答申を行いました。
地域別に見ると、東京などのAランク(大都市圏)とBランクでは63円、地方を含むCランクでは64円の引き上げが想定されており、仮に目安通り改定された場合には全国平均が時給1,118円となり、すべての都道府県で最低賃金が1,000円を超える初の事態となります。都市部ではこれに加えて採用難も重なり、「人を雇えない」「人件費の負担が重すぎる」という声が製造・サービス業を中心に広がっています。
こうした状況下で、いま注目されているのが“省力化”による生産性向上です。
人手不足を乗り越える新戦略
従来のように、「足りないなら人を増やす」という手法は、もはや成り立たなくなっています。
- 時給を上げても人が集まらない
- 人手に依存する工程では、生産計画が立てにくい
- 採用・教育・離職のサイクルがコストと時間を奪う
このような課題に直面している中小企業の多くが、「人を減らす」のではなく「人に依存しすぎない体制」を模索し始めています。
省力化の本質は人員削減ではなく、
生産性の安定化
「省力化=人員削減」と捉えられがちですが、真の目的は限られた人数で安定して成果を出すことにあります。
たとえば、以下のような現場改善が考えられます。
- 機械加工ラインの自動化:段取り替えを短縮し、少人数でも複数ラインを管理
- 生産管理のデジタル化:工数を「見える化」し、負荷の平準化を実現
- 設備のコンパクト化・多機能化:設置スペース・保守工数の削減
特に、短納期・多品種対応が求められる中小製造業では、これらの改善が生産性と利益率の両立につながります。
ブラザーが提案する「省力化」という選択肢
ブラザー工業では、省力化ニーズに応える製品として、小型マシニングセンタ「SPEEDIO」シリーズを展開しています。
- 高速・高精度加工により、段取り作業や人の手を最小限に
- コンパクト設計で、既存工場レイアウトへの柔軟な対応が可能
- オプションによる自動化・省人化にも対応
さらに、導入に際しては補助金制度の活用も視野に入れることで、コスト面の負担を軽減することができます。
補助金制度の活用で省力化を実現
現在、国や自治体では「人手不足対策」「省力化支援」を目的とした補助制度が展開されています。代表的な補助金として、中小企業省力化投資補助金 カタログ型は、自動化・省力化設備の導入に最大1,500万円の補助がでます。
導入対象やスケジュールによって適用可能な制度が異なるため、導入計画と合わせた補助金活用をおすすめいたします。
中小企業省力化投資補助金(カタログ型)について
中小企業省力化投資補助金(カタログ型)は、人手不足に悩む中小企業等を支援するための補助金制度です。省力化機械やロボット、IoT機器などの汎用製品がカタログにまとめられており、その中から導入したい製品を選んで補助金の申請ができます。
補助金 申請の際の、面倒な申請プロセスが比較的シンプルになっており、現場で即戦力となるツールをスピーディーに導入可能です。また、費用面の負担を緩和し、生産性向上につながる機械を導入することができるのもうれしいポイントです。
詳しい内容についてはこちらの記事もご覧ください。
変化に対応するために、今、省力化を
最低賃金の上昇は止まらず、人手不足も加速する時代。そのなかで中小企業が安定して競争力を維持していくためには、人手に依存しすぎない生産体制=省力化が重要なテーマとなります。
「人を減らさず、負担を減らす」。その第一歩として、省力化投資+補助制度活用による設備導入を、ぜひご検討ください。
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文・編集:株式会社補助金ポータル
『国策と民間企業を繋ぐプラットホームになる』をミッションに、日本中の補助金情報を提供。プロの目線で最適な補助金をアドバイスし、申請支援まで行っています。【経済産業省「情報処理支援機関」認定企業】
会社URL:https://hojyokin-portal.jp/
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