Images of
Embroidery Lifestyle
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for Everyone
身につけるものに、
刺しゅうでアクセントを。
Jun 10, 2019
日々の暮らしのなかにある、何気ないもの。そのなかにオリジナルの刺しゅうを施してみてはいかがでしょうか?今回は、“刺しゅう芸人”として知られる「グッドウォーキン」の上田歩武さんと国内外問わず幅広いフィールドで活躍するイラストレーターの花井祐介さんがデザインしてくれた刺しゅう模様の活用例をいくつかご紹介していきます。
誰もが持っているであろう、無地で装飾がないお洋服や身につけるもの。好きな場所に刺しゅうを施すことでより愛着がわくのではないでしょうか。刺しゅうミシンの活用例に少しだけ触れていきましょう。
まずは、お子さん用のニット。上田歩武さんデザインの刺しゅうをフェルトに施し、丸くカットしたものをステッチで縫いつけました。ニットの色味が控えめな分、ステッチの色にも彩りを加えてワンポイントに。
一年中活躍するシンプルなTシャツは、まるで刺しゅうがよく映えるキャンバスのよう。好きなところにお気に入りの刺しゅうを配置してみましょう。今回は、上田さんデザインのロゴの刺しゅうを胸ポケット上に入れてみました。
サーフカルチャーから影響を受けた花井祐介さんがデザインしてくれた刺しゅうは、こんな風にサーフボードケースに施すのもおすすめです。手づくりのサーフボードケースを愛用されているサーファーの方も多いと思いますが、刺しゅうがアクセントになるのでぜひ試してみてください。
古いアメリカのワッペンをイメージしてデザインしたという花井さんの刺しゅうをフェルトに施し、キャップにオン。このようにワッペンのように楽しめることも刺しゅうの魅力です。
text:高山かおり photo:清水将之
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刺しゅうを知る、楽しむ、新しいきっかけを
刺しゅうはきっと、普段の生活に関わるもののなかにひとつはあって、一度は触れたことがある、とてもありふれたもの。しかし、時に記憶の奥深くに残ったり、ものに対する想い入れを強くしたりもする、ちょっと特別なものでもあります。
どうして刺しゅうに惹かれたの?
SeeSew projectは、刺しゅうの作品をつくったり、ライフスタイルに取り入れたりしているクリエイターの方々にそんなことを聞き、改めて刺しゅうがもつ魅力を探るために立ち上げたプロジェクトです。幼い頃にお母さんからもらったもの、お子さんに施してあげたもの、親しい人からプレゼントされたもの。あなたの身近にありませんか?SeeSew projectで話をうかがった方々は意外と、何気ないことを機に刺しゅうに魅了されているようです。