川口 絵美|社員インタビュー 川口 絵美|社員インタビュー

思いついたらまず動いてみる。
動くことで道が見えて、
共に歩める仲間に出会える。

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思いついたらまず動いてみる。
動くことで道が見えて、
共に歩める仲間に出会える。

新規事業推進部 シニアチームマネジャー

川口 絵美EMI KAWAGUCHI

2007年入社
※部署名・肩書は取材当時のものです。

インタビュー風景1

自分で考えて動いてみると、
その先に見えてくる未来が変わる。

私は2007年に入社し、他部門での業務を経て、2012年に創部された新規事業推進部の初期メンバーになりました。そこで新規事業を立ち上げることを目標にコンスタントに企画を上げていましたが、提案数が増えず頭を抱えていたとき「社員のアイデアを集めて引き込む仕組みを作れば、もっと数が増えるのでは?」とひらめいたんです。それが2017年に立ち上がった、社内向けのインキュベーションプラットホーム「BAtON(バトン)」のはじまりでした。
まずは構想を練って、上司に相談しました。「いいアイデアだね」と合意は得られたものの、あまりにも構想が大きすぎて企画自体が頓挫してしまいました。その2年後、社内でテリーさんと呼ばれている小池社長(当時)自らが講師を務める教育プログラム「テリーのチャレンジ塾」に参加することになり、そこで企画を再度つめて発表したところ、良い評価を得て、実現へ一歩近づけることができました。
「チャレンジ塾」でOKが出たあとは、実行フェーズへ向かって動き出しました。さらに構想をブラッシュアップするためにいろいろな事業の役員にアドバイスをもらい、実行可能な構想が固まっていきました。そうして新規事業「BAtON」は立ち上がったのです。
インタビュー風景2

社内でつながり合い刺激しあえるような
小さな社会やコミュニティを醸成したい。

「BAtON」とは、社員から新規事業の種となるようなアイデアを募集し、新規事業の創出につなげるためのプラットホームです。何を基準にアイデアを採択するかの判断が難しいので、社内に「クラウドオピニオン」というクラウドファンディングのようなシステムを導入しました。起案者はそこで企画内容を公開し、社員からの共感が目標数に達したアイデアを新規事業の種として採択する仕組みです。採択されたら、その起案者は新規事業推進部に異動となり、社内起業家のような立ち位置で活動していきます。これを仕組み化するために、会社の規定をクリアしつつ細かなルールを定め、同時にアイデアを生むために手を動かせる“場所”もゼロからつくりました。
その場所というのが「1908LAB(ラボ)」です。自社製品を自由に使うことができる工房で、2017年に開設しました。1908というのは、ブラザーの創業年。元々ブラザーは「ないなら作ろう!」と走り出したベンチャーから始まっているので、その創業の精神に則って、まずは手を動かして作ってみよう!を叶えられる場所が欲しいと考えました。
インタビュー風景3

「言うだけ」じゃなくて「動ける」人が
大きなチャンスを掴める、そんな企業だと思う。

BAtON以外では、ミシンのブランディング活動を同志で集まってスタートさせ、最終的に部門の正式な活動に発展させた経験もあります。その時はメイカーフェアや科学館など、一見関係が無さそうな媒体とコラボレーションし、ミシンの楽しさやクリエイティビティーを多くの人に感じてもらうことができました。このように社員のやる気や努力を会社側が認めてくれる事も多く、ブラザーの風土として根付いていると感じています。
ブラザーは「やりたいことがやれる会社」ですが、ちゃんと行動に移せる人でないと、そのチャンスを掴むことができません。「こんなことやれたらいいなあ」と、夢物語をただ発言しているだけでは、誰も後押しもサポートもしてくれません。でも自分なりにゴールを定め、意思を持って実現に向けて行動を起こせる人、仲間と共に協力し合ってその夢を叶えるために自発的に動ける人に対しては、たくさんの人が応援してくれて、背中を押してくれる。そんな会社だと思います。

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