無難にやりすごすのではなく
新しい事への挑戦をしていきたい。
私は現在、工作機械の制御部分のソフト開発を担当しています。工作機械とはアルミや鉄などを削る機械で、時には0.001mmの精度が要求されます。その精度を出すため、制御技術の研究はもちろん、UI(ユーザーインターフェース)の検討やプログラミング、実機での加工テストまで、最初から最後まで自分自身で行うことも多く、各工程で工夫をしながら、日々手を動かしています。
私はソフト開発はとても怖い仕事だと思っています。それはアップデートによってそれまで動いていた機械が動かなくなる可能性があるからです。そうなると数えきれないほどの人に迷惑をかけてしまいます。しかし世の中がどんどん便利になっていくなかで、さらに便利で使いやすいものを提案し続けていく必要があります。そのためには無難にやりすごすのではなく新しい事への挑戦が必要です。挑戦するという事は失敗するリスクもあるわけですが、たとえ失敗したとしても、職場のみんなが助けてくれるので安心してチャレンジする事が出来ます。