導入事例

「和」の心を大切に、日々努力を

株式会社佐藤製作所様

株式会社佐藤製作所様(本社:宮城県丸森町)http://satou-ssweb.com/[新しいウィンドウ]

インタビュー

株式会社佐藤製作所 社外風景

株式会社佐藤製作所 社外風景

右:代表取締役社長 佐藤 昭一 様

右:代表取締役会長 佐藤 昭一 様(インタビュー時 代表取締役社長)

株式会社佐藤製作所様(本社・宮城県・丸森町、佐藤昭一社長)は1977年に佐藤社長が個人創業されて以来、宮城県山元町にある総合ダイカストメーカーの岩機ダイカスト工業株式会社様(齋藤吉雄社長)の100%協力工場として、ブラザーのCNCタッピングセンター16台を設備し、主に自動車部品・電気機器部品・IT関連部品のダイカスト製品加工を24時間体制で生産、高品質・高精度・短納期対応で、高い評価を得ています。

高速・高精度・操作性が魅力

「当社の社員は35名で、平均年齢は36歳。『何で出来ないかではなく、どうしたら出来るか』をモットーに、若い力を結集し、全員一丸となって、高品質・高精度・多品種少量・短納期に対応、目標達成を目指すチームワークが強み。『和』の精神を基本に、誠実に、着実に努力を続け、信頼を得ることが企業でも人生でも最も大事なこと」と佐藤社長がおっしゃるように、岩機ダイカスト工業株式会社様の協力工場として、1990年には有限会社に、2001年には新工場を建設するなど業績を拡大。2007年には創業30年の節目を迎えました。

同社がブラザーのCNCタッピングセンターを初めて導入したのは、1986年。「親会社の岩機ダイカスト株式会社の齋藤社長のお勧めで、TC-221を導入したのが初めて。タップの自動加工の速さと高精度の仕上がりに感動したことを今でも強烈な印象として覚えている。高速性と高精度に加え、特に対話式プログラミングのため操作性が良く、当社ではブラザーのCNCタッピングセンターは欠かせない存在」と強調されています。現在では、「TC-221」が2台、「同211」2台、「同229」2台、「同S2A」1台、「同324N」1台、「同22A」2台、「同S2B」2台、「同S2C」4台の計16台のCNCタッピングセンターがフル稼動しています。

CNCタッピングセンターの並ぶ作業場

CNCタッピングセンターの並ぶ作業場

生産・品質を強化

東北地域は自動車産業の進出が目立ち、同社の製造品目も自動車関連のウエイトが急増、品質や納期への要求も一段と厳しくなっています。

「親会社の岩機ダイカスト工業株式会社様は、先端技術と独自の開発技術で高品質・高精度を実現しながら、徹底的にムダを排除したダイカスト生産で高い実績を示している。当社も協力工場として一体となり、高い競争力を発揮していきたい」と佐藤社長は述べておられます。また、今後の展開として、「生産管理・品質管理体制を一段と強化する考え。また、ブラザーさんにも、より超高速機タイプの製品化に期待したい」とおっしゃっておられます。

「創業から30年の道のりは、夫婦一体で歩んだ30年だ。家庭でも、職場でも常に支えてくれた妻に心から感謝したい。今後も、常に『和』の心を大切に、信頼ある製品づくりに取り組んでいきたい」と強調されています。

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