先輩社員紹介 #08

マネージャー職/商品企画

野村 和史

マーケティング推進部 商品企画1グループ
ソリューションプロダクトチーム マネージャー
1999年入社 経営学部 経営学科卒

  • ※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。

マーケティング推進部
商品企画1グループ
ソリューションプロダクトチーム

商品企画1グループは、情報機器のオフィス向け製品と家庭向け製品それぞれの分野に分かれています。レーザープリンターやビジネスインクジェット複合機、スキャナーなどビジネス系の情報機器の商品企画やマーケティング活動の企画・管理業務を担当するのがソリューションプロダクトチームです。少人数ながら、新製品の発案、メーカー(ブラザー工業)と仕様の取り決め、広告などの販促に関わる業務を担当。新製品のターゲット設定や販売経路、価格やプロモーションの方針などの策定、市場分析、プレスリリースや製品展示会など業務は多岐に渡ります。

今までにないアイデアで、
新たな売れる仕組みを考える。

野村 和史

製品をどのように届け、どう訴求するかを考えるのが
商品企画の仕事。

主にビジネスソリューション事業部が扱うレーザープリンターやビジネスインクジェット複合機、スキャナーなどビジネス系製品の商品企画、プロモーションなどマーケティング活動全般の企画・管理を担当しています。国内におけるビジネス向け情報機器は、お客様である企業の業務改善や効率化などのソリューション提案がメインとなるため、マーケティング活動は「ブラザー販売」が主導します。開発・設計・製造以外の製品を市場へどう届ける(チャネル戦略)、どう訴求(プロモーション戦略)するかを、決めていくのが私たちの仕事です。
自分たちの手で企画推進したマーケティング活動によって、担当する製品が売れていくのを実感できるのでとてもやりがいを感じます。市場でのブラザー製品のシェアが上昇した時、導入いただいているユーザーの声を聞く時、営業部と連携して販売いただけるパートナー企業や新しいターゲット業界が発見できた時などは、この仕事ならではの大きな達成感を味わうことができます。

野村 和史

マーケティングは各社それぞれの
考えがあり、ブラザー販売は
お客様視点の強みを持つ。

入社3年目の秋から2年間、もっと経営やマーケティングの勉強をしたいと思い、MBA取得のため休職をさせてもらいました。その際に他のメーカーやコンサル会社の方と話をする中で、世の中にはさまざまな考え方があることや会社ごとのギャップに気づかされました。モノを売るための工夫もいろいろな方法があり、何を選択するのかは私たち商品企画担当者の判断となり、それだけに責任も重くなります。ブラザー販売は、商品企画担当と普段顧客に接する営業担当の距離が近く、常にコミュニケーションを取っているので、市場やお客様の立場での提案ができ、また意思決定が早いのが特徴です。他の企業よりも一体感をもってマーケティング活動ができることが大きな強みだと、一緒に勉強した人たちとの交流の中で強く感じました。

野村 和史

ソリューション領域への挑戦、そして成功体験を海外へ伝えたい。

2019年4月にスタートした新中期戦略「CS B2021」で、ブラザーグループは「次なる成長に向けて」をテーマに掲げ取り組んでいます。ブラザー販売としては、ソリューション領域への本格進出が大きなテーマとなっています。そういった流れの中で、幅広いビジネス系の商品企画経験を活かし、私たちがソリューション領域への本格的な進出の推進役になりたいと考えています。
そのためには、「製品・サービス」「販売チャネル」の変革は避けては通れません。とても大きなチャレンジになりますが、会社の仲間や取引先パートナーとも協力し合いながら前向きに推進したいと思います。
そしてそのチャレンジした経験が、日本発のマーケティング企画として、海外にも成功パターンとして展開できるようにしていきたいと思います。

Project Flow

ある製品プロジェクトの流れ

数年前からスタート~11月
新製品立ち上げ準備
  • ●要求仕様、投入ラインアップ、デザインのすり合せ、生産時期の決定
  • ●市場情報収集や分析など商品戦略の立案(ターゲット、重点販路、価格戦略、プロモーション/販促企画、教育計画など)
12月
新製品投入戦略会議(役員へのプレゼンテーション)

国内市場における新製品投入方針、戦略概要の合意

3月、4月
各種企画実行、関係部門投入準備
詳細なすり合わせ
  • ●重点販路/チャネル施策
  • ●価格戦略
  • ●プロモーションプラン(カタログ、WEB、店頭ツール、印字サンプル、ノベルティ、キャンペーン、ソリューションパートナーとの連携、メディアキャラバン)
  • ●社内製品教育(営業部、CS推進部など)
  • ●新製品プレスリリース、新製品展示会(BWJ)準備
5月
製品プレスリリース

新聞、TVなどのプレスリリースで名古屋、東京を移動。商品担当として登壇し、記者からの質問に対応。翌日は、新聞やWEBメディアへの掲載。製品によってはタレントも登場。

新製品展示会(BWJ=Brother World JAPAN)

国内最大の自社展示会にて、主力展示製品となる情報機器製品担当者として、企画展示と当日のアテンドを中心になって取り仕切る。

6月
発売以降

商談同行や取引先展示会参加など継続的な活動を実施。発売後の進捗確認や追加販促などを、社内や市場の声を踏まえて推進。