中尾 果梨
2007年度入社 経済学部 経済システム法律学科卒
2度の育休利用をしましたが、
職場の理解と職場の全面サポートで安心して復職できました。
現在の仕事
2回目の育児休業制度利用後、利用前の部署である経営企画部 企画グループで方針展開を担当しています。年度初めに全社および各部門が目標を設定し、それを達成するために毎月やるべきこと、できない場合はその課題解決のための対策を考え、PDCAをしっかり回しながら年度末にはそれぞれが目標を達成できるように、進捗管理および報告を行っています。
育児休業制度利用のキャリアパス
2007.04
- 入社
- ホームファッション機器事業部 マーケティング推進部にてカタログやHP、SNS担当
2009.08
- ホームファッション機器事業部 営業職
- ホームファッション機器事業部 関西営業グループで量販店、通販担当営業
2011.03
- 産休、育休
- 一回目の育児休業制度利用
2012.05
- 休暇前の部署に復職
- ホームファッション機器事業部 関西営業グループ量販店、通販担当営業
2013.03
- 本社経営企画部に異動
- 経営企画部 企画グループで環境業務担当
2014.10
- 産休、育休
- 二回目の育児休業制度利用
2016.04
- 休暇前の部署に復職
- 経営企画部 企画グループで方針展開担当
初めての出産・育児で
分からないことだらけの私を、
会社が全面サポート。
初めて産休・育休を利用するとき、当時勤務していた関西営業部の周りには育休経験者がいなく、どうしたらよいのか相談すべきことすら分からない状況でした。でも本社の担当者が細やかにサポートをしてくれ、理解できないことは電話で何度も確認させていただきました。当時は営業職でしたが、上司が早いうちから担当の変更や精神的なサポートをしてくれて、特に負担や不安を感じることなく産休を取るまで業務を続けることができました。
産休後、育休に移行する流れは当社では当然の流れでしたが、育休中に知り合ったお母さん方の中には育休を十分に取得できず、やっと寝返りをできるようになったお子さんを保育園に預けて復帰される方もいました。1人目の時は1歳の誕生日、2人目の時は1歳半近くまで育休を取得できたことで、一番めまぐるしく成長する時期を子どもたちの近くで見守ることができ、母親としての喜びを十分に享受することができました。
心配なく復職し、
高いモチベーションと
効率化を心がける。
十分お休みを頂いたので仕事に対するモチベーションも高まりましたが、いざ復帰へとなると心配は尽きません。復帰前に何度か面談を行ってもらい、現在の会社状況から復帰後の業務内容に対する相談をしました。復帰後は休業前と同じ営業職に戻る予定だったので仕事の内容には不安がありませんでしたが、勤務時間が読めないことが不安でした。しかし、いざ復帰してみると以前よりも、時間の制約がある分すべての業務をスピーディーに効率を考えて行うことができ、売り上げも伸びたのは驚きです。ただ、出社してすぐに保育園から「熱が出たので迎えに来てください」と言われることも2度や3度ではないので、やはり周りのメンバーの理解、サポートとフォローがなければ上手くいかなかったのではないでしょうか。
職場の温かい励ましに感謝と
同時に自分も育休を利用する方の
役に立ちたい。
経営企画部に異動して環境関連の担当しているときに2度目の育休を利用しました。その際は復帰予定の1歳の誕生日時点で保育園が決まらず、翌年の4月まで育休を延長してもらいました。忙しい中、メンバーが一人欠けるというのは小規模な部門では、周りのメンバーの負担を増やすことになります。心底申し訳ない気持ちになりましたが、上司をはじめメンバーが温かい言葉をかけてくれ、感謝の気持ちで一杯になったことを覚えています。
現在は時短勤務で業務を調整しながら仕事をしていますが、子どもたちの病気や発熱などで、メンバーに迷惑かけることも度々あります。上司に申し訳ない気持ちで電話するのですが、「自分がフォローできることはあるか」「会社のことはいいからお子さんのことを心配して!」と逆に励ましてもらうことばかり。自分が人をマネジメントするようになったら、絶対にこの恩を返そうと強く思います。
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