代表取締役社長

安井 宏一

Koichi Yasui

独自性と変革でこれからを生き抜く

代表取締役社長 安井 宏一

高度なマーケティング機能を活用し、
ブラザー製品をお客様のもとへ。

1908年に輸入ミシンの修理で創業したブラザーグループは、ミシンの国産化に成功し、その後長きに渡り個性豊かなものづくりの歴史を積み重ねてきました。ブラザー販売は、グループの国内マーケティングを担う企業であり、“At your side.”のビジョンを掲げ、きめ細やかで高度なマーケティング機能を活用しながら、エンドユーザーやビジネスパートナーといった様々なお客様にブラザーの製品やサービスをお届けしています。これこそが、今までもこれからも変わらぬ私たちの責務です。
私たちは、ブラザーグループの中でもよりお客様に近い立場で事業を展開していることから、ブラザーの「顔」としてお客様のご意見を直接伺い、お客様の成功への障害となる「ボトルネック」をみつけて解消するという重要なミッションを担っています。
そしてマーケティング活動で得た結果を分析して市場のニーズを把握し、ブラザー工業と共に、よりよい製品の開発と、モノづくりに留まらない価値づくりにつなげていくことで、お客様の“ありたい姿”を実現していきます。

私たちは製品やサービスを通じて、より多くのお客様の”ありたい姿”を実現すべく、市場におけるブラザーの認知度を向上させるプロモーション活動にも注力しております。そのなかで、商談や展示会といった対面のコミュニケーションでお客様に価値をご提案する従来型のマーケティング活動は大切にしつつも、近年では最先端のデジタルツールを活用してお客様の行動データを分析し、最適なタイミングで、お客様が求める情報を適切な方法でお届けするオンラインのコミュニケーションにも注力しています。
お客様とのコミュニケーションは時代にあわせて変化してきましたが、お客様のベストパートナーとして繋がり、信頼を得ることを一番大切にする私たちのマーケティング活動は、ブラザーに愛着を感じてくださる多くのファンを創出しています。

代表取締役社長 安井 宏一

BtoCに加え、BtoBビジネスも強化。
チャレンジャーとして思い切り攻める。

日本の産業の近代化に大きく貢献したミシンですが、ブラザーの創業期はほぼ全てが海外からの輸入品で非常に高価なものでした。その中で創業者である安井兄弟は「輸入産業を輸出産業にする」という大志を抱き、国内で初めて、当時の日本の技術では実現不可能とされたミシンの心臓部であるシャトルフックの量産化に成功しミシンの国産化に大きく貢献しました。その後もお客様のために飽くなき挑戦を続け、ブラザーは世界に冠たるミシンのメジャーブランドへと成長を遂げています。
さらにモノづくりの挑戦はミシンに留まらず、1908年の創業から100年を超える歴史は数多くの優れた製品を生み出し、事業の多角化にも成功しました。世界40以上の国と地域で展開するブラザーグループの現在の主力事業は、プリンターや複合機などの情報機器事業で、グループの売上構成比の6割以上を占めています。国内でも情報機器事業は家庭向け(BtoC)市場を中心に成長を遂げ、今も多くの方にブラザーの製品をお届けしています。

ただ、社会全体でペーパーレス化の動きが進む中で、私たちは家庭向け市場に注力しつつも、同時に小型の店舗や事務所を中心とした企業向け(BtoB)市場にも積極的にアプローチを行ってきました。BtoB市場のプリンターの用途は非常に多岐にわたります。そして、経済的かつビジネスを止めないことを求めるお客様のニーズに応えるには、確かな製品力に加え、私たちマーケティングを担う社員にも高度な知識や提案力が必要になります。そのような中でも、事業者様の声を元にした製品開発や、事業者様が導入するシステムと連動したソリューション開発と提案を積み重ねてきたことが功を奏し、ブラザーはBtoB市場においても、大手の同業他社では実現できない細やかな提案で独自のポジションがキープできるようになってきています。
また、増え続ける物流を効率化する多種多様なラベルプリンターや、Tシャツなどの衣類にオンデマンドで必要な分だけを印刷することができるガーメントプリンターなど、ブラザー販売は企業や社会のニーズに応え、プリンティング市場のオンリーワンにつながる製品を市場に届けることで着実に成長を続けています。

代表取締役社長 安井 宏一

変化と新たなチャレンジに対し、
前向きな姿勢や柔軟な考え方を求めたい。

ブラザーグループは、時代の動きに追随し、その都度事業のポートフォリオを組み替えることで業績を伸ばしてきました。つまり、私たちは変化やチャレンジを厭わない組織なのです。そこで、これからブラザー販売への入社を志す皆さんにも変化と新たなチャレンジに対して前向きな姿勢や柔軟な考え方を求めたいと思っています。
「こんなことやあんなことを実践してみたい」とビジョンを描いたのなら、それを周囲に伝えてください。臆する必要はありません。先入観にとらわれていない若い世代の声は、活路を見出すための突破口となりうる可能性を大いに秘めていると私は思うのです。ブラザーグループは、今までも内部の声に耳を傾け、想いをカタチにしてきました。かつて私は、ブラザーグループのブランディングの強化について提案したことがあります。会社はそこにかける私の想いを汲み取り、私はマネージャーとなってブランディングの強化に乗り出すことができました。
今後、インターンシップや選考試験に臨まれることと思いますが、窓口となる採用担当者や先輩社員とコミュニケーションを交わす時は、どうか取り繕うことなく心を通わせてください。私も皆さんとお会いする機会がありますが、自分の魅力や“らしさ”を精一杯伝えてください。このメッセージを読んでくださった方の中からひとりでも多くの仲間と手を取り合えることを切に願っています。