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公開日:2026.01.19
牛肉を取り扱う焼肉店や牛肉販売店では、仕入れから販売・提供に至る「牛トレーサビリティの確立」が消費者の信頼を獲得する最重要事項です。しかし、そのために必要な「牛個体識別番号」の管理を、「納品書からの手書き転記」や「エクセル台帳管理」で行なっている場合も多いのではないでしょうか。 この方法では、部位ごとの加工・小分け工程で情報が分断されやすく、加工したロットを追跡できないトレーサビリティ不備のリスクが常に伴います。また煩雑な手作業は現場スタッフの負担となり、ミスや記入漏れが起きやすくなります。 こうした課題を解決するために有効なのが「ラベルプリンター」と「バーコードリーダー」による牛個体識別番号管理です。これにより、高額なシステム投資をすることなく、牛トレーサビリティと現場作業の効率化が同時に実現します。 今回はその具体的方法を徹底解説するとともに、ブラザーが実施しているラベルプリンターとバーコードリーダーの「検証機セット貸出キャンペーン」をご紹介します。
牛トレーサビリティ法(牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法)は、BSE(牛海綿状脳症)問題を背景に、牛肉の生産から販売までの流通経路を正確に追跡するため2003年に制定された法律です。牛肉の原産地・履歴情報を透明化することで、消費者の信頼確保と不正表示の防止を目的としています。日本国内で販売・提供されるすべての牛肉に対して、牛1頭ごとに「10桁の個体識別番号」で管理される仕組みが義務化されました。 対象となるのは、生産者(牛管理者・屠畜者)、販売業者(スーパー・精肉店・通販事業者・百貨店等)、飲食店(特定料理提供業者:焼肉店・ステーキハウス・しゃぶしゃぶ店等)です。以下の項目の管理が義務化されており、事業者はこれらを2年間、電子データまたは紙で、すぐ取り出せる形で保管する必要があります。
1.個体識別番号(10桁)
2.仕入れた日付
3.仕入れた相手(販売元・卸業者)
4.数量・部位等の情報
5.販売・提供した日付
6.販売先(法人間取引の場合)
7.いわゆる「帳簿」(トレースできる記録)
農林水産省「牛トレーサビリティ法」より
事業者の中で、特に「牛肉販売店」と「飲食店」に求められる牛個体識別管理の内容は、以下となっています。
1.仕入れ時に「個体識別番号」を記録 ・伝票や納品書に番号が記載されているかを確認する ・自店の管理台帳に必ず記録する。
2.消費者への表示義務 ・店頭/オンライン販売ページ/メニューなどに、正確で見やすい形式で表示する。 ・飲食店では「常時掲示する義務」はないが、求められた場合の「提示義務」がある。
3.販売・提供した牛肉と番号情報の紐付け管理 ・どの番号の肉を、何日に販売/提供したかを記録する。 ・特に加工(ひき肉/切り落とし/盛合せ肉等)ではロット管理が重要となる。
つまり、仕入れた牛肉の個体識別番号を「確実に記録」すること、出荷・販売・提供した履歴を「追跡できる状態」にしておくこと、記録を「2年間保存」すること、消費者に「番号を確認・照会できる」ようにすること---以上が重要となります。
農林水産省「牛トレーサビリティ法」の詳細は、こちら
牛トレーサビリティ管理は「正確性」「スピード」「記録の整合性」が生命線です。しかし「手書き運用」はその逆を行く方法であり、以下のような多くの問題を抱えています。
1.誤記(ヒューマンエラー)の発生 個体識別番号の「書き間違い」、10桁が8桁/9桁になる「桁飛び」、1・7・9 など似た数字の「誤記」が発生します。また、手書きラベルから帳簿(紙・Excel)に転記するときにエラーが発生しやすく、調査時に「番号不一致」「トレース不能」となる最大要因になります。
2.手書きによる手間と、高いスタッフ依存度 書くのに手間がかかり、忙しい時間帯には記入漏れが発生します。また、字のクセや読みづらさで作業が属人化しがちです。
3.加工作業(盛り合わせ・挽肉など)への対応が弱い 複数ロットが混合する場合、手書きでは書き漏れしがちで、正確な追跡も難しくなります。
こうした課題を劇的に解決するのが「ラベルプリンター」の活用です。手書きラベルに替えて、ラベルプリンターから「牛個体識別ラベル」を印刷することで、トレーサビリティ運用は段違いに改善します。
1.ヒューマンエラーの排除で、正確性が劇的に向上する。
2.作業効率が大幅改善、加工・ロット管理の精度も向上する。
3.記録台帳との整合性が自動的に確保、2年間の保存要件に適合できる。
4.消費者への透明性・信頼性が高まる。
ラベルプリンターで印刷した「牛個体識別ラベル」イメージ
ラベルプリンター導入のメリット表
では実際に、ラベルプリンターを活用した牛個体識別ラベルの発行方法を、具体的に解説しましょう。 ブラザーが無償提供するラベル作成ソフト「P-touch Editor」でラベルのレイアウトを作成し、プリンターに登録するだけで準備は完了です。現場では画面の指示に沿って操作するだけで、必要なラベルをすぐに発行できます。すでに多くの事業者で導入実績があり、正確な牛トレーサビリティを簡単に実現しています。
牛個体識別ラベルの発行手順
特にネックになりがちな「カット・加工時のトレサビ対応」や「事前設定」についても、十分な配慮がなされています。
・カットへの対応/カットした部位ごとにバーコードを読み取り、その場で個別ラベルを発行。情報管理がスムーズになり、ミスや取り違えのリスクが軽減します。
・加工への対応/加工した商品ごとに、必要情報を自動反映したラベルを発行します。袋詰めや盛り付け後も商品単位で正確な情報管理が可能になるため、取り違えや表示ミスを防ぎ、作業も効率化できます。
・面倒な事前設定はブラザーが実行:ラベルプリンターの「事前設定」は、詳細なヒアリングの後にブラザーの専門担当者が実行して納品しますので、ご安心ください。
・牛肉のトレーサビリティ管理 動画(1分47秒)
・ホワイトペーパー:牛個体識別ラベルで牛トレーサビリティ管理を実現!「ラベルプリンター活用術」
ホワイトペーパーのダウンロードは、こちら
「牛個体識別ラベル」の発行手順を事前に確認していただくために、ブラザーでは「ラベルプリンター」と「バーコードリーダー」の検証機セットを2週間無料で貸し出すサービスを実施しています。まずは下記よりお申し込みください。
※2台以上プリンターの導入を検討されているお客様が対象となります。
検証機セット貸出お申込みは、こちら
お客様の使用環境により、ブラザーのラベルプリンター「TD-2350DSA」とバーコードリーダー「PA-BR-001」を検証用として無料貸出しいたします。 すでにお持ちのバーコードリーダー(またはハンディターミナル)の使用も可能です。お申込み後のヒアリング時にお申し付けください。
上記の申込みフォームでお申込みの後、ブラザー担当者から使用環境のヒアリングを実施し、貸出しを実行いたします。
TD-2350DSA詳細はこちら
・カラー液晶タッチパネル/視認性が高く、直感的なタッチ操作が可能。12色のカラー表現でボタンをカスタマイズできます。
カラー液晶タッチパネル
・ハードキーボード搭載/数値入力などに便利なハードキーボードにより、確実な操作性を実現しています。
ハードキーボード搭載
・ハンドル搭載/持ち運びに便利なハンドル付きで、厨房やバックヤードなど必要な場所でラベル発行が可能です。
ハンドル搭載
・選べる発行方式/標準のハクリ(剥離)ユニットに加え、オプションのオートカッターも簡単に着脱可能です。
カッターユニット装着時
いかがでしたか。「ラベルプリンター」と「バーコードリーダー」による「牛個体識別ラベル」の発行手順をご理解いただけましたでしょうか。 高額なシステム投資をすることなく、牛トレーサビリティと現場作業の効率化を同時に実現する方法を、ぜひ体験してください。
牛個体識別ラベル用現場検証セットのお申込みは、こちら
ブラザー販売、ビジネスNAVI担当者です。ビジネスNAVI編集者として、ビジネストレンドや提案事例や導入事例、製品を活用したお役立ち情報などを発信していきます。
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