プリント日和|暮らしに役立つ情報とプリンター活用術をご紹介!

暮らしに役立つ情報とプリンター活用術をご紹介!

仕事掲載日:2019-03-27 【商品企画担当者がおすすめ】最新!ビジネスインクジェットプリンターの選び方(2019年版)

【商品企画担当者がおすすめ】最新!ビジネスインクジェットプリンターの選び方(2019年版)

どこのオフィスにも1台はあるプリンターや複合機。

仕事で使うプリンターといえば、レーザープリンターや大型コピー機などに代表される様なレーザー複合機というイメージが強いかもしれません。

しかし、最近ではビジネス用途でも安心して使えるビジネスインクジェットというカテゴリーも登場し、企業・法人でもインクジェットプリンターの利用が広がっているのはご存知でしょうか。

そこで今回、プリント日和編集部では最新のビジネスインクジェットプリンターの特徴とその選び方を、商品企画を担当しているブラザー社員にインタビューを実施し最新のビジネスインクジェットプリンターを徹底解説します。

*この記事に掲載している製品情報やランニングコストに関する表記は、2019年3月現在のものです。
最新の製品情報については、当社製品サイト・カタログ等でご確認ください。

今回ご説明する社員

ブラザー販売株式会社
マーケティング推進部 商品企画1グループ

村瀬 亮
ビジネスインクジェットプリンター商品企画担当 村瀬 亮

プロフィール:
2009年ブラザー工業入社。2015年よりブラザー販売へ出向し国内インクジェットプリンターのマーケティング・商品企画を担当。趣味はラグビー。

ビジネスインクジェットプリンターとは?その特徴に迫る

「インクジェットプリンター」と聞くとどうしても、年末の年賀状作成など家庭での利用イメージが強いと思います。
そこで、一般的な家庭用インクジェットプリンターとビジネスインクジェットプリンターには、どのような違いや特徴があるのかを教えてもらった。

ビジネスインクジェットプリンターとは?その特徴に迫る

― まず始めに、ブラザーにおけるビジネスインクジェットプリンターというカテゴリーについて教えていただけますか。

村瀬: ブラザーでは、2008年に世界最小(*2008年当時)A3対応のカラーインクジェット複合機をビジネス用途向けに発売し、それ以降も10年以上にわたって多くのお客様にご利用いただいているカテゴリーです。

初代A3インクジェット複合機「MFC-6490CN」2008年の発売当初は「世界最小サイズ」のA3対応カラー複合機だった。

▲初代A3インクジェット複合機「MFC-6490CN」2008年の発売当初は「世界最小サイズ」のA3対応カラー複合機だった。

2017年には、皆さんもご存知の大手価格比較サイトでの年間表彰において当社のビジネスインクジェットプリンターが、家庭向け含め様々な製品があるプリンターカテゴリにおいて銀賞、銅賞をダブルで受賞するなど、ビジネスインクジェットプリンターは、ブラザーとして非常に自信を持っているカテゴリーの一つです。

― 一般的な家庭用インクジェットプリンターと比べると、ビジネスインクジェットプリンターには、どのような特徴があるのでしょうか?

村瀬: 一番の違いは「印字速度」、「耐久性」です。

やはり仕事でプリンターを使うとなると毎月少なくて何百枚、多ければ何千枚というような印刷をするケールが多く、そういった場面でもストレスなく使っていただけるように高速で印刷ができるということと、大量の印刷にも耐えられるように高耐久であるという点が、ビジネスインクジェットプリンターの最大の特徴になります。

その他にも、弊社の現行製品(*2019年3月時点)では、一度に250枚用紙をセットできる大型の給紙カセットや、大容量インクカートリッジが搭載されており、仕事で頻繁に使っていただくにあたって使いやすい機能が備わっています。

― 少し意地悪な質問ですが、それならレーザープリンターの方が良いのではないでしょうか。

村瀬: 確かに、レーザープリンターも同様な特徴を備えており、より高速で高耐久な製品もあったりしますがインクジェットならではの強みもあります。

まず、コンパクトという点です。

例えばA3サイズ対応複合機の場合、レーザー方式を採用したプリンターの場合、コンビニにあるような大型のものになりますが、ビジネスインクジェットプリンターであれば、デスクトップサイズで置き場所が限られているオフィス環境でもご利用いただけます。

また、ビジネス用途においては印刷コストも重要なポイントです。

弊社では、実際にオフィスで利用されているコピー機について調査を実施したところ、使い方によっては5年間で約97万円のコストダウンができ、弊社の製品を導入いただければ、お客様のビジネスに大きく貢献できると確信しています。

複写機やコピー機からビジネスインクジェットプリンターへ置き換えることでのコストダウンのイメージ

*:「2018年3月コピー機に関する調査」

  • 調査期間:2018年3月
  • 調査委託先:楽天インサイト株式会社
  • 調査対象:リースまたはレンタル契約のコピー機を仕事で使用し、コピー機管理者であるフルタイム勤務者の20〜79歳男女(1,891名)
  • 詳細は[https://www.brother.co.jp/product/printer/special/bij/index.aspx]をご確認ください。

― なるほど、インクジェットならではの良さがあるのですね。他にも特徴があるのでしょうか?

村瀬: 他には1枚目の印刷が早いという特徴があります。

レーザープリンターをお使いの方でしたら、朝会社に出勤して印刷しようとしたら出力までに時間がかかった…という経験をされた方も多いのではないでしょうか。

レーザープリンターは印刷時に熱を使うため印刷前に熱を蓄える時間が必要なのですが、一方でインクジェットプリンターはそういった時間を必要としないので1枚目の印刷が早いのです。

また、熱を使わないということは他にもメリットがあり、レーザープリンターと比べてピーク時の消費電力を大幅に抑えられます。
サスティナビリティ が重要視される今、オフィスでの省エネルギーの観点からも、ビジネスインクジェットプリンターは貢献できると考えています。

ブラザー独自の特徴としては、ヤマト運輸や佐川急便などの大手運送会社の送り状印刷が簡単に行える送り状専用のプリンタードライバーを提供しています。

これは実際に弊社のビジネスインクジェットプリンターをお使いのお客様の声から生まれたものです。

通常のOA用紙の場合は、裏表や上下左右を特に気にせずプリンターにセットしていると方が多いと思いますが、送り状のように向きが決まっている用紙はセット方法を間違えてミスプリントを発生させてしまったり、送り状を印刷するたびに、プリンターの設定を変更するのが煩わしい、などお客様のお困りのお声をいただいており、新たに提供を開始した送り状専用プリンタードライバーでは、用紙セット方法のガイダンスをPC画面上で図解にて表示したり、設定も送り状印刷に最適な状態に予めセッティングされており、お客様は印刷時に専用ドライバーを選択するだけで簡単に、ミスなく送り状の印刷を行うことができます。

こういったインクジェットならではの特徴から、仕事用にビジネスインクジェットプリンターを選んでいただける方が多くなってきています。

●送り状印刷専用ドライバーの詳細はこちら
https://www.brother.co.jp/product/printer/special/okurijo/index.aspx

【おすすめのビジネスインクジェットプリンターはこれ!】
ブラザーの最新ビジネスインクジェットプリンターのラインアップ

豊富なラインアップを誇る、ブラザーのビジネスインクジェットプリンター。商品企画担当の目線で使い方別のオススメモデルを紹介していただきました。

豊富なラインアップを誇る、ブラザーのビジネスインクジェットプリンター

― ブラザーのビジネスインクジェットプリンターはA3対応機種が6モデルありますがどのように選べばよいのでしょうか?

村瀬: まず、大容量インクを搭載した「ファーストタンクモデル」と通常のインクカートリッジモデルで大きく分かれます。

ファーストタンクモデルは超・大容量インクカートリッジが搭載されておりランニングコストも抑えられるので印刷枚数が多い方や、インクカートリッジの交換を面倒と思っている方に向いています。

超大容量インクカートリッジ搭載のビジネスインクジェットプリンター「ファーストタンク」シリーズ

どれだけコストが変わるか気になるという方は、トータルコストのシミュレーションができるツールを弊社Webサイトで準備していますので、お試しいただければと思います。

●トータルコストのシミレーションができる「コストシミレーション」はこちら
https://www.brother.co.jp/product/printer/navi/cost-simulation/index.aspx

また、通常カートリッジモデルも3モデルあります。A4とA3両方よく使用するという方は2段トレイ対応のMFC-J6983CDW、サイズを抑えたいという方はMFC-J6583CDW、コピーやスキャンはA4で十分という方はMFC-J5630CDWがそれぞれオススメです。

通常容量のインクカートリッジ搭載のビジネスインクジェットプリンター

― 実際にブラザーのビジネスインクジェットプリンターを選ばれている方はどのような方が多いのでしょうか。

村瀬: SOHO(Small Office Home Office)の方はもちろんですが、業種・業態という視点では「建築・不動産」「店舗」「文教」の方が多いです。

「建築・不動産」ではA3サイズでの図面印刷、「店舗」では限られたバックオフィスのスペースの有効活用、「文教」ではテスト用紙の印刷やテキストのコピー等でA3/B4対応でランニングも低コストという点がそれぞれ好評いただいています。

また、ビジネス用ではないのですがA3サイズまでコピーができてコンパクトという点から中学受験に向けて問題集を反復練習するために個人向けにご利用いただいている方も増えています。

ブラザーのビジネスインクジェットプリンターの使用シーン

●ブラザーのビジネスインクジェットプリンターの導入事例はこちら
https://www.brother.co.jp/product/biz/business-navi/case/index.aspx

*1:測定データ及び測定条件についてはブラザーWebサイト[https://www.brother.co.jp/product/printer/inkjet/running_cost_12/index.aspx]をご確認ください。
*2:解像度:普通、環境:常温常湿、片面印刷時、印字パターン:ISO/IEC 24734。弊社内環境においての計測結果に基づきます。
*3:価格はインクカートリッジ代のみの税抜価格です。
*4:解像度:普通、環境:常温常湿、片面印刷時、印字パターン:ISO/IEC 17629準拠。弊社内環境においての計測結果に基づきます。PC上で印刷ボタンをクリックしてから1枚目の要旨排出が完了するまでの時間。印刷データによってパフォーマンスが変わることがあります。

まとめ

ビジネスインクジェットプリンターの特徴をご紹介させていただきましたが、あなたにぴったりの1台はみつかりましたでしょうか。 これからのビジネスプリンターの選択肢としてぜひビジネスインクジェットプリンターも検討してみてください。

今回、ご紹介したプリンターをより詳しく知ることができる特設サイトを公開中。ビジネスインクジェットプリンターの特徴をわかりやすくご説明しています。

ブラザーのビジネスインクジェットプリンターに関する詳しい情報はこちら

※この記事の内容は、記事掲載開始当初、もしくは更新時のものです。
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