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安全・安心をサポート!
食品トレーサビリティへの対応できていますか?

更新日:2022.01.06 公開日:2017.04.03

毎日の食事には、安全・安心なものを取り入れたい。これは、私達の誰もが共通して持っている願いではないでしょうか。特に小さな子どもやアレルギーを持つ家族がいる家庭ではこうした意識も強く、食品小売業者にとって、食の安全確保は非常に重要な問題と言えるでしょう。
こうした意識の高まりもあり、最近注目を集めているのが食品トレーサビリティをいかにして確保するかという問題です。今回は特に食の安全問題を取り上げながら、小売業者が知っておくべきトレーサビリティについて、考えてみましょう。

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重要性

食品のトレーサビリティ確保を求める声は、ますます高くなる

冒頭で述べたように、食の安全は誰にとっても関心のある問題です。特に生産地の偽装問題や異物混入など食品に関わる事故が増加している昨今では、安全を求める声はますます高くなる傾向にあります。

こうした流れの中、重要とされているのが食品のトレーサビリティを確保することです。手にしている食品がどのような原料で作られたのか、また、それがどこから来たものなのかを明らかにすることで、消費者の食に対する不安を大きく軽減することができます。

仮に異物混入や食中毒などの問題が発生した場合でも、生産、製造、流通、小売のそれぞれの段階で食品が通過したルートを押さえておけば、問題や原因の究明が比較的容易になるでしょう。 このように、トレーサビリティを確保することは、消費者が安心して商品を手に取るために、小売業者が果たすべき責任とも言えるものなのです。

課題 篇

食品のトレーサビリティ確保は、どうして難しいのか

消費者のことを第一に考えるなら、トレーサビリティの確保は食品小売業に関わる人にとって避けては通れない話題と言えるでしょう。人の健康に関わることだけに、慎重かつ確実な運用が求められますが、そこにはいくつかの課題もあります。
食品のトレーサビリティ確保が難しいとされている要因のひとつは、原材料や産地など表示すべきデータが膨大になりやすいことにあります。
例えば惣菜や菓子など加工食品の場合、数種類から十数種類に渡る原料が使用されていることがほとんど。もちろん、原材料の入荷リストや製造指示書といった資料をめくれば調べることは可能かもしれませんが、それらを全てまとめて都度消費者に提示するのは簡単なことではありません。スーパーマーケットのように、取扱商品が多岐にわたる小売店では、こうした手間はさらに膨大化することになります。

そこで、こうした手間を軽減し、トレーサビリティを強化するためのソリューションの一つとしておすすめしたいのが、ラベルプリンターの活用です。

最近では商品に表示しなければならない情報が増えていることもあり、多岐にわたる情報をスッキリとレイアウトできる機能を持った機種も数多くあります。また、事前に原材料名など詳細情報を登録しておけば、そこから情報を呼び出して印刷することも可能。消費者に提示するべき情報をコンパクトにまとめ、貼付するという点においては、ラベル以上に効果的なツールを探すのは難しいのではないでしょうか。

活用 篇

食品表示ラベルが老舗の信頼性をさらに高める

ラベルプリンターが小売業のトレーサビリティ確保に大きく貢献しているのはすでに業界では認知されつつありますが、今回はその中から、株式会社渡辺ハゲ天様の事例をご紹介しましよう。

同社は天ぷらの老舗である「銀座ハゲ天」の運営企業として知られ、和食料理店のほか、全国各地で持ち帰り天ぷらの惣菜店を展開しています。この持ち帰り商品に貼付する食品表示ラベルの印刷機として活用されているのが、ブラザーのラベルプリンターです。
同社がラベルプリンターを導入するきっかけとなったのは、食品表示法の厳格化へ対応することと、テナントとして入る各百貨店の独自ルールに則った食品表示ラベルが必要となったこと。
以前は商品に共通シールを貼付し、消費期限と製造場所はスタンプで対応するなどしていましたが、原材料名など詳細情報の表示が不可欠となったことで、商品ごとに異なる原材料名・製造場所などを表示できるラベルへの切り替えを迫られていました。

ブラザーのラベルプリンターは、こうした同社の抱えていた要件を満たしているだけでなく、事前に登録した情報を液晶パネルから呼び出して簡単に印刷できる点や、内蔵されている時計機能で自動的に消費期限が印刷される点などが評価されています。
また、導入コストも低くコンパクトなので、同社のように全国に多数の店舗を持っている企業でも導入しやすいのが大きなポイント。全国に展開する持ち帰り天ぷらの惣菜店へ、順次導入を進めているということです。

検討 篇

消費者が安心して商品を購入するために

今回は特に食の安全を中心にお話させていただきましたが、消費者が安心して商品を手に取れるという意味では、他の小売店にとってもトレーサビリティは重要なキーワードとなります。自社製品の信頼性を高めるためにも、ラベルプリンターで始めるトレーサビリティを、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

ラベルプリンター 導入事例:にっこう生活館(株式会社日光陶器) 様
ラベルプリンター 導入事例:銀座ハゲ天 様

※この記事の内容は、2017年4月現在のものです。
※この記事でご提供する情報は、その正確性と最新性の確保に努めておりますが、完全さを保証するものではありません。当社は、当サイトの内容に関するいかなる誤り・不掲載について、一切の責任を負うものではありません。

   

ブラザー販売 ビジネスNAVI 編集部

ブラザー販売、ビジネスNAVI担当者です。ビジネスNAVI編集者として、トレンドコラムやお客様の導入事例、パートナー企業、製品のソリューション情報などを発信していきます。

   

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