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ラベリングでコストダウン!「見える化」で改善!
ものづくりに貢献するラベル活用事例

製造現場を管理する上で、コストダウンは第一に考えるもの。このコストには、金銭面だけでなく、作業にかかる時間や無駄な工程、そして品質管理も含まれます。 たとえわずかな無駄やムラ、不良品があっても、工場が大きくなり製造の種類が増えるほど、その「コスト」は膨大なものとなります。

そんな問題を解決する手段のひとつが、「ラベリング」です。この記事ではラベルによっていかに工場の課題が解決できるのか事例を交えながら解説していきます。

製造現場の三現主義

「見える化」が、改善活動のスタート地点

製造現場のコストを削減するために大切にされている心得として、「三現主義」があります。「現場」に足を運び、「現物」を手に取り、「現実」を目で確認するという改善活動の原則です。

この「三現主義」を実行するうえでは、まず問題の「見える化」が必要とされます。モノや工程など実際に現実を視認することができなければ、改善に取り掛かることすらできないためです。「見える化」されて認識できれば、その対策を考え、改善のための行動を取ることができます。

この「見える化」は広い範囲のものを指し、それぞれ以下のようなコストをカットできます。
「モノ」の見える化 工具や材料を探すための時間や工数を削減できる。加工品が見えることで、重複を避けられる
「4M(人、施設、方法、原材料)」の見える化 人の動きの無駄、施設の負荷の偏り、方法のばらつき、原材料の在庫などが見えることで、水準化や効率化が進む
「QCDS(品質、コスト、納期、安全性)」の見える化 不良品が発生しないのでクレームが発生しない(品質)。社員一人一人に原価意識を醸成することが可能(コスト)。納期遅れがなくなり、イレギュラー対応が減る(納期)。社員の健康及び安全が保たれる(安全性)

このように、「見える化」は製造現場での作業において改善活動の基礎となり、この「見える化」を実現する手段こそが「ラベリング」。つまり、ラベリングは、改善活動の出発点となるのです。

事例 篇

ラベルによって製造現場が改善された、3つの事例

ここからは、具体的にどのようにラベルが改善活動に活かされているのか見ていきましょう。

1.「どこに置いたかな?」をなくす、物品管理のラベル利用

第一に、社内のモノの管理に利用している事例。社内の備品にラベルを貼り、それに沿って整理・整頓。日々溜まっていく大量のモノの中から必要品を探すコストをカットできます。モノを探すたった2分間も、積み重なれば大きなコスト。また、不用品と必要品が整理されず同じ場所に置いてあると、一緒に捨てられかねません。

株式会社アクセスでは、ドライバーや工作機械、パソコンなどには「資産管理ラベル」、電子部品や機械部品などを入れた棚や部品箱に「部品管理用ラベル」を貼っているとのこと。このように管理することで整理・整頓含む5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を実行しています。

5Sは単に「職場を綺麗にすること」ではなく、その本質は、「ハタラキヤスク」すること。:早く(納期・期限)、:正しく(品質)、ラキ:楽に(生産性)、ヤスク:安く(コスト)を管理することがその目的なのです。アクセスでは、社内の資産・部品をラベルでわかりやすくして、コスト削減及び品質の向上を狙っています。

株式会社アクセスでのラベル活用例

2.多品種大量生産を可能にする、工程管理にラベル利用

第二に、工程管理の場面で活用している事例です。少製品の種類が増えるほどその工程管理は複雑となり、あるラインでつまずいてしまうと全体の流れも止まってしまいます。また、品質事故が起きたときにそのラインを特定できなければ、再発の恐れもあります。そこで、ラベルを活用した、正確な工程管理が重要となるのです。

加藤螺子製作所では、耐久性と粘着力に優れたラミネートラベルを印刷できるピータッチ9500pcを導入。形も大きさも多種多様な、多品種少量生産の産業用ネジを生産しています。そんな、3,400種類にも及ぶ産業ネジの生産ライン管理のためにバーコードラベルを印刷。ラベルは、工場のほこりや汚れにも負けないラミネートラベルなので、作業中にはがれたり表示が消えたりすることもありません。

ラベルの二次元コードを使った管理により、生産ラインを平準化および問題が起こっている作業範囲の特定に活用できるでしょう。設備不良にもすぐに気付けます。

加藤螺子製作所 導入事例

3.自動化で業務拡大へ。発送時のラベル利用

第三の事例は、発送でラベルを活用している事例です。オーダーシャツを製造している株式会社フェールムラカミでは、インターネット注文が増加するにつれ、お客様の名前を印字するラベル作成業務も増加。その効率化を図る為、TD-2130Nを導入されています。それ以前から年間10万着以上のシャツを生産していた同社は、オンラインでの受注を始めたことでさらに発送数が増加。完成品の外箱に貼るラベル作成を効率化するため、ラベルプリンターの導入を決めたとのことです。

この導入によって、A4版のシートをカッターで切る、というラベル作成のコストが削減され、手作業のために起こっていたミスも低減。インターネット注文をさらに拡大させることが可能になりました。

改善活動だけでなく、事業をさらにスケールアップさせるためにもラベルプリンターは活用されています。物流と工数を「見える化」して、ネックとなっている作業を自動化できると、売り上げをさらに伸ばすことができるかもしれません。

株式会社フェールムラカミ 導入事例

検討 篇

ラベルプリンターは製造現場のコスト削減のカギとなる!

この記事で紹介してきたように、ラベルによる「見える化」で、あなたがこれまで見逃してきた製造現場におけるコストが解決されるかもしれません。そのほかにも、ラベルは物品管理、工程管理、発送以外にも入荷時や小分け時、梱包時などさまざまな場面で役に立ちます。

ぜひ、今回事例で紹介した企業様での活用法も踏まえて、ラベルプリンターの導入を進めてみてはいかがでしょうか。

参考

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