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Brother World JAPAN 2022イベントレポート
ブラザー販売が新中期戦略で目指す姿とは?

公開日:2022.07.04

Brother World JAPAN 2022イベントレポート

ブラザーのオフラインイベント「Brother World JAPAN 2022」が、2022年5月25日、26日に開催されました。本イベントでは、ブラザー販売株式会社代表取締役社長の三島勉が、2022年度より始まった「新3か年戦略」について解説しました。この記事は当日のレポートとして、三島の講演内容を中心にご紹介します。

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目次

ブラザーの新ビジョン「At your side 2030」と3か年戦略

三島は、ブラザーがこれまでBtoB市場でのプレゼンスを高めるべく、ビジネスプリンターやラベルプリンター事業でスピード・コスト面の競争力アップに努めてきたことを振り返りつつ、ブラザーグループの新ビジョンについて説明しました。

新ビジョンのテーマは「At your side 2030」です。これはブラザーグループが今後お客様とともに新しい未来へ進み、ビジョンを達成するということを表しています。新ビジョンで目指すのは「世界中のあなたの生産性と創造性をすぐそばで支え、社会の発展と地球の未来に貢献する」という姿です。

「At your side 2030」は、ブラザーが長きにわたり大切にしている at your side の精神に基づくテーマです。2030年に企業としてどうあるべきかを定義するだけでなく、「そこから逆算して喫緊の3年間をどう活動するのか」を重視して議論を進めてきました。

その上で三島は、変化の激しい時代だからこそ長期的な視点を持ち、お客様のバリューチェーンに向き合い、ボトルネックを解消するための事業を進めていく方針を強調しました。

そして、3年間で取り組む4つの事業として「コンシューマ」「ビジネスソリューション」「オーダーグッズ」「ホームファッション」を掲げ、それぞれのボトルネックを解消するソリューションを提供し、顧客から選ばれ続ける企業になると話しました。ビジネスソリューション事業では、製造・物流・小売・医療の4業種を対象として事業をさらに加速させ、特にスピード感を持って提案を進めていく姿勢を明らかにしました。

製造・物流・小売・医療の4業種で成長率ナンバーワンを目指す

三島は、製造・物流・小売・医療の4つの業種について、「成長率ナンバーワンを目指し、今後の3年間でさらにビジネスを加速させたい」と語りました。
この4業種について、ブラザーが現在どのようなソリューションサービスを提案しているか、導入企業の事例も交えながらご紹介します。
三島の講演はこちら

製造|トレーサビリティ強化・運用に役立つソリューションを提案

現在の製造現場では、製品のトレーサビリティ強化・運用を効率的に行うことが求められています。これらの実現には設備やシステムに反映するためのバーコードが必要であることから、ブラザーはバーコード印刷をはじめ、現場の状況に応じて、製品を柔軟に組み合わせる提案を実施してきました。

特筆すべきは、「PLC(※)連携ソリューション」です。PLCと連携することで、これまで避けられなかった事務所での印刷を改め、現場で必要な時に銘板やトレーサビリティラベル、検査合格ラベルなどを印刷できるようになりました。
※Programmable Logic Controller:主に製造現場で使われる制御装置

また、三菱電機様のシーケンサ(順番を制御するコントローラー)については、開発工程を少なく抑えられるプログラムの提供もあり、手軽な導入が可能です。

ブラザーのプリンターを導入した株式会社松下電機製作所様では、シーケンサとラベルプリンターを連携して、梱包用段ボールラベルを出力する、指示書と製品のQRコードが一致したものだけに「合格ラベル」を印刷して貼る、という運用をしています。これにより、誤包装や誤出荷を防ぐ仕組みを実現しています。
さらにブラザーのプリンター導入により、当初予定していたプリンター費用を1/5に削減できたと言います。

物流|在庫管理システムとの連動により効率化を可能に

物流現場ではモノを入荷してから出荷するまで、在庫が倉庫のどこにあるのかを正確に把握することが重要です。

特に昨今は人手不足が物流業界の課題となっており、さらに業務の効率化が求められています。ブラザーは倉庫管理システム(WMS)と連動したプリンターでバーコードラベルを発行し、業務効率化に貢献しています。 モノの入荷から出荷に至るまでさまざまな工程で帳票や各種ラベルが必要ですが、例えば入荷のシーンではラベルプリンターを複数台置くことで、荷主様ごとのラベルの発行が可能になります。

他にも、ブラザーはモノを受けたその場で商品ラベルを発行したいというニーズに応えるモバイルプリンターも取り揃えているため、あらゆる業務の効率化に対応可能です。

昨今、注意喚起ラベルやロケーションラベルを床に貼りたいという企業や、自動搬送ロボットを導入する企業も増えています。そこで必要とされるのが耐久性の高いラベルです。

AGV(無人搬送車)メーカーの中には、AGVの導線をラベルに入力してその情報をもとに移動を制御させているケースもあります。ブラザーが提供するラベルは耐久性に優れ、一度貼れば剥がれにくく、印字が消えにくい素材を使用しているため、この分野における作業の効率化や費用削減にも貢献できます。

名古屋市に本社を構える鉄鋼業者・森定興商株式会社様は、モノを入荷してから出荷するまでの在庫管理に課題を抱えており、在庫管理システムを自社で開発しました。その時に管理ラベルを発行するプリンターとして選んだのがブラザー製品です。 ソフト面・ハード面それぞれで選定に至った理由があり、ソフト面についてはソフトウェア開発キット(SDK)と呼ばれるツールをブラザーが無償で提供していたことが選定の理由となりました。 ハード面の選定理由は、ブラザーのモバイルプリンターが非常に頑丈だったことにあります。鉄鋼業の出荷現場では、機器が粉塵にさらされたり、鋼材にぶつけたりしても破損しないことが重要でした。
森定興商様の導入事例動画はこちら▼

小売|コロナ禍で増えたデリバリーやギフトのニーズに応える

小売業界は、プリンター利用の欠かせない業種です。多くの企業がブラザーのプリンターや複合機をレジ周りまたはバックヤードで使用しています。

変化の激しい小売業界では、時代のニーズに合った印刷対応が求められています。その一つが、コロナ禍のデリバリー需要拡大や、食品のトレーサビリティ強化に必要な食品管理ラベルの活用です。

フードデリバリーのモバイルオーダーをはじめ、新しいサービスに対応した管理ラベルの発行が求められており、ブラザーは日々お客様のニーズに合わせて対応をしています。

現在は、食品管理ラベルの中でも、表示ラベルのご相談と、調理用食材の使用期限を正しく管理するためのラベルの相談が増えています。

このうち、現在ご提供中なのが「デリバリー&テイクアウトラベル」という食品管理ラベルのサービスです。

コロナ禍以降、テイクアウト・デリバリーサービスが多くの店舗で取り入れられました。ブラザーでは各店舗が安心・安全に商品をお届けするためのサポートとして、商品にラベルを貼り、お客様が食品の情報を簡単に理解できるようなソリューションを提供しています。

ブラザーのプリンターは単体での活用にとどまらず、さまざまなアプリと連携できます。各店舗の実情に合わせた柔軟かつスムーズな導入につなげることができ、まさに今の時代の飲食店様の業務に役立つソリューションとなっています。

この他、コロナ禍ではギフトサービスの需要も高まりました。ブラザーでは、ギフトに欠かせない「熨斗(のし)」に特化したソリューションを提供中です。

熨斗の場合、普通紙と違い、短冊または特殊な用紙を使って印刷します。通常のプリンターでは対応できずお悩みのお客様も数多くいる中で、ブラザーでは無償でドライバーやカセットを用意し、お客様のスムーズな導入を支援しています。

ブラザーのインクジェット複合機を導入された静岡県掛川茶の専門店・株式会社玉喜園様では、これまで筆書きで対応していた熨斗を印刷に変更しました。お客様の依頼を受けるとその場で用途をPCに入力。短冊用紙をセッティングし、ブラザーの複合機で印刷をすることで高速かつきれいな熨斗の印刷を実現しています。

医療|業務効率化とコスト削減に貢献!帳簿・カルテの電子化にも対応

病院や調剤薬局をはじめとした医療現場では、日々の業務の効率化やコスト削減が求められています。ブラザーへはそういった医療現場から業務の改善とコスト削減についての相談が数多くあり、お薬手帳用のラベルプリンターも提供しています。

薬局の業務で頻繁に使われているラベルプリンターは、本体にかかるコストだけでなくメンテナンスコストが高額になりがちです。

ブラザーのラベルプリンターはこれらのコスト削減にも貢献でき、一部プリンターは保守部品を用意しています。そのため万が一プリンターにトラブルがあった場合でも、ダウンタイムを最小限に抑えることができると言います。気軽に導入できて、しかも使用のストレスが少ないのがブラザーの提供するプリンターです。

おくすり手帳の印刷のためにプリンターを導入した有限会社富士薬局様が抱えていたのは、「一般的なプリンターの本体・保守コストが高額」という課題です。ブラザーのラベルプリンターは、プリンター導入コストを想定の約半額に抑えることができました。またセルフメンテナンス機能を活用することで、修理コストも最小限に抑えられたと言います。

ブラザーでは、電子カルテやレセコンと連携するレーザープリンターも用意しています。日々さまざまな種類の帳票を発行する病院やクリニックにおいては、プリンターのランニングコストが気になるところですが、ブラザーのレーザープリンターなら、日々の業務で負担になる消耗品の交換の手間や、ランニングコストの削減が可能です。レーザープリンターについては、超大容量トナーを使えばA4・モノクロなら約2万枚まで印刷可能です。

広島県広島市にあるリバーサイド内科クリニック様では、大きな製品は設置できないという課題がありました。コンパクトサイズなブラザーのレーザープリンターを受付棚の上に置いたことでクリニックの省スペース化につながったと言います。また、このプリンターは大容量のトナーを使えるタイプであり、ランニングコストの削減にもつながったとのことです。
またモノクロレーザープリンター以外にもA3のインクジェットプリンターやラベルプリンターを導入しており、クリニック内のプリンターをブラザーに一元化したことで、お問い合わせの手間も減ったと言います。

ブラザーグループの製品紹介

ブラザーグループの製品紹介

Brother World JAPAN 2022のイベント会場では、ブラザーグループの取り扱い製品も紹介しました。
製造現場の銘板印刷で使うレーザーマーカーや、段ボールに印刷できる産業用インクジェットプリンター、物流現場の環境を改善するスポットクーラーなど幅広い製品ラインアップを揃えていることもブラザーの大きな特徴です。
ブラザーグループ製品のご提案も可能ですので、お気軽にご相談ください。

特別講演

Brother World JAPAN 2022では、特別講演として業界の最前線でご活躍されている4名の方からお話を伺いました。
チームマネジメントや事業を行う上で大切にされているフィロソフィーなどをテーマに、現場で働くビジネスマンにとって大切なことを力強くお話いただきました。

①「チームマネージメント~今治からの挑戦~」
 株式会社今治.夢スポーツ代表取締役会長 元サッカー日本代表監督 岡田 武史氏
②「脳とインテリジェンス~現場がはかどるための術~」
 脳科学者 茂木 健一郎氏
③「途上国から世界に通用するブランドをつくる<~生産と販売、それぞれの現場から~」
 株式会社マザーハウス 代表取締役 兼 チーフデザイナー 山口 絵理子氏
④「世界で戦う「まち一番のクラブ」を目指して~本質的に『変革』するための経営とマーケティング~」
 株式会社名古屋グランパスエイト専務取締役 清水 克洋氏

まとめ

Brother World JAPAN 2022では、参加者の皆様に向けて、変化の激しい時代に対応するためのブラザーの新ビジョン「At your side 2030」に向けた、3か年計画の中身を代表取締役社長の三島が語りました。

このうち、3年間で成長率ナンバーワンを目指すと表明した製造・物流・小売・医療の分野においては、ブラザーが取り組んできた最新ソリューションを導入企業様の事例を交え解説しております。

これからもブラザーは、各業界が抱えるボトルネックの解消と時代のニーズ・トレンドに柔軟に対応した製品・ソリューションのご提供を目指し、挑戦を続けていきます。

   

ブラザー販売 ビジネスNAVI 編集部

ブラザー販売、ビジネスNAVI担当者です。ビジネスNAVI編集者として、トレンドコラムやお客様の導入事例、パートナー企業、製品のソリューション情報などを発信していきます。

   

※この記事の内容は、2022年7月現在のものです。
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