【スキャンカットってなに？】ぬいぐるみ服・ドール服にチャレンジ！

事前準備

用意するもの

・はぎれ布・革

・画用紙

・ペン

・その他装飾に使うレースなど

使用する製品

・SDX1200

・ロータリー刃キット　※2021年11月下旬発売予定

今回は伸びる布をよりきれいに切れる新製品、ロータリー刃キットを使用してカットしていきます。

作業工程

型紙を作る

今回は画用紙を使い、本体だけでカットデータを作ります。

細長く切った画用紙をぬいぐるみに合わせて巻きつけていきます。

目立たない部分に切り込みを入れて開きます。

着脱できるように仕上げたい場合は、マジックテープなどを止める貼りしろ部分を作っておきましょう。


【スキャン】→【カットデータ作成】で外形を読み込んでいきます。

読み込みが完了しました！

このままでは縫い代がない状態のため、【オフセット機能】で縫い代を付けていきます。

オフセット機能を使うことで、0.25mm単位で縫い代を作ることができます。

今回は5mm単位に設定しました。不要な線を消したら、ぬいぐるみ用のお洋服のカットデータは完成です！


続けて、ドール用のお洋服の型紙も作っていきます。もともと着ていた服を基に画用紙に写していきます。

今回は写したものから、丈を少し伸ばして襟を詰めていきます。

もともと着ていた服が前後同じ形だったので、同様に同じ形を2枚カットすることにします。

このデータにも縫い代を付けたら、カットデータは完成です！

素材をカット

データを作成できたら、あとは素材をカットするだけ！

今回は伸びるデニムも切ってみましたが…

きれいに切れました！

従来の同梱刃で切ったものと比較したものがこちら。

ロータリー刃キットは素材をじっくり押し切る仕組みなので、布のように伸びやすい素材やマットの上でズレやすい素材にとても向いています。

パーツを縫い合わせ、レースなどで飾りつけをしたら完成！

完成

ぬいぐるみは首元に首輪を付け、ドール用のお洋服の袖口にはレースを付けたら、とてもかわいくできました！

同様の方法でドール用のズボンを作ったり、ぬいぐるみ用のスカートを作ることもできます。


本体にデータを保存しておくことで、素材を変えて同じ形を何回でもカットできますよ。

もちろん、人間用のお洋服の型紙を縮小して、ぬいぐるみ用やドール用のお洋服の型紙を作ることもできます。

スキャンカットに関する疑問を解消していこう！

今回は手書き原稿を基にした作品作りをご紹介しました。

気になった方はぜひ、HPをチェックしてみてください。