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【スキャンカットってなに?】100円ショップの素材にチャレンジ③硬い素材編
スキャンカットに関する「よくあるご質問」に答えていく連載企画。
前回に引き続き、100円ショップで購入できる素材をカットできるかどうか実験していきます。
第3回目の題材は、比較的硬い素材です。
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今回から複数回にわたり、100円ショップで購入できる素材をカットできるかどうか実験していきます。
1回目の題材は、薄い紙とシール素材です。
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今回から複数回にわたり、100円ショップで購入できる素材をカットできるかどうか実験していきます。
2回目の題材は、②厚手素材編です。
事前準備
カットする素材
模型やコスプレ造形で使われるEVAシートと、アクセサリー作成において人気のあるプラ板。ハサミで切りづらい2種類の素材を準備しました。
使用する製品
今回の実験では、SDXシリーズのSDX1200を使用します。
製品と消耗品は使いかけの状態で、新品ではありません。
【留意事項】
機構の異なるCMシリーズを使用した場合や、刃やマットの消耗度合いによっては、今回の実験と結果が異なる場合がございます。
使用するデータ
前回同様、2mm四方の小さな図形をはじめ、サイズや形の異なるいろいろな図形をカットしていきます。
【各図形のサイズ】 |
〇△□:上から2mm、4mm、8mm、2cm、3cm四方 |
A・す・♡:それぞれ約2cm四方 |
星:ヨコ7cm、タテ8cm程度 |
実験スタート
EVAシート(スポンジ状の樹脂素材)
まずは厚手のEVAシートにチャレンジ。柔らかいのですが弾力が強く、ハサミで切ろうとすると刃が入りきらず切りにくい素材です。
厚手の樹脂素材は、強粘着カッティングマットの使用がおすすめです。
カットデータを呼び出したら早速スタート!
素材の厚み:約3mm
使用マット:強粘着カッティングマット (12インチ)
使用した刃:自動調整用替え刃
所要時間 :6分程度
さすがに2mm四方の図形は難しかったものの、4mm以上の図形はカットすることができました!
手作業では歪みやすい丸やハートマークなどの曲線もきれいにカットできています。
一方角が少し切り込みすぎているのはスキャンカットDXの機能、刃出し量自動調整機能によるもの。
この機能により分厚い素材や硬い素材は、できるだけ全体の形を崩さないように、かつ機械が無理な動きをしないように、自動で重ね切りをします。
そのため素材によっては上面だけ切り込みが深くなる場合があります。
見せたい向きがある場合は先に模様を反転させておくと仕上がりが綺麗です。
プラスチック板
爪先と同じくらいの厚みのプラ板を使用します。
ハサミで切ろうとすると折れて白い筋がついてしまったりする素材ですが、スキャンカットでうまく切れるのでしょうか?
素材の厚み:約0.5mm
使用マット:強粘着カッティングマット(12インチ)
使用した刃:自動調整用替え刃
所要時間 :4分程度
2mm四方の図形まで、切り込み線を最小限に抑え、きれいにカットすることができました!
カットした後の素材もこの通り。
端からハサミを入れたり、カッターで角を×状に切り込んだりしなくていいので、ステンシルシートの代用として利用することもできそうです。
使い終わったシートの後片づけ
たくさんのカットをしてきたマット。ホコリや乾燥で粘着力が落ちてしまうので、使い終わったら同封の透明フィルムをかぶせ、フィルムとマットの間の空気を抜いて保管してください。
切りくずが残っている場合は同梱のヘラで落とし、それでも取れない場合はアルコールの入っていないウェットティッシュなどでふやかして優しく落としてくださいね。
硬い素材のまとめ
・弾力のある素材や硬い素材も、スキャンカットDXを使えば自動で上手く切れる
・カットの仕上がりは素材の硬さによって異なるため、必ず試し切りを行う
スキャンカットに関する疑問を解消していこう!
ここまで、100円ショップで目についた素材を色々とカットしてきましたが、スキャンカットは他にも切れる素材がたくさんあります。
気になった方はぜひ、HPをチェックしてみてください。
次回はこれまで切ってきたいろいろな素材を使って、作品に仕立てていきます。お楽しみに!
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【スキャンカットってなに?】製品の説明から基本的な使い方まで
コメントの中で「スキャンカットで何ができるのかわからない」、「スキャンカットの操作は簡単そうだけど、わたしのやりたいことはできるの?」など、スキャンカットに興味を持っているからこそ生まれる質問が多く寄せられましたが、配信の限られた時間では十分に回答することができませんでした。
そこで、今後はスキャンカットに関する「よくあるご質問」をクラフト日和で定期的に紹介していきます。