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物流業における在庫管理の重要性|適切に管理するポイントとは?

更新日:2021.12.13 公開日:2021.11.29

在庫管理は、物流において重要な業務の1つです。一方、現場ではしっかりと在庫管理ができておらず、実際は課題を抱えている企業も多いでしょう。 そこで今回は、物流における在庫管理の重要性や適切な在庫管理の方法を解説します。在庫を適切に管理するポイントを把握し、物流業務の効率化に役立ててください。

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物流業における在庫管理の重要性

目次

物流における在庫管理の重要性とは

物流業では、在庫不足による機会損失の防止や過剰在庫の抑制、在庫の長期保存による品質低下などの観点から、適切な在庫管理が重視されています。まずは物流における在庫管理の重要性を見ていきましょう。

在庫不足の防止につながる

きちんと在庫管理をすると、販売計画や需要の流れに合わせて適正な在庫量をストックしておけます。在庫が取引先や顧客から必要とされるときに供給できる状態にあるため、売上の機械損失を防ぐことにつながります。
在庫が不足してしまうと、出荷までに時間がかかるケースもめずらしくありません。最悪の場合、顧客が自社よりも早く製品を提供できる他の企業に流れてしまう恐れもあるでしょう。 適正な在庫管理を行えばビジネスチャンスを逃さずにすみます。

長期保存による品質低下を防止できる

在庫量が多ければ在庫不足の心配がなくなりますが、過剰在庫はビジネスにおいてデメリットになることもあります。なぜなら在庫を保管するためには、ある程度のスペースが必要になるからです。在庫数が過剰だと倉庫の賃貸費用や運搬・入庫・出荷などにかかる人件費も増加します。
さらに過剰在庫は、資金繰りに悪影響を与えることがあります。例えば本来投資すべき施策、必要とされている製品の生産にお金を掛けられなくなったり、企業の経営自体に影響を及ぼしたりする可能性があるでしょう。
こうした問題を抱えないためにも、物流業者は在庫管理を徹底することが大切です。

長期保存による品質低下を防止できる

在庫管理がしっかりできていないと、資材や製品などの長期保存に気付きにくくなります。中には長く倉庫に置くことで品質が低下する商品もあるため、注意が必要です。
あまりにひどく品質が落ちてしまうと、商品として顧客に販売できなくなるケースもあります。そうなると仕入れにかけたコストが無駄になってしまうため、企業としては損失になってしまいます。
長期保存による品質低下を防止するためにも、在庫管理をきちんと行って倉庫内の商品のサイクルを回すことが大切です。

作業の効率化につながる

適正な在庫管理を実施できれば、結果として作業の効率化につながります。
例えば過剰在庫でスペースが必要以上に埋まらないため、作業員はスムーズに作業を進めやすくなるでしょう。在庫管理システムを導入すれば、情報を一元管理できるためヒューマンエラーの防止にもつながります。バーコードや2次元コードなどを活用すれば、作業スピードの改善も目指せるかもしれません。
作業の効率化が実現すれば、企業全体での生産性の向上も可能です。

基本的な在庫管理の流れ

基本的な在庫管理の流れは、以下のとおりです。

1.入庫作業
2.倉庫で保管
3.出庫
4.追加仕入れ・発注

1.入庫作業

製品が配達されたら、倉庫で荷受けを行います。受け取った製品に不具合や数量の不一致がないかなどを検品作業によって確認します。

2.倉庫で保管

製品が複数ある場合は、種類ごとに分けて整理し保管します。製品によっては温度や湿度などが重視されることもあるでしょう。保管が完了したら、在庫のデータに反映されます。

3.出庫

取引先やお客様から注文が入り出荷指示が出ると、ピッキングと検品作業を行い、梱包をして発送されます。

4.追加仕入れ・発注

生産計画や販売計画などと照らし合わせて追加の仕入れや発注を行います。

倉庫管理と在庫管理の違いを解説

在庫管理と混同されやすい用語として、倉庫管理があります。この章では、倉庫管理と在庫管理の違いを詳しく見ていきましょう。

倉庫管理と在庫管理の違いを解説

倉庫管理とは

倉庫管理とは倉庫内で在庫をスムーズに入庫したり、出庫したりできるように管理する業務です。倉庫全体を管理することで、入庫や出庫、配送のフローに遅延が出ないようにします。また倉庫内の在庫状況を把握し、常に適切な在庫量を維持することも倉庫管理の目的です。
倉庫管理では倉庫業務全般を対象としているため、在庫に限らず、倉庫で働く人員や使用する設備も管理も含まれるのが特徴です。

在庫管理とは

倉庫管理で管理される在庫はあくまでも倉庫内に置かれている在庫状況であるのに対し、在庫管理では倉庫以外の場所にある在庫の移動状況まで把握するのが特徴です。
具体的には、入庫前や出庫後の荷物がどこにあるかまで追跡し、トータルで在庫状況を可視化して管理します。
在庫管理の目的は、倉庫管理と同様に適正な在庫量を維持することです。倉庫外の在庫も把握することでより正確でタイムリーな情報を確認できます。

倉庫管理システムと在庫管理システムの違いも押さえよう

倉庫管理と在庫管理の違いを認識したうえで、倉庫管理システムと在庫管理システムの違いも押さえておきましょう。

倉庫管理システムとは

まずは、倉庫管理システムの基本的な機能、導入によって得られるメリットを説明します。

基本的な機能

倉庫管理システムの基本的な機能は、以下のとおりです。
・入庫管理
・在庫管理
・出庫管理
・棚卸管理 など

倉庫管理システムは、WMS(Warehouse Management Systemの略称)と呼ばれることもあります。倉庫管理システムには倉庫への入荷や検品作業、棚入れなど入荷時の進捗、倉庫内の在庫状況、ピッキングや梱包、出荷、発送など出荷時の進捗状況を確認する機能が備えられていることが一般的です。
またEDI(電子データ交換)で、倉庫外のシステムと連携できるものも存在します。うまくデータを活用すれば、作業効率を大きく改善できるケースもめずらしくありません。

導入するメリット

倉庫管理システムを導入するメリットとしては、次のようなものがあります。
・入出庫業務の効率化が可能
・ヒューマンエラーを防げる
・倉庫内の在庫情報を一元化できる など

倉庫管理システムを導入すると、倉庫管理の作業効率アップにつながります。入庫やピッキング作業において倉庫内のロケーションが明確に指示されるため、スタッフが迷いなくスムーズに作業できるでしょう。
業務にかける時間を短縮できるため、作業員を減らしコスト削減につながるケースもあります。バーコードスキャンを導入すれば、数量のカウントミスや製品の取り違えなどのヒューマンエラーを防げるでしょう。
また、倉庫内の在庫状況が一元管理されていると、必要な情報がすぐに可視化できます。在庫の動きを確認しながら、倉庫管理の最適化が可能です。
倉庫管理システムと連携する企業も多く、例えばブラザーでは株式会社ダイアログ、株式会社マテハン ソフトなどとパートナーとなっています。

在庫管理システムとは

次に、在庫管理システムの基本的な機能とメリットをご紹介します。

基本的な機能

在庫管理システムの基本的な機能は、以下のとおりです。
・入庫管理
・在庫管理
・出庫管理
・棚卸管理

在庫管理システムの基本的な機能は倉庫管理システムとほとんど変わりません。しかし、倉庫管理システムでは倉庫内の業務全般にフォーカスした機能を備えているのに対して、在庫管理システムでは在庫状況のより複雑な変化をとらえられるように、数や保管場所の変化などを追跡できるように設計されていることが一般的です。
入庫時には品番やロットなどの情報をバーコードや専用の端末によって登録します。これによって在庫の動きがリアルタイムで把握できます。

導入するメリット

在庫管理システムの導入は、次のようなメリットが挙げられます。
・全社的な業務効率化が実現する
・在庫管理ミスを防げる
・コスト削減につながる など

在庫管理システムを導入すると、リアルタイムの在庫状況が一元管理できるようになります。これにより入庫前・出庫後の状況も含めて複数拠点で在庫状況を把握できるため、帳簿上の在庫と実在庫の乖離を減らせるでしょう。データの活用によって、倉庫、販売、生産などさまざまな拠点での業務効率化が可能になります。
また在庫の増減をリアルタイムで追跡することで、機会損失や過剰在庫などの事態を防げます。
さらに業務効率化や適切な在庫管理によって、企業として人件費や保管料、倉庫賃貸料などの削減を達成することが可能です。

正しい在庫管理の方法とは

最後に、適切に在庫を管理する方法を確認しておきましょう。

マニュアルを作成する

在庫管理に取り組む際は、業務のルールを整備してマニュアルを作成しておくことが重要です。誰が見てもルールを理解できるように、わかりやすいマニュアルを用意しておきましょう。マニュアルがあれば作業員に教育しやすくなるだけでなく、運用を開始した後の問い合わせ件数も少なく抑えられます。
またマニュアルは適宜見直しを行うと効果的です。実際に現場で働いている作業員の意見も参考に、自社に合う適切なマニュアルの作成を目指しましょう。
在庫管理システムを導入する際は、ベンダーの指導や指示を元にルールを決めていきます。具体的な操作方法を記載することも大切ですが、現場での意識づけも怠らないことが大切です。

棚卸の頻度を調整する

棚卸とは、倉庫にある製品やその数が帳簿上のデータと一致するかをチェックする作業のことです。あわせて不動在庫や品質劣化によって、不良品となっている製品がないかも棚卸の際に確認します。
棚卸作業には手間と時間がかかりますが、実施頻度を増やすことで帳簿の在庫と実際の在庫数の突き合わせ回数が増えるため乖離が少なくなります。より実地に基づいた在庫管理ができる点がメリットです。

在庫管理システムを導入する

在庫管理システムを導入すると、データをシステム上で一元管理してリアルタイムで在庫状況の把握が可能です。手作業での更新によるミスを防いで正しい情報を管理できるため、業務効率の改善やより適切な在庫運営を実現できるでしょう。
Excelなどの表で在庫管理をする方法もありますが、在庫が複数拠点に置かれて管理されている場合や在庫の規模が大きくなってくると作業が複雑化します。こうなると作業工数が増えて人件費がかさむため、在庫管理システムを導入した方が費用対効果を感じられる可能性があるでしょう。
なお在庫管理システムを導入する際には、システムの調達、初期設定、倉庫の整理、マニュアル作成などの準備が必要です。スケジュールを作成して計画的に進めていきましょう。

まとめ

本記事では、物流業における在庫管理の重要性や在庫管理システムの特徴・メリットなどをご紹介しました。
ブラザーでは、在庫管理の入庫から納品ステップで必要なビジネスプリンター、モバイルプリンター、ラベルプリンターなどの機器を取り扱っており、品質の高さでご好評をいただいています。
特に、在庫管理には携帯しやすいモバイルプリンター「RJ-2150」や高耐久なラベルを印刷できる「PT-P950NW」などが大活躍します。デモ機を2週間無料で借りられるため、気になっている場合は試してみましょう。
東京・関西ショールームではビジネス用の製品やソリューションを体験できるため、ぜひご体験ください。

物流業における在庫管理の重要性まとめ
  

ブラザー販売 ビジネスNAVI 編集部

ブラザー販売、ビジネスNAVI担当者です。ビジネスNAVI編集者として、トレンドコラムやお客様の導入事例、パートナー企業、製品のソリューション情報などを発信していきます。

  

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