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【工程別】ラベルプリンターで製造現場の業務を効率化する方法

更新日:2021.12.28 公開日:20219.08.20

経済産業省は「2018年版ものづくり白書[新しいウィンドウ] 」の中で、製造業の課題は人手不足にあると指摘しています。 人手不足に対応するためには、「業務効率化」により少ない人手で現場を回すことが重要です。
製造現場の管理を担当している方なら、人手不足に対応するために日頃から現場の業務改善のヒントを探っていることでしょう。 この記事では、製造現場の業務効率化に役立つラベルプリンター活用のアイディアをご紹介します。
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【工程別】ラベルプリンターで製造現場の業務を効率化する方法

製造現場のこんな「課題」に悩んでいませんか?

「入出庫や工程の管理にかかる時間を短縮したい」「もっと効率的にトレーサビリティを実現する方法を知りたい」などと考える現場の方は少なくないでしょう。
こうした課題を解決する方法の一つに、ラベルプリンターの活用があります。 「入庫ラベル」や「トレーサビリティラベル」など各種ラベルシールを出力し、活用することで、製造現場をより効率的に管理できるようになります。 ラベルプリンター・ラベルシールを導入すると各工程はどのように効率化するのでしょうか。次の章から見ていきましょう。

【工程1】部品の入出庫

入出庫の管理を手作業で行っている場合は、目視で部品の数を数えて、台帳に記録しておくなどの方法をとっているのではないでしょうか。 手作業でこうした管理を行うと時間がかかるだけでなく、ヒューマンエラーが発生する恐れもあるため、注意が必要です。
製品を製造するまでにはたくさんの部品が使われますが、部品の種類が多くなるほど、その入出庫の管理を手作業で行うことは困難になります。
こうした部品管理の際に「JEITA C-3ラベル」「入庫ラベル」などのバーコードラベルを用いれば作業の効率がアップします。 ハンディターミナルでバーコードを読み取れば個数を正確に管理できるため、作業時間が短縮され、ヒューマンエラーが起こる心配もありません。

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JEITA C-3ラベル

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入庫ラベル

【製品紹介】部品の入出庫に役立つラベルプリンターはコレ!

部品倉庫はリフトやカートが通るため、コンパクトなラベルプリンターが活躍します。ブラザーのラベルプリンターは据置型・モバイル型の2タイプ。「狭い事務スペースに置きたい」「腰のベルトに付けて持ち運びたい」など使い勝手に合わせて選ぶことができて便利です。

ラベルプリンター(据置型)

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TD-2130N

ラベルプリンター(モバイル型)

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RJ-2150

【工程2】生産(組み立て・検査・完成まで)

生産の工程では、トレーサビリティの確保が重要になります。 トレーサビリティの確保をするためにラベルシールを手作業で発行していたり、スタンプで表示したりといった方法をとっていないでしょうか。 トレーサビリティは厳格に管理する必要があるため、手作業で管理を行う場合はチェックのヌケ・モレに注意しなくてはなりません。
「トレーサビリティラベル」があれば製品名や数量、ロット番号などを容易に把握できます。 また「現品票ラベル」で部品・製品の動きを管理することも、トレーサビリティの確保につながります。

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トレーサビリティラベル

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現品票ラベル

【製品紹介】生産工程で役立つラベルプリンターはコレ!

ラベルシールは貼る製品の大きさによって、ラベル幅を変える必要があります。ブラザーの感熱ラベルプリンター「TD-4550DNWB」なら、ラベル幅を16mmから115mm(4インチ)まで調節することが可能です。

感熱ラベルプリンター

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TD-4550DNWB

【工程3】出荷準備

出荷準備の際に使用する「出荷ラベル」や「PDラベル」をA4サイズのシートに印刷して、カッターナイフで切っていたとしましょう。 お客様の手元に届く製品に貼るラベルは見栄えが重要ですが、手作業ではきれいに仕上げようにも限界があります。 またカッターナイフで切るのは時間がかかり、作業の効率が良くありません。
ラベルプリンターがあればスピーディーにきれいなラベルを印刷できるため、作業時間を短縮できます。

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出荷ラベル

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PDラベル

【製品紹介】出荷準備で役立つラベルプリンターはコレ!

短納期のニーズに応えるためには、リードタイムを短縮することが大切です。そのため、スピーディーにラベルが印刷できるプリンターを導入することは有効です。ブラザーのラベルプリンター「RJ-4250WB」なら最高127mm/秒でラベルが印刷できるため、リードタイムの短縮にも役立ちます。またWi-FiやBluetoothで接続して印刷できるため便利です。

感熱ラベルプリンター(モバイル型)

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RJ-4250WB

【その他】製造現場の作業環境の最適化にも

製造現場で、使用する道具が見当たらず工場内を探し回る、といった経験はないでしょうか。 必要な道具がそろわないと作業が始められず、時間のロスが発生してしまいます。 ラベルシールを活用すればこうした問題を解決し、作業をすぐに開始することが可能です。
工場で使用する道具に「備品管理ラベル」、道具を収納する棚に「棚番号ラベル」を貼れば、決まった場所に収納するルールができて備品の整理整頓につながります。

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備品管理ラベル

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棚番号ラベル

【製品紹介】

製造現場で使うラベルは耐久性が重要です。生産過程で溶液を使ったり、ラベルの表面がこすれたりする環境で作業する場合には、ラミネート加工されているラベルが役立ちます。
ブラザーの「PT-P950NW」ならラミネートにより印刷面が保護されるので、印字が溶液や摩擦によって消えてしまうこともありません。

ラミネートラベルプリンター

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PT-P950NW

ラベルプリンターを活用し製造現場の改善を!

工程別に、ラベルプリンターを活用することで業務の改善を行う方法をご紹介しました。

改善のポイントは大まかに次の2つです。

・手作業で行っていた作業をデジタルに変える

・ラベルシールを活用して作業のルール付けをする

作業時間を短縮し、ヒューマンエラーを防止することが業務改善につながっていきます。この記事が、製造現場の改善を検討している方のヒントになれば幸いです。

   

ブラザー販売 ビジネスNAVI 編集部

ブラザー販売、ビジネスNAVI担当者です。ビジネスNAVI編集者として、トレンドコラムやお客様の導入事例、パートナー企業、製品のソリューション情報などを発信していきます。

   

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