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倉庫管理の現場はどう変わる? WMS導入事例紹介

「WMSの概要は分かったけれど、実際に現場で役立つのだろうか……」
最近WMSの導入を検討し始めた倉庫管理担当者様の中には、そうした不安を感じている方もいるのではないでしょうか。 検討材料のひとつとして、具体的な効果は把握しておきたいところです。

今回は、実際にWMSを導入した企業様の事例をいくつかピックアップし、現場の課題がどのように解決したのかをご紹介していきます。

倉庫管理の現場はどう変わる? WMS導入事例紹介

WMSにできること

すでにご存知の方も多いと思いますが、まずは簡単にWMSの概要と導入メリットをおさらいしておきましょう。

WMSの概要

WMSは、倉庫内業務の入荷/入庫管理、在庫管理、出荷/出庫管理などを効率化するシステムで、日本語では「倉庫管理システム」と訳されます。
理論在庫ではなく現物在庫の管理を特徴としているため、WMSを導入すれば倉庫内のモノをリアルタイムで管理できるようになります。

WMSのメリット

WMSには以下のようなメリットがあります。

WMSのメリット
・入出庫時にロケーションを指示してくれるため最適なルートでピッキングが可能になり、作業が効率化する。

・管理手法がマニュアル化されることで、従来手書きや目視で行っていた部分がシステム化され、ヒューマンエラーと作業の属人化を回避することができる。

WMSの導入事例

さて、ここからはWMSを導入した企業の事例を3つご紹介します。 どのような課題があり、どのようなWMSを導入し、どのような成果が出たのか、それぞれ見ていきましょう。

導入事例1:A社(文具を取り扱う3PL業)
「バーコードラベル&ハンディターミナルにより誤出荷が減少」

導入前の課題

・在庫管理をエクセルで行っていたため、製品数が多い場合は正確に把握できなかった。

・荷主が把握している在庫数との整合性がとれないことで、クレームにつながっていた。

・手元のリストに頼ってピッキングしていたため、ヒューマンエラーによる誤出荷が多かった。

導入したWMSの概要

1)入荷準備
荷主からの入荷予定データを取り込み、入荷リストを出力する。

2)入荷
入荷リストをハンディターミナルでスキャンし、入荷検品と入庫を行う(検品済みの荷物には入庫ラベルを貼る)。

3)入庫
入庫ラベルをスキャンし、ハンディターミナルに従って入庫保管。ロケーションラベルをスキャンする。

4)出庫
ハンディターミナルでスキャンしたピッキングリストに従って、ピッキングと出荷検品を行う。

導入後の成果

・バーコードラベルを活用した検品にすることで誤出荷がなくなった。

・現場で確認しなくてもリアルタイムに在庫状況を把握できるようになった。

・ハンディターミナルを用いたピッキングにより作業時間が短縮された。

 

導入事例2:B社(調味料を取り扱う倉庫業)
「目視からデジタルチェックへの切り替えで作業の属人化が解消」

導入前の課題

・目視により賞味期限の逆転チェックを行っていた。

・逆転チェックの難易度が高く、ベテラン社員任せ。時間もかかっていた。

導入したWMSの概要

1)入荷
荷主からの入荷予定データを取り込み、入荷リストを出力する。

2)入庫
入荷リストと商品のバーコードラベルをスキャンし、ハンディターミナルに従って入庫保管する。

3)引当
出荷指示データを取り込む際、システムが自動で賞味期限の逆転チェックと引当を行う。

4)ピッキング
ハンディターミナルでスキャンしたピッキングリストに従ってピッキングを行う。

5)仕分け~出荷
仕分けリストを用いて仕分け、出荷する。

導入後の成果

・バーコードラベルで管理することにより出荷の精度が向上した。

・賞味期限の逆転チェックを目視で行う必要がなくなった。

・作業の難易度が下がり、属人化しなくなった。

 

導入事例3:C社(バイク用品を取り扱う倉庫業)
「自社に合ったシステムの導入で従来のコストを大幅に削減」

導入前の課題

・荷主によってシステムを変えていたため、非常に費用がかかっていた。

・システムを都度変えていたことから基幹システムとの連携が取れておらず、在庫差異が発生していた。

導入したWMSの概要

1)入荷
ハンディターミナルで商品のバーコードラベルをスキャンし、入庫ラベルを貼る。

2)入庫
入庫ラベルをスキャンし、ハンディターミナルに従って入庫保管。ロケーションラベルをスキャンする。

3)出庫
ピッキングリストをスキャンし、ハンディターミナルに従ってピッキング。商品に送り状を貼る。

4)出荷検品~出荷
送り状を用いて検品し、出荷する。

5)基幹システム連携
在庫データを基幹システムに送る。

導入後の成果

・基幹システムと連携することで在庫差異がなくなり、在庫管理が正確になった。

・荷主によってシステムを変えなくて済むため、大幅なコスト削減が実現した。

各種プリンターとの連携でWMSをより良いものに

WMSとプリンターを連携させることで、業務効率がさらにアップする可能性があることをご存知でしょうか。 上記でご紹介した3社も、各種プリンターとの連携でより効率的な倉庫管理業務を実現しています。
ここではWMSと合わせて導入を検討したいプリンター3種をご紹介します。

入出庫ラベルの出力に!

製品写真

RJ-2150

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入庫ラベル

感熱モバイルプリンター「RJ-2150」

ハンディターミナルとの連携でラベルの簡単印刷を実現。ベルトやショルダーストラップに取り付け可能なため、作業者が持ち運びながら使用できます。また、業界最強クラス*の耐落下衝撃性能を誇り、ハードな環境での使用にも適しています。※2インチ用紙幅 モバイルプリンター国内市場において。2016年9月現在 ブラザー調べ

ロケーションラベルの出力に!

製品写真

PT-P950W

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ロケーションラベル

ラミネートラベルプリンター「PT-P950NW」

擦れや汚れに強いラミネートフィルムでラベルを保護するため、耐久性が求められるロケーションラベルなどの用途で活躍します。無料の専用アプリケーション「Brother iPrint&Label」をダウンロードすれば、Wi-Fi接続でスマホやタブレットからの印刷も可能です。

製品写真

TD-4520TN

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ロケーションラベル

熱転写ラベルプリンター「TD-4520TN」

熱転写が可能なので、紙素材だけでなく、耐久性の高い素材のラベルにも印刷できます。充実のインターフェイスで、バーコードリーダーやハンディターミナルとの接続も可能です。

ピッキングリストの出力に!

製品写真

HL-L6400DW

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ピッキングリスト

A4モノクロレーザープリンター「HL-L6400DW」

最高50枚/分*1の高速印刷が可能なモノクロレーザープリンター。約60万枚*2に対応できる高耐久設計も魅力です。操作を前面で行えるためメンテナンスが非常に容易で、省スペース設計なので設置場所も選びません。 *1 用紙サイズはA4。標準記録紙トレイからの場合。用紙サイズやデータ量により遅くなることがあります。
*2 製品の性能維持のためには定期交換部品の交換(有償)が必要です。

WMSの概要を理解したら、プロに相談を

今回は他社の導入事例をご紹介しましたが、まだイメージが湧きづらいという方もいらっしゃるでしょう。 導入を検討するにあたり、まずはある程度の概要理解が必要ですし、プリンターとWMSの連携についても把握しておくべきですが、そこから先はプロであるWMSベンダーに相談することをおすすめします。

WMSを導入するにあたり最も大切なのは、自社にマッチしたシステムを選ぶことです。 「自社の倉庫管理業務の特性に合わせてどうカスタマイズすべきか」「オンプレミス型かクラウド型か」「WMSと連携したプリンターの設置や既存製品の置き換えは必要か」など、あらゆる観点からプロと検討を重ね、ぜひベストなWMSを導入してください。

WMSベンダー(弊社パートナー)様のご紹介

■株式会社アトムエンジニアリング

設立 昭和58年1月
本社栃木県宇都宮市御幸ケ原町10番44号
Webサイトhttps://www.atm-net.co.jp/[新しいウィンドウ]

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