CSRの取り組み
あり続けたい姿と
SDGsへの貢献
あり続けたい姿
SDGs達成に向け
ブラザー販売が目指す2030年の姿
ブラザー販売は、プリンターやミシンなど人々に寄り添う製品・サービスを通じて、
「つなぎ合う」ことに全力で取り組みます。
一人では抱えきれない課題、ブラザー販売だけでは解決できない課題を
幅広く、多様なパートナーシップから生まれる新しいアイデアで
「解決し合う」社会の実現を目指します。
ブラザー販売が
SDGs達成に取り組む理由
SDGsでは「持続可能な社会」の実現が目標とされています。私たちは、真の持続可能性には人々が助け合い、互いの課題を解決し合えるような自立的なつながりが重要であると考えています。
ブラザー販売は経営理念に掲げる「At your side.」の精神に基づき、製品やサービスを通じてお客さまに寄り添い、お客さまの自立的なつながりを広げるお手伝いをしてまいります。
SDGs基本戦略
「つなぎ合う」そして
「解決し合う」社会の実現。
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医療の場で
つなぐ -
教育の場で
つなぐ -
地域社会で
つなぐ -
ビジネスの場で
つなぐ -
販売・物流の場で
つなぐ
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医療の場において
医療従事者と
患者様をつなぐ -
教育の場において
先生と子ども、
親と子どもをつなぐ -
地域社会において
子育て世代や子ども、
高齢者をつなぐ
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ビジネスの場において
ビジネスパートナーと
お客様の成功をつなぐ -
販売・物流の場において
製品と地球環境を責任を
持ってつなぎ続ける
社会に対する取組
医療の場において
医療従事者と患者様をつなぐ
病院・クリニック向けシステムとの連携を通じて、効率的な業務をサポートし、
医療現場の負担を減らすソリューションを提案します。
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患者様への説明資料をどこでもプリント
できることで医師と患者をつなぐ医療現場へのモバイルプリンター導入により患者様の説明資料をどこでもプリント可能に。超高齢社会における訪問診療・在宅医療 をはじめとして、医療従事者と患者様、ご家族の情報共有を円滑にします。
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各種検査における患者様の
検体管理バーコードで
医療現場と信頼をつなぐ血液検査などにおける患者様の管理をラベルプリンターでバーコード発行することにより、手書きの手間、記入ミスを防ぎ業務効率化と信頼性向上に貢献します。
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セルフメンテナンス可能なラベルプリンターで
薬局の業務効率化と患者さまサービスの向上に貢献お薬手帳ラベルの粘着剤が付着するカッター部分をセルフメンテナンスで交換可能。
機器の保守やメンテナンスに伴って生じる時間ロスの解消により、薬局の業務効率化が促進され、患者さまサービスの向上にも貢献。
教育の場において
先生と子ども、
親と子どもをつなぐ
子どもたちの健全な育成と学習に役立つ商品、Webコンテンツを提供し、
パートナーシップを通じて子どもたちが楽しみながら学べる機会を創出します。
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創造的教育コンテンツの提供を通じて
親子コミュニケーション創出や教育現場に寄り添う教育現場や、自宅でプリントできるペーパークラフトなどの教育コンテンツ/キットを提供することで、子どもの創造性を高める教育環境づくりを支援します。
家庭だけではなく、保育や教育現場でもペーパークラフトを活用いただくことで保育士や先生の業務負担軽減と、子どもと向き合う時間や心のゆとりの実現に貢献し、保育・教育の質向上を支援します。 -
保育園や幼稚園の業務改善を通じて
保育士/先生と子どものつながりを支援保育/教育現場へのスキャンカットの導入支援を通じて、多忙を極める現場の業務改善を推進。
保育士や先生の業務負担軽減と、保育園や幼稚園の豊かな環境づくりを同時実現し、子どもとのつながりを支援します。
地域社会において
子育て世代や子ども、
高齢者をつなぐ
多くの人がアクセスしやすい手作りの文化やコミュニティ、場所を形成することで、
地域における共助を育む空間を創造します。
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ミシンの楽しさを通じて
地域の人と人のつながりを創る「ブラザーソーイングカレッジ」を全国で開催。
ソーイングを楽しむコミュニティ形成を通じて、地域の人と人のつながりを創出。
つくる喜びの共有や、趣味仲間の拡がり、孤独の解消など、「手作り文化」を通じた豊かな地域社会づくりを目指しています。 -
廃棄予定のプリンターや複合機を修理して
市民のつながりに生かす取引先販売店様で展示されていた製品など、廃棄予定のプリンターや複合機を修理し、各地域の市民団体や福祉団体などへ寄贈する取組。製品の寄贈によって地域社会の担い手を支援し、地域のつながり強化を支援しています。
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ブラザー販売の資産を活かした地域社会への貢献
ブラザーの製品、サービスといった資産が、社会課題とその解決に取り組む人々を「つなぎ合う」ことで貢献していきたいと考えています。
包括連携協定及び連携協定を結び、連携した取り組みにより、安心して暮らせる豊かな地域社会づくりを目指します。
経済に対する取組
ビジネスの場において
ビジネスパートナーと
お客さまの成功をつなぐ
ブラザーならではのユニークな提案で働き方改革を支援します。
ガーメントプリンターなど生産財の販売やソリューションの提案により新たなビジネスへの挑戦をサポートします。
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定額プリントサービスで診療に集中できる環境が実現し、
地域に信頼される医療の提供を推進定額プリントサービス「フラット12」でインク補充や保守対応等のストレスが解消し、 医療現場の効率化が促進。地域に信頼される医療の提供を推進します。
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モバイルソリューションで
企業と働き方改革をつなぐモバイルプリンターとクラウドサービスとの連携により、外回りでの業務中の伝票出力や在宅ワークでの資料出力において飛躍的な業務効率を実現し、企業と現場を常につなぎながら働き方を変革します。
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軽量&コンパクト、堅牢性の高いモバイルプリンターで
現場の業務効率化・負担軽減屋内・屋外のハードな現場環境での利用を可能にし、現場作業を力強く支えます。
その場で印刷でき、業務の効率化を実現いたします。 -
新たなビジネス創出を支援し
作り手と顧客をつなぐプリントオーダーシステムと連携し必要な枚数を必要な方に提供するビジネスモデルを構築。
大量生産大量消費からの脱却と、小規模プリント工場の事業成長を支えます。 -
ビジネスパートナーとの協業による
オンサイトサービス体制の強化ブラザー販売では、北海道から沖縄まで全国の大切なお客様をサポートするため、サービスパートナーとの協業により、オンサイトサービス体制の充実に努めています。
定期的な講習会実施により総合的なお客様対応力向上・高い技術レベルの取得に努めお客様の不安を一刻も早く解決するために努力してまいります。
”顧客満足”に留まらず、“顧客の成功”に寄り添える組織を目指しています。
環境に対する取組
販売・物流の場において
製品と地球環境を
責任を持ってつなぎ続ける
使用済み消耗品の回収活動と、販売促進ツールの環境配慮推進により持続可能な事業活動を目指します。
物流の見直しにより脱炭素社会の形成に貢献します。
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販売促進ツールの環境配慮を推進し
販売現場と地球環境をつなぐ販売店で使用される販売促進ツールの素材を環境配慮素材に切り替える他、製品カタログの冊数を削減し、森林資源保護や水資源保護に配慮した販売促進活動を推進していきます。
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製品輸送におけるモーダルシフトにより
物流と地球環境をつなぐトラック輸送が中心の国内物流を鉄道輸送に順次切り替えることで、製品物流過程において排出される二酸化炭素を削減する取組を推進していきます。
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使用済みカートリッジ回収
-限りある資源を有効に活用する、環境配慮・環境保全の活動推進-ブラザーでは、循環型社会への取り組みの一環として使用済みインク/トナーカートリッジ及びドラムユニットの回収・リサイクルに取り組んでおります。
・プリンターメーカー共同で、郵便局を回収窓口とする「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」
・財団法人ベルマーク教育助成財団が推進するベルマーク活動
・最寄りのコンビニや宅配ボックスで消耗品回収「SMARI(スマリ)」
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環境意識の向上
-消耗品の回収量に応じた植樹活動-ブラザーグループでは、2008年度より「ブラザーの森 郡上」で植樹活動を行っています。従業員やその家族が中心となって行う本活動は、グループ全体の環境活動の活性化、環境に対する意識の向上などを促進する活動の一つです。ブラザー販売でも、グループの一員として本活動へ継続的に取り組んでおり、トナーカートリッジなど使用済み消耗品の回収量に応じてエコポイントを積み立て、ポイントに相当する苗木を提供しています。
従業員の育成
環境課題をはじめとする
社会課題への
知識と意識を持つ
従業員の育成
自らが積極的につながりを持つことで、環境課題をはじめとする社会課題への知識と意識を持つ従業員を育成します。
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ひとりひとりの強みを生かす
ダイバーシティ実現を目指すひとりひとりの社員が持つ、様々な強みや可能性を最大限発揮できる会社であること。 それがブラザー販売の考えるダイバーシティ実現です。
具体的には、従業員一人ひとりに対しては、 各種研修などの成長・キャリア支援を提供しています。
組織に対してエンゲージメント調査を基にした改善支援、従業員同士の1on1や、 経営層と従業員の対話機会を積極的に設けています。
これらを通じて、従業員と会社が想いを伝えあえる仕組みを作り、活気のある風土醸成に取り組んでいます。 -
従業員の9割超が環境社会検定試験®
(eco検定)に合格お客様やビジネスパートナーに対して、ブラザーの環境への取り組みや製品の環境配慮機能を充分に説明できることを目指し、2008年より従業員のeco検定合格を目標とした活動を継続しています。
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チームワークを高める
社内コミュニケーション向上を目指して2011年より毎年開催している「Brother Japan Conference」は、全従業員が一堂に会し、外部講師を招いての講演会、社長賞などの各種表彰、各部門の方針や戦略の共有、新製品のお披露目、従業員間の親睦をはかる交流会などを行っています。また、従業員と経営層との直接対話を重視した「タウンミーティング」では、社長がグループディスカッションに参加し双方向コミュニケーションを通じて新たな気付き、発見、モチベーション向上につながっています。(2022年度35回実施)
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事業所単位での地域に密着した貢献活動
ブラザー販売は全国8か所に事業所があり、事業所単位での社会貢献活動にも取り組んでいます。東京事業所では、2010年より京橋大根河岸青物市場跡地の清掃活動を続けています。地域の方々からは嬉しいお声もいただいており、引き続き地域社会に密着したきめ細かい貢献活動を進めていきます。
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CO2排出削減への取組み
ブラザーグループは世界各国・地域で事業展開するグローバル企業として、地球温暖化防止への取り組みを最重要課題の一つと位置づけています。CO₂排出量については2020年度の中期目標を定めた上で、CO₂排出量削減活動の対象範囲をグループ全体に拡大しています。
ブラザー販売においても販売活動を中心とした事業活動全体を通じて発生するCO₂の排出、廃棄物の発生など、環境負荷を定量的に把握し、環境負荷削減を推進しています。
責任ある経営
SDGsに貢献する企業としての責任ある経営(CSR経営の推進)
ブラザーグループは、中長期的な視野に立ってグローバルなCSR経営を推進することで、さらなる事業の成長を目指すとともに、「Brother」を、お客様をはじめとするすべてのステークホルダーから信頼されるグローバルなブランドとして確立すること、そして、従業員にとってブラザーグループが心の底から「誇りの持てる企業」となることを目指しています。グループの国内マーケティングを担うブラザー販売では、コンプライアンス、情報管理など業務の適正を確保するための体制の構築に取り組むとともに、国連総会において採択された「持続的な開発目標(SDGs)」に掲げられている17のゴールの達成に貢献するために、事業活動を通したお客様や地域社会の課題解決を継続してまいります。
業務の適正を確保するための体制
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コンプライアンス
- ・コンプライアンス行動基準を制定
- ・取締役が全国の拠点を訪問し、
啓発と従業員との直接の対話を実施 - ・ Eラーニングや顧問弁護士による集合研修を実施
- ・月次でコンプライアンスニュースを発行し
従業員の意識付けを強化 - ・社内および社外通報相談窓口を設置・運営
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情報管理
- ・情報の機密度を4段階に区分し、
情報の保管・アクセス・廃棄などのルールを設定 - ・メールやファクス誤送信防止を目的とした
ハード・ソフト面の仕組みを導入 - ・従業員個人毎に情報システムへのアクセスログを取得
- ・特に顧客情報をはじめとする個人情報については
極秘情報と位置付け、組織的・人的・物理的・
技術的な安全管理措置を構築 - ・内部監査のほか情報リスクアセスメントを実施
- ・情報の機密度を4段階に区分し、
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リスク管理
- ・リスクを洗い出し発生確率と影響度の両面で評価
- ・リスク対策の立案と実施および見直し
- ・重大リスクについては親会社であるブラザー工業へ報告
- ・事業継続プラン(BCP)の策定と継続的な見直し
健全な活動を支えるための体制
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「子育てサポート企業」として多様な働き方を支援する体制を
「子育てサポート企業」として、3度の厚生労働大臣認定(くるみん認定)を受けています。
フレックス勤務制度や在宅勤務制度を導入し、多様な働き方を支援する仕組みづくりへ注力し続けています。 -
健康経営推進体制を構築し従業員の健康の保持・増進活動を展開
当面の重点強化策:生活習慣病重症化予防、受動喫煙防止、メンタルヘルス対策 等
ブラザー販売 健康経営宣言
ブラザー販売の経営理念に掲げている、
「ビジネスに活力を、暮らしに楽しさを。すべての人に”At your side”」
を実現するため社員一人ひとりが健康で活き活きと活動出来ることが、事業経営の継続と成長の根幹であります。
ブラザー販売は、「ブラザーグループ健康経営理念」の着実な浸透をめざし、社員やその家族の自発的な健康維持推進活動に対する積極的な支援を行います。
ブラザー販売株式会社 代表取締役社長
最高健康責任者 安井宏一 -
「健康経営優良法人2024」に認定
2018年~2024年まで7年連続、健康経営優良法人(大規模法人部門)に認定されました。
特に、生活習慣病リスクの高い従業員に対して、ICTを利用した積極的な個別指導を実施しております。従業員の健康意識も高く、がん検診受診率は95%以上となっております。管理職全員がメンタルヘルスマネジメント講習を受講し、部下のサポートに積極的にかかわっています。
健康経営優良法人認定制度
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
(出典:経済産業省HP)従業員の健康に関する長期目標「健康ブラザー2025」
健康経営理念に基づき、従業員が活き活きとさまざまな能力を発揮するために2025年までに達成すべき長期目標「健康ブラザー2025」を定めています。
「健康ブラザー2025」達成に向け、安全衛生法令の順守をベースに従業員が、明るく・楽しく・元気に日々過ごすこと、自発的に健康づくりに取り組むこと、仕事と健康を両立することを柱に、活動を推進しています。