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コスパの良いプリンターって?インクコストの抑え方やその他の節約方法をご紹介!
プリンターを購入しようと思うと本体の価格ばかりが気になりがちですが、意外にもインク代など後のランニングコストが高額になることがあります。
コストパフォーマンスの高いプリンターを選ぶには、購入時だけでなく将来のコストまで意識しておくことがとても重要です。
この記事では、プリンターのコストの考え方や、ランニングコストの抑え方についてご紹介します。
- この記事の目次 -
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コスパがいいプリンターとは?
そもそも、プリンターのコストにはどういったものがあるのでしょうか。
大きく分けると (1) 初期費用(本体価格)、(2) ランニングコスト の2種類がありますが、ランニングコストの中にはインクコスト(インクジェットプリンター)または、トナーやドラムなど(レーザープリンター)の消耗品、用紙、電気代など様々な要素があります。
まず、初期費用(本体価格)については1万円程度のものから10万円以上するものまで様々で、プリンターの種類や機能が価格を決める上で重要な要素となります。
最も一般的な家庭用のインクジェットプリンターで、A4サイズまでのプリント、コピー、スキャンなどの基本機能が備わったものなら1万円~3万円程度から購入することができます。
最初のインク代と用紙代を入れても3万円~4万円程度の予算があれば、比較的多くの種類の中から選ぶことができるでしょう。
初期費用をとにかく抑えたいなら、最低限のプリント機能を備えた1万円~2万円のものを選ぶことも可能です。
また、プリント、コピー、スキャン機能以外に、電話やFAXなどの機能を備えたプリンターを選ぶとやや費用が高くなる傾向にあり、1万円代のものは少なく、多くは2~5万円程度です。
さらに、A3サイズの印刷が可能なプリンターや、大量印刷が可能なレーザープリンターなどになると業務用に使用するものも多くなり、高いものでは10万円以上になります。
ただし、安いものでは1~5万円程度とインクジェットプリンターと変わらない価格で購入できるものもあり、家庭で使用しても全く問題はないでしょう。
ランニングコストには、インク代、用紙代、電気代などいくつかありますが、特に大きな比重を占めるのがインク代(レーザープリンターの場合はトナー代)です。
1回の出費はインクならマルチパックなど、複数色パックのインクだと、4,000円~6,000円程度と、5回も購入すればプリンター1台に匹敵するような価格になってしまうこともあります。
ただし、1回インクを購入することでどのくらい使用できるのかは、プリンターのモデルよって異なります。
そのため、多くのメーカーでは、プリンターは1枚あたりのインクコストが公表されており、プリンターのコストを決める上で重要な指標となります。
1枚あたりのインクコストは、一般的なものでモノクロ印刷なら1円~3円/枚、カラー印刷なら8円~12円/枚程度であることが多い様です。
また、コストにこだわったモデルの中にはカラー印刷が5円以下などのものもあるので、ランニングコストを抑えたい場合はそういったコストを抑えられるモデルを選ぶといいでしょう。
インクコストを抑えるには?
1枚あたりの印刷にかかるインクコストはプリンターのモデルによって決まるため、インクコストを抑えたい場合には、購入の時点でコストパフォーマンスに優れたものを選ぶ必要があります。
プリンターにはいくつか種類がありますが、インクコストを抑えたいなら以下の3つのタイプがおすすめです。
インクにはカートリッジ一体型とカートリッジ独立型という2つの種類があります。
カートリッジ一体型とは、インクカートリッジが、各色で別れておらず、例えば、黒インク以外のカラーインク(マゼンダ、イエロー、シアン)の3色がまとまってカートリッジに入っているものなどがそれにあたります。
一方で、独立型とは3色それぞれが独立してカートリッジに入っているものです。
一体型は、カートリッジの交換が3色まとめて1回で済むため手間がかからないというメリットがありますが、どれか一色が終わった時に他の色が残っていても交換しなければならないので、コストパフォーマンスの面では独立型に劣る場合が多いようです。
コスパの良さを重視するなら独立型がおすすめです。
大容量インク搭載モデルとはコストパフォーマンスにこだわって作られたプリンターで、通常のインクよりも一枚当たりの印刷費用が安くなる傾向にあります。
1枚当たりのインクコストは、モノクロなら1円/枚以下、カラーなら4円/枚程度のものもあり、通常モデルのプリンターと比較して半分~3分の1程度の価格で印刷が可能な場合もあります。
印刷枚数が多い方は、インク交換の手間も軽減できるので一度チェックしてみるといいでしょう。
家庭用プリンターのインクの数は4色~6色程度が主流です。
一般的に、色の数が多い方が細かな色のニュアンスを表現できるといわれていますが、コストパフォーマンスの面でみるとインクの数が多いほど、まとめて購入するときのコストは高くなる傾向にあります。
写真の印刷が多く色のクオリティにこだわりたい場合は6色あったほうが良いとされていますが、4色タイプであっても、現在市販されているモデルは、印刷品質も向上しており、写真画質も良い場合があります。
写真印刷の発色などは、個人の好みもあるので、一度、お近くの家電量販店などで、店頭に並んだ印字サンプルなどを比較してみるのも良いでしょう。
また、文書や資料の印刷がメインで、写真はあまり印刷しないという方であれば、4色タイプを選ぶのが適しているでしょう。
用紙代、電気代、その他の節約方法
インクコスト以外にも、以下のような部分を意識するとさらにコストを抑えらる可能性があります。
用紙には普通紙、上質紙、再生紙などの種類がありますが、コストで選ぶなら普通紙がおすすめです。
また、枚数が多いものの方が安く購入できることもあるので、プリンターを継続的に使用することが分かっている場合にはある程度まとまった枚数のものを買うとさらにコストを抑えられるでしょう。
同じ普通紙でも最近では様々な値段のものがあるので、ネットなどで安いものを探してみるのもひとつの方法です。
単機能型のプリンターは、多くの機能が備わった複合機型のプリンターに比べて消費電力が少ないと言われています。
プリント機能以外一切使う予定がない場合は単機能型を選ぶのも一つの方法でしょう。
ただし、スキャナやファクスなどを別で購入することになった場合には2台分の電気代がかかるので、複合機型のほうが向いている場合もあります。
印刷枚数が多い場合には、レーザープリンターを選ぶというのも一つの方法です。
オフィスなどで使用される大型プリンターのイメージが強いかもしれませんが、コンパクトな家庭用のレーザープリンターもあり、手頃な価格で購入できるものも多いです。
インクジェットプリンターとは印刷の方法が全く違い、一度のトナー購入には費用が掛かりますが、一般的にレーザープリンターの方が、インクジェットプリンターよりランニングコストが安価な場合が多いようです。
ただし、消費電力という観点では、レーザープリンターの方が、多くの電力を消費するため、レーザープリンターを選ぶ際は、その点も確認することが必要です。
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まとめ
ランニングコストをあらかじめ意識しておくことで、ゆくゆくインクが高すぎて購入できない、印刷を最低限にしないといけないなど、せっかく買ったプリンターが思うように使えないといった事態を避けることにもつながります。
プリンター選びでは、使用する用途などをよく考えて必要な機能が備わっているものを選ぶことに加え、将来的なコストもできる限りチェックしておくことが大切です。
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