ブリッジ型 プログラム式電子ミシン

NEXIO BAS-370K 基本機能

BAS-370K
  • BAS-370K

・アナログ調整を電子化したDIGIFLEX TUNE機能を搭載
・上糸張力センサーが目飛び検知、糸切れ検知、動張力監視
・XY独立ブリッジ型機構で高品質な縫製を実現
・縫製エリア: 800×700mm (800×850mm)*
 ※設定などの変更により最大850mmまで可動

製品紹介

動画サムネイル

デジタルセンシング技術によるダウンタイム最小化、大型縫製物に対応したワイドな縫製エリア

独自のブリッジ型形状で高速かつ高精度で安定した縫製品質を実現

ブラザーの革新的デジタル技術で、アナログ調整を0.01ミリ単位の精度に。

生産効率と品質を高水準で保ち、安定した生産をサポートします。

生産性
縫製不良によるミシンの調整時間が、 センシング技術により大幅に削減されます。

再現性
0.01ミリ単位の調整が可能になり、人や環境による調整のばらつきが、なくなります。

展開性
調整状態がデジタル化され、異なる工場や国でも全く同じ調整が可能になります。

調整のデジタル化

センシングを用いたデジタル調整方式は、針棒高さ位置、針とかまの出合いタイミング、針受、針の隙間などの調整を、パネルの数値を確認しながら容易に調整できます。 

 

縫製不良の未然防止

オイル残量センシング

 オイル量が少なくなったら警告することで、オイル無し稼働による縫製不良やミシン破損を未然防止します。  

スマートなマシン管理

本体のパネルでミシンの調整の”目標値”、”基準値”を数値で設定、確認することができ、本体の状態を”現在値”として見ることができます。

ミシンの現在の調整値が目標値から外れている際には、警告を出して、調整の状態を適切に保つことができます。さらに、その数値を蓄積し、縫製条件として活用することも可能です。

上糸張力センサー

目飛び検知、糸切れ検知、動張力監視によって縫製不良を検知することで、不良品が後工程に流れることを防止します。

検知が可能な縫製不良の例


磁気センサーで直接上糸張力を検出することで、目飛び、糸切れを判別します。
*張力を監視し続けることで、その他の不良や異常の判定基準を追加する予定です。

生地厚検知

縫い始めの生地厚を測定し、規定値内に収まっているかを判別することにより、セッティングミスを未然に検知します。
設定値と異なる場合はエラーを表示する機能を標準で搭載し、お知らせします。

カスタマイズソリューション

カーテンエアバッグ縫製システム


ブリッジ型ミシンの特徴を活かしY方向のエリアを拡張することで、カーテンエアバッグの縫製に必要な縫製エリアを確保することができます。

パラレルパレットチェンジシステム


縫製エリアを左右分割して縫製と生地段取りを交互に行うことにより、高生産性と省スペース化を実現します。

ダイレクトロール縫製システム


裁断前の原反を直接縫製することで、ロールtoロール方式などの前後工程のカスタマイズが可能です。

オプション

 

自動ボビン交換装置
ボビンを自動交換することでオペレーターの負担低減と生産性向上に寄与します。

ボビン回転検知
ボビンの回転をセンサーで検知することで、不良品の流出防止に寄与します。

下糸残量検知
ボビンの糸残り量をセンサーで検知することで、オペレーターの負担軽減と縫製不良の発生防止に寄与します。

大エリアの縫製で、高生産性・高品質・省スペースを提供

XY軸独立駆動機構

 

ブリッジ型機構の採用により縫製面積を最大化することで、エアバッグなど、これまで縫うことが難しかった大きな素材の縫製が可能になりました。
また、XY独立送り機構により高い縫製制度を実現し、カーシートや皮革製品などに高品質な「デザインステッチ」を行うことが可能です。

大きな縫製物も高生産性、高品質に縫製

コンパクトな設置面積で、広い縫製エリアを実現

縫製エリアは大きくなりましたがブリッジ型機構を採用しているので、ワークエリアの必要稼働領域の最小化を可能にし、設置面積は従来のアーム型より小さくなっています。

縫製有効エリアの拡大

縫製エリアが従来のモノより広くなり、より大きな縫製対象物を縫製できるようになりました。
今まで2列縫製できなかったサイズのものも並べることができるので、より効率の良い縫製も実現します。

生地を重ねてクランプしたり、複雑に重ねて縫製可能

間欠押えのパルスモーター化

独立した機構となるパルスモーター駆動を採用。
縫い始めに間欠押えを降下させたまま縫製することで、縫い始めの目飛びを予防します。
またストローク調整がパネル操作のみで可能で、間欠押えの最下点を基準に設定後、ストローク量を設定するのみと、操作も簡単です。 

頭部上昇装置

頭部が70mm上昇することにより、多様な厚みのある素材やクランプのトグルなどにも頭部が接触せず、縫製プログラムに回避ルートを作成する必要がなく、より早い縫製が可能です。(BAS-370Kのみ)

メンテナンス性・アクセス性の向上

縫製作業補助

操作パネルの起動時間が大幅に短くなり、約5秒で作業を開始できます。
主軸モーターは550Wから800Wに出力アップしました。

コントロールボックス

コネクタの外部集中配置拡張入出力用端子台は、IO : IN 25 / OUT 32

調整作業のしやすさ

前側針板補助板を3分割化。磁石で固定されているので、工具を使わず取り外すことが可能です。
釡メンテナンスカバー(開閉センサー有り)は大きくなり、補助板(作業台)の高さも50mm低くなったため、アクセス性が向上し、より調整がしやすくなりました。

様々な縫製アイテムの条件変化に対応
高い品質安定性と、稼働率向上

ブリッジ型機構を採用することにより縫製エリアを最大化することで、これまで縫製が難しかった大きな生地のエアバッグなどの縫製が可能になりました。
また、XY独立機構に高い縫製精度を実現し、カーシートや革製品などへの高い品質のデザインステッチを可能にしました。

エアバッグ

フロントエアバッグ、サイドエアバッグ、ニーエアバッグ、後席エアバッグなど、大型のエアバッグでも高密度で安定した縫製品質を実現。
ミシンにオプションをつけることで、カーテンエアバッグにも対応できます。

カーシート

デザインステッチを品質高くデザイン通りに縫うことができます。
カーシートのような厚みのある異素材の縫製も丁寧に安定した縫製品質を実現します。

革製品

角部の綺麗な縫製、硬い異素材の縫製も丁寧に安定した縫製品質を実現します。

サポート

ブリッジ型プログラム式電子ミシン ラインアップ

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