Customer Voice

ステッカー作りから部品の複製・
製作まで、
スキャンカット1台で
可能性が広がります

株式会社内外出版社
「オートメカニック・月刊自家用車」

「月刊自家用車」の創刊によって設立された自動車雑誌としては3本の指に入る老舗の出版社である株式会社 内外出版社。現在では、クルマ、モーターサイクル誌ばかりでなく、フィッシング誌、ヘア&ファッション誌など、趣味と実用の幅広いジャンルで12誌を定期発行しています。「月刊自家用車」や車のメンテナンスに関する専門情報誌、「オートメカニック」編集部。男の趣味を究めるこだわりの職場でスキャンカットがどう活用されているのか、その様子をお伺いしました。

月刊自家用車編集部・編集長 田中哲也さん
月刊自家用車編集部・
編集長
田中哲也さん
オートメカニック編集部・編集長 山形悠貴さん
オートメカニック
編集部・
編集長
山形悠貴さん
ペーパークラフト作家 亘理知之さん
ペーパークラフト作家
亘理知之さん
株式会社内外出版社・営業 柳田浩幸さん
株式会社内外出版社・
営業
柳田浩幸さん

1日かかる作業が20分で完了!
短時間で一気に作業が
できるように

どのような場面でスキャンカットを使用されていますか?

私たちはオートメカニックという雑誌を制作しており、「旧車ペーパークラフト」という特別付録を付けています。販売部のメンバーは書店などで販促キャンペーンなどを行いますが、その際にはペーパークラフトを実際に展示します。
クラフトの組み立ては編集部が行いますが、その前準備としてパーツを切り分けたり、完成予想図を作っており、そこでスキャンカットを使用しています。以前は手作業で作っていたのですが、細かなパーツが多いので切り分けるだけでも1日かかってしまうこともありました。
それに細かなパーツが多いのでなくしてしまうこともしばしば。
それがスキャンカットを導入してからは、設定込でも約20分でパーツを切り出せるように。データを保存しておけば、何度でもパーツを作ることができるので失くしてしまっても問題ありません。編集部ではペーパークラフトではなく“ペーパーモデル”と呼ぶ者もいるほど精密なクラフトなので、こんなに短時間で作業できることに本当に驚いています!

手書きのイラストを
そのままカット
ダイレクトカットが効率化UPに

スキャンカットが便利だと思うことは?

何と言ってもスキャンからカットまで1台で完結できることですね。他のカッティングマシーンをいくつか使いましたが、パソコンを使わずに、スキャンした素材をカットするダイレクトカット機能があるのはこれだけ。パソコンを起動するのって面倒じゃないですか?
他にもイベントに持参して、その場で手書きのイラストをステッカーにする、なんて実演もできるので、会社のアピールにもなります。業務用カッティングマシーンほど大きくもありませんので、持ち運びも苦にならないコンパクトなサイズ感。
また、一度スキャンしたデータは本体に記憶させることができるので「パソコンでデータを作り直してから、プリンターに接続して…」という手間もなく、本当に効率的です。思いついたらどんどん試作品ができることも嬉しいですね。

誰でも簡単に操作ができる!

もうひとつ便利だと思ったことは操作が簡単なこと。本体の液晶画面をタッチして操作するんですが、感覚的に動かせるんです。編集部では初めて使うにも関わらず、トリセツを読まない人ばかりでしたね(笑)。
もちろん、ひとりで操作できますので、電源さえあればどこでも使えます。スキャンしてカットするダイレクトカット機能だけでなく、内蔵のデータとオリジナルデータとの組み合わせなどの応用技も複雑な操作は必要ありませんでした。

ペーパークラフト以外にも使用していますか?

月刊自家用車という雑誌と我がオートメカニックがタッグを組んで、様々なメディアが出場する「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」に参加しています。各媒体の方が同じロードスターに乗ってレースを行いますが、カラーリングはカスタムが可能。
ちょうどスキャンカットを使用していたので、これは面白いパフォーマンスになるなと思ったんです。それで会場にスキャンカットを持ち込んでカスタムを進めたんです。スピーディにどんどん貼り付けていくので、かなり注目を浴びましたね。しかも「プリンターみたいな小さい機械で一体何をやってるの!?」、みたいな感じで驚かれましたよ(笑)。現場にいた雑誌関係者など色んな方に注目していただけて、素直に嬉しかったですね。
もうひとつは、現在オートメカニックで連載している「週末男のDIY」という企画で使用しています。実はこれ「スキャンカットで何かできないか」という観点から始まった企画で、実際にスキャンカットを誌面に登場させています。今は基本操作などを中心にしていますが、結合機能など応用編までやりたいですね。読者の方から興味を持ってもらえていますので、何か面白そうなことができればいいですね。

ガスケットの製作にも使える!?
いろんな部品の再現ができるかも

今後やってみたいこと

現在ではペーパークラフトやステッカー、ステンシルなどにスキャンカットを使用していますが、紙や布以外にも使えるんだなと実感したことがありました。それはSNSで目にした情報なんですが、自動車に使用される“ガスケット”という部品づくりにスキャンカットが向いてるんじゃないかということ。
ガスケットとはエンジンなどに使われているシール材で、パイプとパイプの間に挟み気密性を高めるためなどに使用されています。部品を着脱するため溶接などでくっつけることができず、定期的にメンテナンスをする消耗品です。もしスキャンカットで作ることができれば、読者の皆さんは自分でレストアやカスタムをする方が多いので、きっと喜ばれるんじゃないかと思っています。というのも、ヴィンテージカーや海外製の自動車の場合、部品を探すのも一苦労。自動車が既に製造されていないデッドストックであることも多いので、ガスケットをはじめ、様々な部品をオークションで探されている方も多いんです。スキャンカットはデータを保存しておけばいつでも再現可能なので、コストや時間をかなり削減できるのではないでしょうか。

今後期待していること

スキャンカットを使用する際、素材や厚みに合わせて刃の出量などを自分で設定しますが、今後の新しい製品では刃の出量などの調整も自動になるという噂を聞いたことがあります。刃の出量などを選ぶこと自体が難しいわけではありませんが、もし自動になればますますお手軽になると期待しています。
また、現在では仕事用に限定してスキャンカットを使っていますが、例えばバイクやガレージのカスタムにもお薦めです。
まさに「週末男のDIY」ではありませんが、例えばパンフレットなどを立てておく道具などインテリア用として色々と製作してみたいですね。
ほかにもお子さんは夏休みの課題などにもいいんじゃないでしょうか。思い通りにいろいろとカットできますので、創造力を養うことができそうです。本当に家族みんなで楽しめる製品だと感じています。

クリエイティブユニット「nanabo」代表、コミュニケーションデザイナー NanaAkua(ナナアクヤ)さん

クリエイティブユニット
「nanabo」代表、
コミュニケーションデザイナー
NanaAkua(ナナアクヤ)さん

ペーパークラフト教室
光野アユミさん

ペーパークラフト教室 光野アユミさん

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