Customer Voice

1日中カットに費やしていた
時間が
作品づくりのアイディアを
練る時間に

クリエイティブユニット「nanabo」代表
コミュニケーションデザイナー
NanaAkua(ナナアクヤ)さん

クリエイティブユニット「nanabo」代表であり、コミュニケーションデザイナーのNanaAkua(ナナアクヤ)さん。プラスティックの板(通称:プラバン)を使って作るアクセサリー作品や、消しゴムハンコ、はたまたイラストやグラフィックデザイナーと、多岐に渡って活躍をされています。特にプラバンアクセサリーについてはこれまでに7冊もの本を出版されているほか、ワークショップの講師としても活躍。細やかな作業や準備が必要な現場で、スキャンカットをどのように活用されているのか伺いました。

腱鞘炎になるほどハサミを使う
生活が
スキャンカットとの
出合いで一変!

スキャンカットを初めて知ったのはいつですか?

これまでに7冊の本を執筆していますが、ちょうど4冊目の本を手掛けていた頃で、2015年のことでした。思い返してみると、1冊目を世に出した頃は様々な方から「もう1冊出しましょう」というお誘いや、ワークショップの依頼をいただきました。プラバンアクセサリーは薄いプラスティックの板を切り、オーブントースターなどで加熱して硬く加工することで出来あがります。今までは手作業で切って作っていましたが、腱鞘炎になってしまったんです。
ハサミを持つ手が強張って、もう片方の手で外さないといけない程でした。それでプラバンをカットしてくれるマシンを探し始めたんです。何とかしないとヤバいなと(笑)。でもカットできる機械はなかなかなくて、インターネットで色々調べたところ、複数のプラモデル愛好家の方がスキャンカットを薦めているページを見つけたんです。使いやすさはもちろん、コスパも優秀だと。それに日本のブラザーだという安心感もありました。それ以上に、このままだと作品も作れなくなるかも、と感じていたので迷わず購入しました!

事前の準備もスムーズになり
多くのお客様に
喜んでいただけるように

実際使用してみた感想や反響などはありましたか?

もう「何だこれは!?」っていうくらいに感動しましたね! 例えば本の制作段階では完成品だけでなく、もちろん途中の工程も撮影します。通常の制作の5倍の部品を切らなければいけません。時間が限られたなかで、失敗した時などのことも考えて予備の部品もカットしておくなど、とにかく膨大な量をカットしなければいけません。それに手作業だと疲れもあるので、最初と最後で同じクオリティにするのが厳しくなります。
でも、スキャンカットは同一のクオリティをキープできます。それに、手作業の場合は型紙をなぞって形を写してから実際に切るという2工程が必要なのですが、スキャンカットはセットすれば自動で切ってくれますよね。本当に準備に費やす時間を短縮できるんです。スキャンカットを導入してからは、ワークショップの際も事前に多くのプラバンを切ることが可能になり、参加者用のプラバンを数多く準備できるようになりました。その結果、一度にワークショップへ参加いただける人数を増やせたんです。ワークショップに参加したお客様からも「きれいに切れるんですね」と言われて嬉しかったですね。スキャンカットを使って良かったと感じた瞬間のひとつです。

スキャンカットをどのように使用していますか?

ワークショップの前日は1日中使っていて、多い時は200~300枚切っています。参加される人数が少ない場合はハサミで参加者の方に切っていただきますが、人数が多い場合はスキャンカットを使って人数分のプラバンを事前に準備しています。というのも、手作業で切っていただく場合、どうしても失敗することがあります。少人数であれば都度対応できますが、大勢の方に教える場合は、対応するだけでも時間が過ぎてしまいます。複雑な形であれば、初めての方にはどうしても難しいですので。何よりも切るだけでなく、有意義なワークショップの時間を皆さんに過ごして欲しいと思っています。
他には九州で手づくりフェアというイベントがあり、そこでトークショーをする機会があったんです。ただ実演するだけでは面白くないので、スキャンカットを使ってその場で作品を完成させてしまおうと考えました。30分という短い時間で完成させたこともあって、とても喜んでいただけましたね。しかもイベント後には抽選で作品をプレゼントしたんです。普段私は作品を販売していませんので、お客様に喜んでいただける良い機会になりました。

スキャンカットのお気に入りの機能はありますか?

自分でイラストを作れることもあって、イラストレーターのデータを変換して取り込めることですね。他のカッティングマシーンにはこのような機能が無かったり、あっても操作が複雑だったんです。でもスキャンカットは簡単にできるので、購入の決め手になりました。あと、実際使ってみて、本当に精密なカットができるんだと実感しました。
ワークショップ用のシンプルなプラバンだけでなく、切り絵の様な細かな表現をしたいときにも活用しています。ほかにも、イヤリングやピアス用の小さなプラバンのカットも正確にできるので凄いですよね。しかも、操作は凄く簡単です。最初は調整などもあったので少し時間を掛けましたが、それ以降はワンタッチでどんどん作業を進めていけます。

スキャンカットを使ってやってみたいことはありますか?

ずっとプラバンばかり切っていますが、布をくり抜いて刺繍などに使ってみたいですね。何しろ今はプラバンに囲まれた生活ですので(笑)。あとハーフカットができるので、オリジナルステッカーも作ってみたいですね。
でも、こんな風に想像できるようになったのもスキャンカットのおかげです。
これまではとにかく切ることに没頭していましたので…。
スキャンカットを使うことでできた時間を有効に使い、これからもいろいろなモノを作っていきたいですね!

オートメカニック編集部

編集長
山形悠貴さん

オートメカニック編集部・編集長 山形悠貴さん

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