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業務効率化やDX推進を無料の「バーコード複製」機能で実現、
プリンター実機を検証できる「デモ機貸出サービス」にも注目!

公開日:2025.04.30

基幹業務の効率化やDX推進を実現するためには、まず「手書き&紙ベース」の管理から脱却することが必要です。しかし一方で、新たな業務システムの導入・開発には多大なコストと工数がかかるのも事実。簡単・低コストで、かつ効果的な業務効率化を実現する方法を多くの企業は求めているのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、ブラザーのラベルプリンターに実装された「バーコード/QRコード複製」機能です。これを活用すれば、システム開発不要で在庫管理や出荷管理の効率化が実現します。しかも「デモ機貸出サービス」を使って、自社の作業環境に適合するラベルプリンターを無償で検証できます。
今回は、簡単・低コストで業務効率化を実現する方法をご紹介します。

     

❶ 業務効率化に不可欠な「手書き&紙ベース」からの脱却は、なぜ進まない?

いま多くの企業では、在庫管理・出荷管理・工程管理・トレーサビリティ管理などの基幹業務で、作業効率化に向けた取り組みを進めています。新しい業務システムを開発したり、SaaSなどのクラウドサービスやRPA(Robotic Process Automation)、IoTやAIを活用した業務自動化など、さまざまな手段を検討している企業も多いことでしょう。

こうした新システムを導入する以前に、業務効率化の初期段階で常に課題となるのが「手書き&紙ベース」の管理からの脱却です。それは以下のようなデメリットがあるからです。

1. ヒューマンエラーが発生しやすい。
2. 作業時間がかかる。
3. データの検索・集計が難しい。
4. 情報の共有が遅れる。

一方で、「手書き&紙ベース」の管理が続いているのには、それなりの理由があります。それは次のようなメリットです。

1. 現場の慣習として定着しており、現場の状況に応じた柔軟な対応ができる利点もある。
2. 「デジタル化=コストがかかる」という考えから、新しい仕組みの導入に消極的。まして小規模な工場・倉庫では本格的なWMSやERPの導入、先進的なシステム導入はハードルが高い。
3. すでに基幹システムを導入している場合でも、システムの要件追加になるような開発は避ける傾向が強いため、「手書き&紙」が併用されている。例えば、手書きをラベル印字に変更する際に、システム側にラベル作成・印刷機能がない場合も多い。

つまり多くの企業は、「手書き&紙から脱却して業務効率化は進めたいが、コストはかけたくない。最新システムの導入や既存システムの改修なしで実現できないか」という強い願いを持っています。そして、こうしたユーザーにこそ注目してほしいのが、ブラザーの「バーコード/QRコード複製」による基幹業務の効率化です。

「バーコード/QRコード複製」による基幹業務の効率化
     

❷システム開発不要で、業務を効率化する「バーコード/QRコード複製」

では、「バーコード/QRコード複製」により基幹業務の効率化を実現した例を、2つご紹介しましょう。これらは、ブラザーのラベルプリンター、ラベル作成ソフト(無償提供)、バーコードリーダーの3点だけで運用を可能にしたものです。

① 在庫管理=システム開発不要で、在庫の棚卸し作業を効率化!

○Before:在庫の棚卸し作業で、目視チェックや棚卸票への手書き、ダブルチェックの手間が発生していました。

棚卸し作業で目視チェックや棚卸票への手書き、ダブルチェックの手間が発生

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○After:製品のバーコードラベルをスキャンして在庫数をカウント。作業が簡易化して工数の大幅削減が実現しました。

製品のバーコードラベルをスキャンして在庫数をカウント
作業が簡易化して工数の大幅削減が実現

★Point:
1. 無償ソフト「P-touch Editor」とバーコードリーダーを使えば、システム開発不要で製品リストからバーコードを複製、在庫管理ラベルが発行できます。(①)
2.製品や棚に貼付した在庫管理ラベルのバーコードをスキャンするだけで、在庫数をカウント。誰でも同じように作業ができ、棚卸しが簡易化します。(②)
※システム開発不要の棚卸し作業の効率化事例は、こちら[新しいウィンドウ]

② 出荷管理=システム開発不要で、仕入先からの誤出荷をゼロに!

○Before:各仕入先から入荷する製品の現品票が不統一で、誤入荷が発生していました。

各仕入先から入荷する製品の現品票が不統一で、誤入荷が発生

  ↓↓
○After :各仕入先が作業指示書のQRコードをスキャンするだけで、作業日・連番なども印字した現品票ラベルを自動発行できるようになりました。

各仕入先が作業指示書のQRコードをスキャンするだけで、印字した現品票ラベルを自動発行


★Point:
1.各仕入先へ、システムと現品票レイアウトを統一設定したラベルプリンターを提供。
2.各仕入先が作業指示書のQRコードをスキャンし、現品票のQRコードと照合することで、品番や出荷先の間違いを防止。手作業の目視確認がなくなり、出荷検品を効率化しました。
3.既存の出荷管理システムに、QRコードスキャン機能を追加するだけで実装が可能です。
※システム開発不要の仕入先からの誤出荷ゼロ化例は、こちら[新しいウィンドウ]

以上の2事例の他にも、「バーコード/QRコード複製」による業務効率化は、工程管理(作業進捗管理)やトレーサビリティ管理(製品履歴の追跡)にも活用が可能です。

③ 工程管理(作業進捗管理)

1. 工程ごとにバーコードが印字された作業指示書と、複製したバーコードが貼付された製品・作業台を照合します。
2. 作業者が各工程でバーコードをスキャンすることで、作業進捗がリアルタイムに記録できます。
3. 手書き記録が不要で、手間とエラーが削減。バーコードによる記録方式を導入するだけで工程管理のデジタル化が実現します。



工程管理(作業進捗管理)


④ トレーサビリティ管理(製品履歴の追跡)

1. 生産指示書のバーコードと、複製バーコードが貼付された製品ラベル・梱包箱を照合します。
2. 製品ロットごとにバーコードを発行して製品に貼ることで、製造履歴や出荷履歴の管理が容易に実現します。
3. 万が一不具合品が発生した場合、バーコードをスキャンすることで対象ロットを特定し、迅速に回収指示を出すことができます。
4. 製品ラベルや梱包箱に既存のバーコードを複製して貼付するだけで、管理レベルが向上します。



トレーサビリティ管理(製品履歴の追跡)

❸ 無償の「検証向けデモ機貸出サービス」で、失敗のないプリンター導入が可能に

以上のように、システム開発不要で基幹業務を効率化できる「バーコード/QRコード複製」ですが、ここで重要な留意点があります。それは、企業の作業環境は千差万別であり、本当に運用が可能かどうかをラベルプリンターの実機で検証する必要があることです。

そのためブラザーでは、各種ラベルプリンターの「検証向けデモ機貸出サービス」を提供しています。その概要は以下のとおりです。
本サービスはリースサービスではございません。
お貸出し開始時期の指定はできかねますので、あらかじめご承知のほどよろしくお願いいたします。


「検証向けデモ機貸出サービス」お申込みからご返却までの流れ

○対象となる貸出先
1.ブラザー製品の導入を検討されている「法人様」、またはお客様への提案を検討されている「法人様」が対象です。
2.そのため貸出は「企業ドメイン」を取得されているお客様のみとなります。Gmailなどのフリーアドレスやネット回線で配布されたドメインでは、お申込みができませんのでご了承ください。

○貸出期間と費用
1.評価・検証用として、デモ機を2週間、無料貸出しいたします。なお返却時の送料はお客様負担となります。
2.検証期間は2週間です。検証期間に余裕のある時期に、あらかじめ十分に余裕を持ってお申込みください。なお、お貸し出しをお断りする場合があることをご了承ください。

○貸出対象製品と留意点
1.貸出製品(ラベルプリンター/モバイルプリンター)の一覧は、こちら[新しいウィンドウ]

2.本サービスは弊社担当者による「メール」での対応となります。ご登録いただいてから1週間以内に、順次メールで担当者よりご連絡いたします。
3.貸出機の発送は、お客様と担当者の間で「お貸出内容の確認が取れてから」となります。2週間ほど日数をいただく場合がございます。
4.検証支援を目的としたサービスのため、無事ご導入いただける段階になった場合には、検証後アンケートへの回答にご協力をお願いいたします。
※「よくあるご質問」と「ご利用条件・規約」は、こちら[新しいウィンドウ]

○技術資料と技術サポートのご提供
1.お客様の印刷環境や用途は様々です。そのため、ご利用の端末機器、端末のOS、希望する印刷の仕組みなどに対応するため、ブラザーでは詳細な技術資料をご用意しています。検証期間中は弊社貸出担当者にお問合せいただければ、無償で技術サポートいたします。
2.なお機器導入後のサポートは、プリンターをご購入いただいた代理店様宛にご連絡ください。

以下のようなラベル印刷を想定されているお客様に、「検証向けデモ機貸出サービス」は特におすすめです。


さまざまな印刷環境や用途を検証いただけます

いかがでしたでしょうか。システム開発不要で基幹業務の効率化を実現する「バーコード/QRコード複製」の魅力をご理解いただけましたでしょうか。

ぜひ「検証向けデモ機貸出サービス」をご活用いただき、すぐに始められる業務効率化に挑戦してみてください。

ブラザーデモ機2週間無償貸出サービス

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ブラザー販売 ビジネスNAVI 編集部

ブラザー販売、ビジネスNAVI担当者です。ビジネスNAVI編集者として、トレンドコラムやお客様の導入事例、パートナー企業、製品のソリューション情報などを発信していきます。

※この記事の内容は、2025年04月現在のものです。
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