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有識者による実践コラム
(在宅医療とプリンティングニーズ)

MICTコンサルティング代表 大西大輔

有識者による実践コラム

はじめに

我が国では、超高齢社会が進む中、その対応策の一つとして在宅医療の普及・定着が国家プロジェクトとして進められている。

厚生労働省の「平成26年医療施設調査・病院報告の概況」によると、平成26年9月時点の在宅医療サービスの実施状況は、診療所の「医療保険等による在宅サービスを実施している」数が3万8,478施設で全診療所数の38.3%を占めている。

在宅医療を推進するために、政府が診療報酬点数で高く評価していることもあり、在宅医療サービスは年々増加傾向にある。今後もこの傾向が続くことが予想される。

在宅医療とIT化

現在、在宅医療の現場では、2010年に医療分野でクラウドコンピューティング(以後、クラウド)が解禁され、時同じくしてApple社がiPadを発売したことを契機に、急速にモバイル端末が普及している。医療の現場でも、クラウドやモバイル端末の利用が注目されており、2016年現在多くの医療情報システムメーカーがモバイル端末を採用したシステムをリリースしている。それを受けて、従来の患者様のカルテをカバンに詰めて持ち出す運用から、モバイル端末でクラウド型医療情報システムに入力する方法に変わりつつある。

現場で完結できる

在宅医療では、診療録(カルテ)や処方箋、診療情報提供書(紹介状)、訪問看護指示書、在宅医療計画書(訪問診療同意書)など様々な書類を作成する必要がある。これらの書類を診療所に戻って作成、印刷する方法では、診療と書類作成を別々に行う必要が出てくる。日々忙しい医師にとって、現場でカルテの入力、書類の作成、そして印刷までを完結した方が、効率が良いと考えるのは当然であろう。そのために、現場で入力ができるモバイル端末とともに、それと連携して現場で使用できる「モバイルプリンター」にニーズがあるのだ。

Wi-Fi、Bluetoothで連携可能

モバイル端末と連携するためには、現場での実用性を考えて、OSはWindows®、Android™、iOSが使用でき、接続方式もWi-Fi®、Bluetooth、USBなど多彩なインターフェイスが必要だ。ブラザーは現場の条件にマッチできるよう以下のような様々なインターフェイスに対応できるモバイルプリンターを用意している。

感熱モバイルプリンター『PJ-700シリーズ』
■機種別インターフェイス対応表

※1 Mac OS、Linux OSをご使用のお客様は、弊社サポートサイト(ブラザーソリューションセンター)をご確認ください。
※2 印刷には、最新のプリンタードライバーを弊社サポートサイト(ブラザーソリューションセンター)よりダウンロードの上、ご利用ください。
※3 Android™端末とUSB接続で印刷するには、Android™端末側にUSBホスト機能が必要です。
※4 いずれの接続方法でも印刷には専用のアプリケーション開発が必要になります。詳しくは、ブラザー開発者サイトにてご確認ください。

重さはわずかペットボトル1本分

モバイルプリンターの選定には、「サイズ」「重量」「ランニングコスト」などが重要な選定要素だ。特に軽く持ち運びがしやすいことが絶対条件であろう。ブラザーのモバイルプリンターは約610g(充電池を含む)でペットボトルおよそ1本分の重量しかない。その理由は、インクジェット方式ではなく、インクを必要としない感熱方式を採用し大幅な軽量化を実現しているからである。

また、感熱紙は医療文書の保存義務(概ね5年間)をクリアするため、ブラザー純正紙は、約10年間※保存可能な高保存性タイプのものを採用している。

※ブラザー純正用紙(PA-C-412)を規定の条件にて保管した場合に限ります。詳しくは、パッケージの「ご使用上の注意」をご確認ください。


このように、在宅医療の現場で、快適に業務を行うために、軽量コンパクトなブラザーのモバイルプリンターを活用してみては如何だろうか。

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執筆者プロフィール

MICTコンサルティング 代表 大西 大輔

過去3,000件を超える医療機関へのシステム導入の実績から、医師会、保険医協会などの医療系の公的団体を中心に講演活動および執筆活動を行っている。また、病院のコンサルティングにおいて、看護師、リハビリ スタッフ、事務員に対して、診療報酬点数、診療録の記載などの指導を行っている。

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