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ビジネストレンド

健診施設における医療誤診や紙管理の課題を一掃!
「感熱式リストバンド」で実現する効率的な受診者管理の方法とは?

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公開日:2025.09.12

全国の健診施設は今、健康診断の受診者管理で様々な課題を抱えています。受診者ごとに検査項目が異なるため、紙の健診票による管理や口頭での本人確認が煩雑になりがちで、また検査漏れや情報の取り違え、個人情報の露出といったリスクも少なくありません。
こうした課題の解決策として注目されているのが、リストバンドの活用です。手首に装着するバーコード付きのリストバンドを使えば、本人確認や検査進捗の管理がスムーズになり、業務の効率化と安全性の向上が同時に実現します。
なかでも「感熱印刷対応のリストバンド」は、コスト面と使い勝手の良さから、多くの健診施設で導入が進んでいます。今回は「感熱式リストバンド」を導入した健診施設で、受診者の満足度向上とスタッフの負担軽減を同時に実現した改善事例をご紹介します。

   

健診受信者管理の課題「本人確認・検査進捗管理・個人情報管理」の3点

企業などすべての事業者は労働安全衛生法第66条により、従業員に対して医師による健康診断を実施することが義務付けられています。従業員の健康状態を把握し、病気予防や健康維持増進、職場環境の安全性を確保するために、健康診断は事業者にとって必須事項となっています。
健康診断を行う健診施設は、いま全国に5万件以上ありますが、多くの施設では健診の効率化と省人化が課題となっています。加齢とともに実施する健康診断の項目が増えており、受診者認証の正確性と効率化が求められているのです。その課題は以下のとおりです。


1.本人確認の煩雑さと人的ミス
健診受付や各検査ブースでその都度、氏名・生年月日などを口頭で確認する必要があります。
健診票の取り違え、確認ミスなどはインシデントの要因となります。

2.健診票など紙ベース管理による非効率性
健診票を手持ち移動する場合が多く、紛失・汚損・順番間違いの恐れがあります。
また検査実施の管理がアナログな運用の場合、検査フローの最適化や混雑回避が困難。
記録の入力や集計作業にも手間がかかり、二重登録や転機ミスも発生します。

3.受診者の利便性と安心感の低下
受診者がどの検査を済ませたかを自分で把握する施設の場合。
順路に迷ったり、検査の受け忘れが発生することも。看護師とのやりとりが都度必要で、心理的負担も大きくなります。

4.個人情報保護上のリスク
名前やIDが印刷された健診票を持ち歩くことで、個人情報が露出する危険性があります。
また紙資料を机上に放置するなど、個人情報漏洩リスクも存在します。

5.スタッフ業務の属人化・負担増大
検査進捗の確認などが目視・口頭ベースのため、経験あるスタッフに依存しがちです。
また検査後の受診者と健診票の照合・確認作業が煩雑で、施設全体として非効率かつミスが起きやすい状態となります。

健診施設のこうした課題を解決するソリューションとして、今回「リストバンド」を活用した受診者認証ソリューションをご紹介いたします。

健診受信者管理の課題

健診受信者管理の課題

   

「リストバンド」は単なる患者用アイテムではなく、
包括的な課題解決の起点

一般的に医療関連で使用するリストバンドというと、入院患者の手首に着ける入院用リストバンドをイメージするかもしれません。
しかし今回は健康診断受診者を管理するためのバンドで、受診者の識別情報を含むバーコード・QRコードをバンドから読み取ることで、受診者を正確に把握・管理します。使い捨てタイプが多く、着脱防止の一方向ロック構造(外すと再利用不可)になっています。

紙以外で受診者認証を行う方法には、ICカードによる運用も挙げられます。ただし、ICカードは使い回しが前提で消毒の手間がかかるのに対し、リストバンドは使い捨てのため、衛生面のリスクやスタッフの負担も軽減できます。また費用面でもリストバンドはICカードより導入コストが低価格です。

導入事例のリストバンド

導入事例のリストバンド

リストバンドの導入には、以下のようなメリットがあります。

1.本人確認の確実性が向上
リストバンドに印刷されたバーコード・QRコードをスキャンするだけで、即座に正確な本人認証が可能です。
氏名などの口頭確認が不要となり、聞き間違いの防止につながります。同姓同名の受診者や、高齢者・外国人への対応も効率化できます。

2.検査進捗のリアルタイム管理が可能
各検査ブースでリストバンドをスキャンすることで、誰がどの検査を終えたかを即座に可視化できます。
検査の順路最適化や混雑緩和、スムーズな呼び出しが実現し、検査漏れの防止につながります。

3.受診者の利便性と安心感の向上
受診者が紙を持ち歩く必要がなく、移動がスムーズです。検査の進捗状況をスタッフが瞬時に把握できるため、案内も明確に。
リストバンドにより施設内での一貫管理が実現し、受診者の安心感にもつながります。

4.個人情報保護の強化
リストバンドは名前を記載しない匿名方式(IDやバーコードのみ)も可能で、第三者かあらの視認リスクが低下します。
紙の健診票が不要となり、机上放置や誤渡しによる情報漏洩リスクを回避できます。

5.スタッフの業務効率化・標準化
検査時の照合がスキャンだけで済むため、作業時間短縮とミス減少につながります。
現場オペレーションの属人性が低下し、新人スタッフでもスムーズな対応が可能です。
結果として、業務全般の効率向上と人件費の削減効果も期待できます。

6.デジタル化・DX推進の基盤に
検査進捗や受付状況のデータを蓄積・分析できるようになり、将来的にAIによる案内補助や運営改善にも応用が可能です。
また他のIT機器(サイネージ・自動受付機・電子カルテなど)とのシステム連携がしやすくなります。

リストバンドによる健康診断受診者管理

リストバンドによる健康診断受診者管理

以上のように、リストバンドの導入は健診施設にとって、本人確認の精度向上・業務の効率化・個人情報保護・受診者満足度向上といった包括的な課題解決の起点となるソリューションなのです。

   

リストバンド用プリンターの必須要件「低コスト・小型・用途拡張性」

では、リストバンドを印刷するラベルプリンターには、どのような要件が求められるのでしょうか。


1.低コスト
プリンターの本体価格は手頃であることが重要です。(ブラザー製品の価格は「ブラザーダイレクトクラブ」リンク でご確認いただけます)
また感熱プリンターであれば、インクリボン不要で印刷コストが安価、かつメンテナンスも比較的に簡単です。
ただし一般的に感熱方式は直射日光や高温に弱く、長期保存には適していませんが、健診用途には十分対応可能です。

2.小型でコンパクト設計
受付カウンターや検査室にも設置可能な、A5サイズ程度の省スペース設計のプリンターが最適です。
ただし、柔軟な施設内ネットワークとの接続や、医療システムとの連携が可能かどうかに留意する必要があります。

3.用途拡張性
リストバンド以外に、検体ラベル・棚札・物品管理ラベルなど、同一機種で印刷が可能かどうか確認することも重要です。
ブラザーのラベルプリンターTD-4550DNWBは、ロール幅調整機構により幅広い用途に対応しており、一般的な汎用ラベルとの互換性を確保しているため、院内の他業務への転用が可能です。

ロール調整

ロール調整

以上のように、健診施設がリストバンドを導入する場合には「感熱印刷対応のリストバンド」がお勧めです。そして、こうした要件を満たす健診施設に最適な小型感熱ラベルプリンターが、ブラザーの「TDシリーズ」です。
リストバンドの有効性は知っていたものの、プリンターの本体価格や運用コストに課題感を抱いていたユーザーの皆様、また現在お使いのラベルプリンターが保守期限を迎えるユーザーの皆様に、ぜひご検討いただきたいブラザーお勧めのソリューションです。

TD-4550DNWB(4インチ)

大量発行に適した高速印刷

様々な用紙に対応可能

有線LAN/USB接続のみの下位機種TD-4420DNもご用意

外形寸法:約180mm(W)×255mm(D)×155mm(H)

TD-2350D(2インチ)

超小型/軽量モデル、コスト重視向け

選べる発行方式、どこでもラベル発行

有線LAN接続のみの下位機種TD-2320Dもご用意

外形寸法:約119mm(W)×224mm(D)×158mm(H)

各機種の価格は「ブラザーダイレクトクラブ」でご確認いただけます。

ブラザー製リストバンド専用ラベルをご用意しています。サンプルは下記の専用窓口からお申し込みください。

 

リストバンド導入で、年間約50万円のコスト削減を実現した導入事例

今回のまとめとして、ブラザーの小型感熱プリンター「TDシリーズ」を導入した「ぜんにほん健診クリニック新宿南口」様の改善事例をご紹介します。同クリニックは、先進の医療機器と近隣医療機関との連携による人間ドック健康診断に特化した健診施設です。

ぜんにほん健診クリニック新宿南口様のみなさま

ぜんにほん健診クリニック新宿南口様のみなさま

導入の背景

従来の受診者認証は、記入した受診票を受診者が持ち歩く形で行っていましたが、紛失や取り違いによる医療過誤のリスクを抱えていました。また問診票などの医療文書は5年間の保存が義務付けられているため、保存コストも課題となっていました。

ぜんにほん健診クリニック新宿南口様

ぜんにほん健診クリニック新宿南口様

リストバンド導入の理由

ペーパーレス化による医療過誤防止やコスト削減を目的として、受診者認証の運用変更を検討。紙の受診票に替わる受診者認証の運用方法としては、リストバンドの他にICカードでの運用も検討していました。
リストバンドを採用した理由は、ICカードは使い回し前提なのに対し、リストバンドは使い捨てで衛生的であり、消毒の手間もかからないためスタッフの負担が軽減できると考えたからです。
また費用面に関しても、リストバンドはICカードよりも導入コストが低く、リストバンド自体の価格も一般的な入院用リストバンドよりも低価格だったことも決め手となりました。

リストバンド導入事例

リストバンド導入事例

ブラザー「TDシリーズ」導入の成果

ブラザーの小型感熱プリンター「TDシリーズ」は、コンパクトな設計で受付などの限られたスペースにも置くことができるため採用しました。印刷が鮮明でバーコードの読み取りが簡単。また耐水・耐アルコール性素材で耐久性が高い感熱印字対応のリストバンドを採用し健診業務を行う間に印字が消えることや破れることもありません。装着もテープで簡単で、安心して使えます。
受診者認証の運用をリストバンドに変更したことにより、安心安全な受診者認証とペーパーレス化が実現しました。受診票の紛失や取り違えもなくなり、医療過誤のリスクも軽減できました。

ブラザー「TDシリーズ」導入事例

ブラザー「TDシリーズ」導入事例

「検体ラベル」もTDシリーズから印刷

採取した受診者の検体を管理する「検体ラベル」の発行も、新たにTDシリーズを導入しました。4インチ対応の「TD-4550DNWB」と、2インチ対応の「TD-2350D」を導入しています。汎用品のラベルロールが使用でき、また超小型のため2台並べても受付カウンター内に設置できます。

検体ラベルイメージ

検体ラベルイメージ

いかがでしたか。健診施設におけるリストバンド導入の効果と、感熱式リストバンドの有用性をご理解いただけましたでしょうか。
下記バナーから「お問い合わせ」をいただければ、より詳細なご提案をいたします。またリストバンドのサンプルもご提供いたします。ぜひお問い合わせください。

ブラザー販売ロゴ

ブラザー販売 ビジネスNAVI 編集部

ブラザー販売、ビジネスNAVI担当者です。ビジネスNAVI編集者として、ビジネストレンドや提案事例や導入事例、製品を活用したお役立ち情報などを発信していきます。

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