先輩インタビュー昨日より役に立つ道具をデザインしたい。
本山 貴大2018年4月新卒入社、佐賀県出身。
Chapter 01実用的なデザインを目指して。
僕の仕事は、インクジェットプリンターとレーザープリンター、そして新規事業のプロダクトデザインを同時並行で担当しています。スケッチでアイデアのバリエーションを出していくところから始まり、先輩と相談しながら細部を整えていく。同時に、設計、商品企画、販売会社の人たちと話し合い、設計上の制約やコストと照らし合わせながら完成形に近づけていきます。……とはいえ、今でこそ自分のしたいデザインやこだわりが採用されるようになりましたが、最初は全然ダメでしたね(笑)。自信満々で関係者にスケッチを見せてポカンとされたこともありました。デザインは自己表現じゃない、ってことは頭では分かっていたんですが、最初はなかなか難しくて。先輩と何度もディスカッションを重ねながら、少しずつ「もっと使いやすい」「もっと人の役に立つ」道具に近づくデザインができるようになったと感じています。
Chapter 02僕も、現場からデザインを生み出したいと思った。
就職活動の時、ブラザーを初めて意識したのは大学で開催された会社説明会(OB訪問)でした。海外向けの製品をデザインした先輩が話をしてくれたのですが、それがとても印象的だったんです。中国の内陸部、砂塵が多くあるような地域でも、膨大な数のケーブルにラベルを付ける仕事があるそうで。そのラベルを作るプリンターをデザインするために、まず現地へ向かったそうなんです。そこで現場での作業内容や使う方のリテラシーを把握して、最適な製品を作ったんだ、という話でした。正直、それまであまりブラザーに興味はなかったんですが(笑)、その話を聞いてとても惹かれました。僕もデザイナーとして、見た目のカッコよさだけではない、使い勝手のいい「道具」を作りたい。そう思ってブラザーへの入社を希望しました。
Chapter 03やらせてください、の一言が、自分の環境を変えた。
入社して最初の仕事は、操作説明のラベル作り。製品の所々に貼ってあるので、見たことがある人も多いと思います。これは見た目の良し悪し以上に、いかに世界中の人に理解してもらえるかを考えるいい勉強になりましたね。それと並行しながら、自社製品に関する知識を社内講座でつけていきました。また入社1年目から海外研修や出張があり、展示会の視察で訪れたアメリカでは売り出されている製品や展示の仕方など日本と海外の違いを実感しました。
……ただ、ラベルを作っていた頃は「早くプロダクトデザインをやりたい!」ってウズウズしていて(笑)。上司に何度も任せてくださいって直談判していました。だから実際に担当を任されたときは「キタ!!」って感じで本当に嬉しかったです。
Outputアウトプット事例
Chapter 04無限にあるやりたいことのために、今に全力を出す。
この仕事の面白い点は、製品の分かりやすさ、操作しやすさ、管理しやすさといった、よりよい道具としての工夫をデザインで実現できるところ。さらに見た目の良さも加えたら、きっとたくさんの方に喜んでもらえるはず。以前、苦労したデザインを海外の販売会社の人に見てもらったとき「Goodjob!」って言ってもらえたことがあって、そういう瞬間があると苦労も吹き飛びますね。
今は、担当している次機種のプリンターを最高の状態で世に送り出すことが一番の目標です。将来的には、今までにないジャンルの製品をデザインしたいですし、他の企業やクリエイターとの協働もしたい。他にもやりたいことは無限にあります。そこにたどり着くためにも、今は全力で目の前のデザインをしながら、知識と経験を着実に積んでいきたいですね。
Daily Schedule1日のスケジュール
- 出社
- デザイン作業
- 昼休憩
- 企画・設計とMTG
- 試作屋と打ち合わせ
- チーム会
- デザイン作業
- 退勤(残業月平均5時間)
その他のインタビュー
- 入社年数はインタビュー実施当時のものです。
デザイナーズトーク
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