株式会社デンソー 高棚製作所 様
半期で約8,000枚の現品票作業が
480時間から4時間に削減!
導入製品
ポイント解説
だから私は、
ブラザーを選びました!
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導入の背景
半年に1回の仕掛品棚卸しの工数削減と精度向上が大きな課題に。
- 約8,000枚に及ぶ伝票数
- 手作業による膨大な工数
- 集計や入力のミスも発生
自動車部品メーカーとして世界No.2の売上規模を誇る(株)デンソー様。その生産拠点である高棚製作所は、メーター・ミリ波レーダー・各種センサー等を製造しています。同製作所では半年に1回、すべての仕掛品の棚卸しを実施しており、以前は現場で起票された約8,000枚の棚卸現品票 の回収、品番別の並べ替え、電卓での集計、PCへの入力を手作業で行なっていました。その所要時間は膨大で、手作業によるミスも発生しており、作業工数削減と精度向上が大きな課題となっていました。
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選択した理由
スキャナーとFormOCRで棚卸現品票の自動入力を実現するシステムを構築。
- 毎分約60枚の高速スキャン
- FormOCRでファイルをテキスト化
- 優れた費用対効果を評価
この課題解決のため同製作所では2019年2月、ブラザーのドキュメントスキャナーとNTTデータNJK社のOCRソフト「FormOCR」を導入しました。回収した棚卸現品票を約50枚ずつスキャンし、FormOCRで認識したファイルをテキスト化。自動集計したデータをAccessで入力データに加工し、VBAで基幹系生産管理システムへ自動入力する仕組みを構築しました。スキャナーにADS-4900Wを選定したのは、手頃な価格と、小型で毎分約60枚の高速スキャンという、優れた費用対効果が理由でした。
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導入の成果
工数削減とデータ精度向上が同時に実現、全社DXを推進する格好の事例に。
- 工数が120分の1に削減
- 高い精度のOCR文字認識
- 集計・入力ミスも大幅削減
同製作所の仕掛品棚卸業務は、以前は生産管理課と他部署からの応援含めて約20名が3日間、計480時間の工数を要していました。それがスキャナーとFormOCRの導入により、OCRの認識結果の目視確認を含めて約4時間で完了するという劇的な工数削減が実現。FormOCRの読み取り精度も非常に高く、手作業による集計・入力ミスも大幅に削減しました。(株)デンソー様では現在、RPA等による業務DX化を全社で推進していますが、ブラザーのスキャナーもその一旦を担っています。
導入企業情報
- 創立
- 1949年12月16日
- 本社所在地
- 愛知県刈谷市昭和町1-1
- 資本金
- 1,875億円
- 売上収益
- 5兆5,155億円
- 従業員数
- 167,950人(連結)
- 連結子会社数
- 198社(日本63、北米21、欧州27、アジア80、その他7)
- URL
- https://www.denso.com/jp/ja/
(「株式会社デンソー」のサイトへリンクします)
■お客様の声
約8,000枚の現品票処理に追われた状況が一変、他の生産拠点でも同システムを運用しています。
セミコンダクタ製造1部 |生産管理2室
吉盛 多美 様
■販売パートナー様の声
小型で高速スキャンという製品の魅力に加え、OCR読取精度を高めるサポートも万全でした。
株式会社リョーサン |ソリューション事業本部
向井 朋和 様