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くらし掲載日:2023-09-06

折り紙とトレーシングペーパーでできる! 可愛いティーバッグ風小袋の作り方

折り紙とトレーシングペーパーでできる! 可愛いティーバッグ風小袋の作り方

とっても可愛いティーバッグ! ……と思いきや、実はこれは小袋! 中にメッセージカードやプチギフトを入れるなど、工夫次第で様々な使い方ができるペーパーアイテムです。

今回は、YouTubeやInstagramでペーパークラフトのアイディアを発信しているminaさんに、このティーバッグ風小袋の作り方を教えていただきました。


minaさん

プロフィール・minaさん


身近な素材で誰でも気軽に楽しめるペーパークラフトのアイディアを、YouTubeやInstagramで発信。無料のダウンロード素材も多数公開。


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制作に必要なもの

制作に必要なもの

 まずは、ティーバッグ風小袋の制作に必要なものを紹介します。今回は、以下のものを使用しました。

・折り紙1枚
・トレーシングペーパー(厚口のトレーシングペーパーでも可)約15㎝×6㎝
・無料ダウンロードしたラベル(ステップ5でURLを紹介)
・細紐(約10㎝)
・定規
・ハサミ
・両面テープ
・クラフトボンド
・ネイルドットペン(あると便利)

<ポイント>
作り方はとても簡単。あえてコツを挙げるなら、“心がワクワクしてときめくような紙を使うこと”! 素敵な紙との出会いも、ペーパークラフトの楽しみのひとつです。最近は100円ショップでも可愛い折り紙がたくさん手に入るので、ぜひとっておきの1枚で作ってみてくださいね。

ティーバッグ風小袋の作り方

それでは、ここからはティーバッグ風小袋の作り方を写真付きで紹介していきましょう。

●ステップ1:折り紙を縦半分にカットする

折り紙を縦半分にカットする

折り紙を縦半分に折り、折り筋に沿ってカットします。

<ポイント>
全体を通して、折り筋をまっすぐに付けることが大切! 折り筋が曲がっていると、仕上がりも歪んでしまうので、なるべくきっちり付けましょう。

●ステップ2:さらに半分に折り、左右にのりしろを取る

さらに半分に折り、左右にのりしろを取る

ステップ1で縦半分にカットした折り紙を、さらに半分に折って折り筋を付けます(点線部分中央)。のりしろを取るため、左右の端から7-8mmのところにも折り筋を付けます(点線部分サイド)。

<ポイント>
写真のようにネイルドットペンやインクのなくなったボールペンなどでなぞってから折ると、きれいに折れます。

●ステップ3:不要な部分をカットする

不要な部分をカットする

不要な部分(実線部分)をカットします。半円部分は、サークルパンチを使うか、先が丸いものを利用してラインを書くと、きれいに切り取れます。

不要な部分をカットする2

ここでカットした細長い端紙は、後ほど使うので、捨てずに取っておいてください。

●ステップ4:のりしろ部分を貼り合わせる

のりしろ部分を貼り合わせる

両面テープやのりを使って、のりしろ部分を貼り合わせ、袋状にします。

●ステップ5:ラベルを印刷して小袋の中央に貼る

ラベルを印刷して小袋の中央に貼る

ラベルを印刷します。以下のURLから、minaさんがデザインしたオリジナルラベルを無料ダウンロードできます。

  • ノーマルバージョン1 https://www.dropbox.com/s/vbdikdt0w1i... [新しいウィンドウ]※外部サイトへリンクします。
  • ノーマルバージョン2 https://www.dropbox.com/s/v587uc6s2ap... [新しいウィンドウ]※外部サイトへリンクします。
  • Osusowakeバージョン https://www.dropbox.com/s/1jtiw5w88sz...[新しいウィンドウ]※外部サイトへリンクします。
  • ラベルを印刷して小袋の中央に貼る2

    印刷したラベルを小袋の中央に貼れば、外袋の完成です。ラベルではなく、市販のステッカーなどを貼ってもOK!

    ●ステップ6:トレーシングペーパーをカットする

    トレーシングペーパーをカットする

    続いて、トレーシングペーパーを使って中の小袋を作ります。半分に折った状態で外袋より一回り小さくなるように、トレーシングペーパーをカットします。

    ●ステップ7:袋状にして、ティーバッグの形にカットする

    袋状にして、ティーバッグの形にカットする

    左右を両面テープやのりで貼り合わせて、袋状にします。

    袋状にして、ティーバッグの形にカットする2

    さらに、ティーバッグのような形になるように、上部分をカットします。

    <ポイント>
    この時、片方で切り落とした三角形を逆側に合わせてカットすると、左右対称の形になります。

    ●ステップ8:細紐を飾って貼り付ける

    細紐を飾って貼り付ける

    用意した細紐の一方の先に、外袋を作るときにできた端紙を小さくカットして貼り付けます。

    細紐を飾って貼り付ける2

    もう一方の先を、ボンドを使ってトレーシングペーパーで作った小袋に貼り付ければ、内袋も完成です。

    細紐を飾って貼り付ける3

    可愛いティーバッグ風小袋が出来上がりました!

    クラフトを気軽に楽しんでもらえたら

    今回、作り方を教えてくださったminaさんに、ペーパークラフトへの思いやティーバッグ風小袋の魅力を聞いてみました。

    「私は、子どもの頃から“紙もの”が大好きだったんです。小学生の時には友達とメモやステッカーを交換するのが楽しみでしたし、ラッピングのペーパーなども捨てずにたくさん集めていました。

    大人になって、手作り好きの人たちの間で、可愛い文具や手作りのペーパーアイテムを詰めて交換する“おすそ分けファイル”が流行っていることを知り、6年ほど前からペーパークラフト熱が再燃。その1年ほど後からYouTubeで作品紹介を始め、現在はSTORESでデジタルコンテンツや印刷物の販売も行っています。

    私がペーパークラフトに取り組むようになってから意識するようになったのが、プリンターの存在。それまでは、書類やデータなど必要なものを印刷するだけでしたが、ペーパークラフトをする中では、和紙やトレーシングペーパーなどいろいろな紙に印刷することを楽しむように。また、世界中の素敵なデザインも手に入れられるようになりました。私自身も海外の作家さんからデジタル素材を購入してクラフトを楽しんでいますし、私のお店にも海外からデジタル素材を購入してくださる方がいらっしゃいます。国境を越えて、好きな時に好きなデザインを使うことができるのは、機能の優れたプリンターがあってこそだと思っています。

    ペーパークラフトをする上で、私の心の根底にあるのは、『ワクワクしてときめくものを作りたい!』という思い。このティーバッグ風小袋も、そんな気持ちから生まれました。私の場合は、紅茶やクッキーなどのギフトにメッセージカードを入れて添えたり、“おすそ分けファイル”の中の1アイテムにしたり。ステッカーやスパンコールなど、細かいもののラッピングとして使ってもいいですよね。ちょっとしたプレゼントをする時に、ひとつ手作りのものをプラスするだけで、より喜んでもらえるようになるのではないでしょうか。

    ティーバッグ風小袋の制作に使うのは、100円ショップでも手に入る身近な材料ばかり。無料ダウンロードできるラベルも用意しているので、ビギナーさんにも挑戦していただきやすいと思います。多少のずれやはみ出しなど、細かいことはあまりに気にしなくて大丈夫。たくさんの方に、気軽にペーパークラフトを楽しんでいただけたらうれしいです」

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    大切な人へのプレゼントに添えて

    大切な人へのプレゼントに添えて

    折り紙とトレーシングペーパーでできる、ティーバッグ風小袋の作り方をご紹介しました。こだわりの材料を使ったり、ラベルや細紐で個性を出したりと、アレンジを加えることもできそうですね。たくさん作って、大切な人にメッセージカードやプチギフトを贈る際に使ってみてはいかがでしょうか。

    ティーバッグ風小袋の作り方は、minaさんのYouTubeでも紹介されていますので、動画もチェックしてみてくださいね。

    https://www.youtube.com/watch?v=0QhNjxH31Lc[新しいウィンドウ]※外部サイトへリンクします。

    ※この記事の内容は、記事掲載開始当初、もしくは更新時のものです。
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