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「推し活にも使える!」プラ板を使った綺麗なアクスタの作り方
今や“推し活”の必需品とも言えるアクリルスタンド(通称 アクスタ)。持ち歩いて写真を撮ったり、部屋に飾ったりと、思い思いのスタイルで楽しまれている人気のアイテムです。
そんなアクスタを、自分の好きなように手作りできたら……と思うかたも少なくないのでは。そこで今回は、「小さい × 可愛い」が大好きなYouTuberの気まぐれnappyさんに、アクスタの作り方を教えていただきました。
※後半でアクスタと組み合わせて遊べるペーパークラフトも紹介しています。そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
気まぐれnappyさん プロフィール
推し活で欲しかったアクスタが購入できず、「買えないなら作っちゃえ!」と自作することに。試行錯誤を重ねて自ら考案した作り方や完成品などを、YouTubeなどのSNSで紹介しています。
- 【YouTube】気まぐれnappy※外部サイトへリンクします。
- 【Instagram】nappydisney※外部サイトへリンクします。
- 【Twitter】@nappydisney※外部サイトへリンクします。
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作り方のポイントは「プラ板」と「プリンター」
レジンやラミネートなど、アクスタの作り方にはいくつか種類がありますが、ここでは「プラ板」を使った方法を紹介していきます。
イメージに合ったアクスタを作るポイントは、プリンターで画像を拡大コピーして用意する型紙。この型紙を使うことでその後の作業がサクサク進み、仕上がりも綺麗になるんです。
それでは早速、今回使用した材料と道具から紹介していきましょう。
制作に使用する材料
材料
使用した材料は下記の通りです。今回はアクスタの土台に「おゆまる」を使います。
● プラ板
● おゆまる
● 透明両面テープ
● アクスタにしたい画像
道具
使用した道具は下記の通りです。「焼いたプラ板を挟むもの」は、雑誌などにクッキングシートを貼って用意します。平たく均一に重みがかかるものであれば、雑誌でなくてもOKです。
● 鉛筆
● はさみ
● 顔料系水性ペン
● ウェットティッシュ
● カッター
● カッティングマット(厚紙や新聞紙などでもOK)
● マスキングテープ
● クッキングシート
● アルミホイル
● 焼いたプラ板を挟むもの
● お湯を入れる器
● オーブントースター
● プリンター(拡大コピーできるもの)
アクスタの作り方
ここからは、作業のステップごとに写真付きで説明していきます。
ステップ1:アクスタにしたい画像を切り抜く
まずは、作りたいサイズに合わせて画像をプリントし、輪郭に沿って切り抜きます。
作りやすいサイズは3〜4cm、ミニチュア玩具やマスコットなどと合わせて使いたい場合は6〜7cmがオススメです。
<ポイント>できるだけ丁寧に切り抜くことで、仕上がりが綺麗になります。
ステップ2:焼いた時の縮小率をチェック(初めて使うプラ板の場合)
(このステップは、初めてのプラ板を使用する時のみ行います。)
プラ板を100mm×100mmの正方形にカットします。それを実際に焼いてみて、1辺が何mmになったのかを確認。(これが縮小率)
今回使用するプラ板は40mmになったため、縮小率は40%ということになります。
【計算方法】100mm → 40mmになった場合 40÷100=0.4(=縮小率40%)
<ポイント>縦横の縮小率が違うプラ板の場合は、試作しながら縮小率を判断してみてくださいね。
ステップ3:拡大コピーした画像で型紙作り
ステップ2で確認した縮小率を使って、画像を「焼く前のプラ板のサイズ」に拡大コピーします。
縮小率40%のプラ板で作る場合、画像を拡大する比率は250%です。
【計算方法】縮小率40%の場合 100÷0.4=250(=250%に拡大)
拡大コピーしたら、画像の周囲に余白5mmの線を書き足しましょう。この時、下に出っ張り(土台取り付け部分)を付け加えます。今回は幅20mm×高さ10mmの出っ張りを加えました。
<ポイント>土台に取り付ける部分のサイズは、土台の種類によって変わります。
ステップ4:型紙の線に沿ってプラ板をカット
型紙の上にプラ板を乗せ、線をなぞって書き写します。この時、型紙がズレないようマスキングテープなどで固定しておきましょう。
書き写した線に沿ってプラ板をカットし、残ったペンのインクを綺麗に拭き取ります。
<ポイント>顔料系水性ペンを使えば、ウェットティッシュなどで簡単にインクを除去できますよ。
ステップ5:オーブントースターでプラ板を焼く
予熱しておいたオーブントースターに、くしゃくしゃにして広げたアルミホイルを敷き、プラ板を乗せて加熱スタート。
プラ板は縮み始めに勢いよく反り返ってしまいます。そこで、そのタイミングで一旦オーブントースターの蓋を開けて庫内温度を下げ、反り返りがおさまってきたら再び蓋を閉じます。
(そうすることで縮むスピードが少し落ち、プラ板が丸まってくっついてしまうのを防げるんです。)
縮みが落ち着いて平らに戻ったらすぐに取り出し、熱いうちに雑誌などに挟んで綺麗に整えましょう。
<ポイント>予熱しておくことで、縮んだ時の歪みを防げます。使用する機器によって適正温度は異なりますが、今回は130℃に設定しました。
ステップ6:画像に両面テープを貼ってトリミング
ステップ1で切り抜いておいた画像の表面に、透明の両面テープを貼り付けます。はみ出た部分は、丁寧に切り落としましょう。
<ポイント>プラ板を画像の上に貼り付けるため、両面テープは必ず画像の表面に貼り付けてくださいね。
ステップ7:プラ板に画像を貼る
ステップ7で両面テープを貼った画像を、プラ板の裏面から貼り付けます。
<ポイント>プラ板と画像が必ず同じ向きになるようにしましょう。
ステップ8:土台をつける
「おゆまる」をお湯で温め、やわらかくなったら丸めて俵型にします。
そこにアクスタの下部分に作っておいた出っ張りをぎゅっと押し込み、傾かないよう気を付けながらしばらく待ちましょう。
おゆまるが冷えて固まったら完成です!
<ポイント>今回は「おゆまる」を使って土台を作りましたが、他にも「レジン」や「プラ板」などで作る方法もあります。試してみたいかたは、気まぐれnappyさんの動画をチェックしてみてくださいね。
気まぐれnappyさんの動画【プラ板】プラ板で作るアクリルスタンド風ミニチュアの作り方2022 ※外部サイトへリンクします。
アクスタの完成!
プラ板とおゆまるを使って、こんな素敵なアクスタが作れました! プラ板が透明なので、女の子が浮き立って見えますね。躍動感があり、今にも動き出しそうです!
アクスタが完成したら、いろいろ遊んでみたくなりませんか? ペーパークラフトと組み合わせて実際に遊んでみたので、ダウンロードしたサイトの紹介と併せて次のパートで見ていきましょう。
ペーパークラフトと合わせて遊ぶ
アクスタが暮らすミニチュアルーム作り ー ROOMADE(ルーメイド)
ペーパークラフトの壁紙や床、家具を組み合わせて、可愛らしいミニチュアルームを作ってみました。そこにアクスタを置けば、まるで本当にそこで暮らしているようですね。
今回は「ROOMADE(ルーメイド)」の「ナチュラル」を使いましたが、他にも「ヴィンテージ」や「フレンチ」「クール」といったタイプがあります。アクスタのイメージに合わせてお部屋を作ってみましょう。
自分好みのまちをアクスタが散策 ー まちづくりキット
次は、アクスタに町を散策させてみましょう。「まちづくりキット」では、学校やカフェ、スーパーマーケットといった、さまざまな建物がダウンロードできます。
他にも、自在に組み合わせられる道路や信号機、自動販売機なども取り揃っていて、自分好みのまちを考える段階から楽しめますよ。
フォトジェニックな世界でアクスタ撮影 ー パシャステ
写真映えするペーパーステージもオススメです。こちらは、バラが咲き乱れる「パシャステ」のフラワーガーデン。立体的な植え込みの中にアクスタを置くことで、このような奥行き感のある写真を撮ることができます。
写真撮影だけでなく、このままお部屋に飾っても素敵......。他のペーパークラフトに比べてシンプルな構造なので、手軽に作れるところも魅力です。
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自分だけのオリジナルアクスタを作って楽しもう
プラ板を使ったアクスタ作りを紹介しました。ポイントをおさえれば簡単に手作りできるので、お子さまと一緒に楽しんでみるのも良さそうですね。
自分の大好きな“推し”のアクスタを、思いを込めて1から手作りしてみるのも楽しいですよ。
※この記事の内容は、記事掲載開始当初、もしくは更新時のものです。
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