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【おうちで楽しく遊ぼう】紙おもちゃ作家・mokoさんインタビュー
ご家庭で過ごす時間が長くなった昨今、お子さまとのコミュニケーションをどのように取るかで悩んでいるお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが、お子さまと一緒に工作をすること。作品が形になれば、お部屋に飾ったり、後から見返すことで素敵な思い出になるはずです。
そこで今回は、身近な材料で作成したかわいらしい紙おもちゃをInstagramに投稿されているmokoさんにインタビュー。思わず笑顔になってしまうような魅力を持つ作品が生まれる背景や、初めて紙おもちゃ作りに挑戦する方へのアドバイスをお聞きしました。
mokoさん プロフィール
小さな頃から工作や絵を描くことが好きで、画用紙や紙コップ、空き箱など身近にある素材を使っての手づくりを楽しんでいた。子どもだけでなく、大人も思わず微笑んでしまうような、かわいらしい表情&アイディア満載の作品を投稿したインスタグラムが大人気に。ひとつひとつの作品に思いを込めた手づくりを楽しんでいる。長年幼稚園教諭を勤めており、現在も現役である。
著書:『かわいくて とっても楽しい! 紙のおもちゃ』『楽しく遊ぼう! 紙のおもちゃ部』
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mokoさんインタビュー:「小さな頃から何かを作るのが好きだった」
moko様が紙おもちゃを制作されるようになったきっかけをお聞かせください。
mokoさん:小さな頃は何かを作るというより絵を描いたりすることが多く、図工の授業が大好きでした。細かな作業が好きで、ドールハウスを作ったり編み物、手芸をしたりよくしていましたし、今振り返ると何かを作り上げるということそのものが好きだったのかもしれません。
ー 最初に作った作品はどのようなものだったのでしょうか。
mokoさん:よく作っていたのは、友人への誕生日カードです。その時は自分のオリジナルの作品ではなく、好きなキャラクターなどを作っていました。
ー 制作のアイデアはどんな瞬間に生まれるのでしょうか。
mokoさん:お風呂に入っているときや寝る前など、「どんな作品を作ろうかな……」とよく考えています。また、作品はご家庭にあるものなど、身近にあるもので作成できるよう心掛けており、実際に材料などはほとんど100円ショップで揃います。材料を探しに100円ショップにはよく行きますが、材料になりそうなものを手に「これで何か作れるかな……」など考えながら見ています。
ー アイデアを形にするうえでは、他にどのようなことをされているのでしょうか。
mokoさん:思いついた時に、簡単に絵に描いておいたり文章で携帯に打ち込んでおいたりもしています。
幼稚園教論の経験と作品
ー mokoさんは現在も幼稚園教諭として働かれているそうですね。お仕事のご経験が、制作に生きることはあるのでしょうか。
mokoさん:今、私の勤務している幼稚園では入園を控えた未就園児さんとの親子教室を担当しており、おもちゃを作ったり、季節の制作をしたりしています。Instagramにも親子教室で実際に取り組んだ作品なども載せており、小さなお子さまには、音が鳴ったり、動かして遊べるおもちゃ、指先を使った制作などそれぞれ年齢に合わせたものを考えていますね。
ー mokoさんの作品はモチーフとなる動物がとてもかわいらしい印象があります。お好きなモチーフの動物などはあるのでしょうか。
mokoさん:大人でも子どもでも親しみが持てる動物が多いですね。くまやうさぎなどは特によく作ります。
ー mokoさんは日々さまざまな可愛らしい作品をInstagramにアップされていますね。特にリアクションの大きかった作品についてお聞かせください。
mokoさん:トイレットペーパーの芯を使って作ったクレヨンやなまけものの飾りなど、身近にある廃材を使って作ったおもちゃやお部屋などに飾れる物はフォローいただいている方を中心に反応が多かったです。
ー Instagramでの投稿で意識されているポイントはあるのでしょうか。
mokoさん:クリスマスやハロウィンといった季節の行事前には、その行事にちなんだ壁面装飾などの作品を作ったりします。
ー 紙おもちゃを作ってみたい方へのアドバイスをいただけますか。
mokoさん:私の作品は、ほとんどが身近にある物で作れるものが中心です。ご自宅の近くにある100円ショップなどで揃いますので、ぜひ作ってみて下さい。
動物ひとつでも、目や鼻の位置で表情が変わり、作る人それぞれの味が出るところも楽しんでもらいたいですし、今はコロナ禍で自宅にいる事も多いと思います。画用紙の色々な色に癒されながら、自分時間に、またお子さまと一緒に作る親子時間にと制作で楽しいおうち時間を過ごしてほしいと思います。
ー 最後に、今後作ってみたい作品についてお聞かせください。
mokoさん:これからも、大人も子どもも見ていて笑顔になる、親しみが持てる作品、またその空間が明るく、見ている人が元気になる壁面なども作っていけたらなと思います。
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取材を終えて
mokoさんの作品は、お部屋を素敵に飾り付けてくれる壁面装飾やお子さまが夢中になって遊んでくれるおもちゃをはじめ、毎日の生活に彩りを加えてくれるようなものが多くあります。ぜひ、mokoさんの作りだす、手作りの温かみを持った紙おもちゃ作りに挑戦してみてくださいね。
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