- トップ
- マガジントップ
- [ 教育 ]に関する記事一覧
- 【子供のためのお金の勉強】ゲーム感覚で楽しめる3つの勉強法
【子供のためのお金の勉強】ゲーム感覚で楽しめる3つの勉強法
生きていくうえで大切なもののひとつ、お金。いつからお子様に、扱い方や価値について教え始めればいいのだろう、と考えているお母さんはきっと多いはず。お金の種類、計算のしかた、そしてなにより大切さは、お小遣いをあげはじめる前に、できれば教えておいてあげたいものです。
ですが、お金に興味をもってもらうのは、なかなか難しい…と、すでに感じている方も多いですよね。
そこで今回は、お金の種類を覚えてもらうゲームを3つご提案します。ぜひ親子もしくはお子様同士、ゲームを楽しむ中で自然に学んでみませんか。
PR
1.「これは何円?」お菓子でお買い物ごっこ
まずは、簡単なお店屋さんごっこをしながら、お金の種類を学ぶゲームをご紹介します。おやつの時間にいくつかお菓子を用意し、それぞれにいろいろな価格の値札を貼って、お母さんの準備は完了。お子様に渡したペーパークラフトのお金から必要な分を払ってもらい、好きなお菓子を買ってもらうのが、このゲームの概要です。
一言でいえば、お母さんがお店屋さんで、お子様がお客さんですね。お金には種類がいくつかあるのだ、ということを覚えてもらいたいので、10円や100円といった、ワンコインで買える値段設定から始めていきましょう。
この段階を繰り返したら、全部のお金の種類と数字がお子様の中で結びつきます。その次は、徐々に20円、55円、56円、166円、656円…など、お金の種類の組み合わせを増やした値段づけをしていくのが、お金の種類と計算方法を学ぶこのゲームのポイント。
このゲームで一通りお金の種類や計算の仕方を学べたら、次のステップのゲームを遊んでみましょう。
2.「家計のやりくりの第一歩!」予算を決めて、お買い物ごっこ
次のゲームは、決められた予算の中で、上手にやりくりをする方法を考えることがポイント。いろいろな価格の値札を貼ったお菓子を用意してもらうのは、先ほどのゲームと同じです。
このゲームでは100円や500円といった、ちょっと大きな額のお金を一枚だけ渡し、お菓子の値段を計算して、予算内におさまるように買い物をしてもらいます。ここで「なるべくおつりが0円に近づくように」、というルールを設定しましょう。
予算を超えた買い物をした場合には、どのお菓子を我慢すれば、設定額の中におさまるのかを考えてもらう。おつりが出てしまった場合には、次のゲームのタイミングで、前回よりおつりの額を減らせるよう工夫してもらう。そうやって、お子様にゲームを攻略していってもらうのです。
ゲームを攻略できるまでは、同じ金額設定のお菓子を繰り返して出し、その後に見事攻略できたら、違う金額のお菓子を用意するのがおすすめです。
3.「お小遣いの練習に」お手伝いのご褒美ごっこ
次のステップは、お手伝いをしてくれる、ちょっと大人になったお子様へ挑戦するゲームです。本物のお金は実際のお店で使えてしまうものですので、まだお小遣いをあげるのは早いかな…というご家庭では、今回ご紹介しているクラフトのお金をお小遣いとして渡してみてはいかがでしょうか。
お母さんはお手伝いをしてもらうごとに、一回いくらお小遣いを渡すか決め、お子様には欲しいものを決めてもらいます。そして、欲しいものが買えるだけお小遣いがたまったら、交換してあげましょう。
おうちにあるお菓子に値段をつけて商品とするもよし、ちょっとお手伝いがんばってくれたな、という時には、お店に買いに行くのもよし。
例えば、10回お手伝いすれば500円もらえる!というように、欲しいもののために自分でお金を稼ぐということを、このゲームで学ぶことができます。お母さんもご存知の通り、「簡単に手に入らない」というのも、お金を稼ぐ大変さのひとつです。
PR
お買い物ごっこで、上手にお金を勉強しよう!
本物のお金を使うのもいいけれど、「お金という初めて見るもの」に興味を持ってもらうために、まずはダウンロードコンテンツを使用してみてください。
紙からお子様に切り抜いてもらったり、お金の種類ごとにまとめてもらったり。はたまた、お財布や貯金箱をつくってそこにお片付けしてもらったり…ということができるのも、このゲームのメリットです。おもちゃを買うお金もかかりませんし、紙でできているので、置き場所や処分も楽ちんです。
今回は飽きがこないようにお菓子を商品としましたが、ゲームのたびにお菓子を与えてばかりだと気になる…という方は、おうちにあるおもちゃや絵本を商品にしてみてはいかがでしょうか。
幼稚園もしくは保育園の行事で、お店屋さんごっこを楽しんだお子様も多いはずです。おうちではもう一歩進んで、お子様の成長や興味に合わせたゲームのステップを楽しみながら、お金のいろはについて学んでいってくださいね。