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COLUMN

ラベルでつくる気持ちのいい暮らし

ラベルでつくる気持ちのいい暮らし

整理収納アドバイザーの小川奈々さんに整理収納についてお話を伺いました。
小川さんは、「感動の整理収納 in Nagoya」を主宰されており、「個人宅の整理収納サービス」「自宅公開セミナー」「企業タイアップの収納セミナー」「新築マンションの収納コーディネート」「資格認定講師」など、多岐に渡り活躍されています。また書籍「禅に学ぶ台所しごと」も出版されています。

整理収納で暮らしの質を高めたい方に向けて、整理収納のコツや小川さんにご監修いただいたラベル活用術などについてご紹介します。

整理収納を習慣化するコツ

小川さん:
忙しい時、心がざわざわする時。そんな時ほど身の回りのモノを整え、居心地のいい空間を作るようにしています。整った空間にいることで不思議と心が穏やかになり、仕事や家事がはかどります。空間が整うと、埃を払って床も綺麗にしたくなり、掃除へと自然に気持ちが繋がります。掃除は自分の心を磨くこと。こうしてどんどんプラスの循環になる最初の行動が「整理収納」だと考えています。

我が家は夫婦共々仕事が忙しいので、休みの日は外出するよりも家の中でくつろいだり、趣味を楽しんだりすることを大切にしています。お気に入りの家具を置くことに始まり、2009年からお庭で野菜を作り始め、2011年からは器にもこだわるようになりました。

感動の整理収納小川奈々さん事例1

家の中を、平日は仕事場、休日はくつろぎの空間とするために、時間の使い方にルールを設けています。金曜日の深夜まで仕事道具が広がっている状態であっても、土曜日の朝は整理収納から掃除までを行い、家を整えます。これですっきりと休日モードにリセットされます。土・日は家でくつろぐと同時に夫婦ともに趣味に没頭します。そしてまた月曜日の朝に整理収納から掃除までを行い、平日モードにリセットします。

感動の整理収納小川奈々さん事例2

整理収納の行動習慣は1ヶ月ほどで定着すると言われています。時間の使い方にルールを設けることで、整理収納習慣の質を高めてみるのはいかがでしょうか。

活用術に込めた想い
感動の整理収納小川奈々さん事例3

小川さん:
書類整理の活用術に関しては、「暮らしの中に美しさを。戻すときの気持ちよさを。日々の生活に秩序を作る。出したらしまうが楽しくなる。」そんなコンセプトで監修しました。ラベルで見出しを付けておくだけで、迷子にならず、あるべきところにスッと気持ちよく戻すことができ、暮らしの質がワンランクアップします。一度溜めてしまうと過去を振り返って整理することに時間をかけなければなりません。過去ではなく、「今と未来」の時間を大切に使えるように願っています。

感動の整理収納小川奈々さん事例4
感動の整理収納小川奈々さん事例5
感動の整理収納小川奈々さん事例6

整理収納に関しては、「言葉よりも文字で伝える。余計な質問やストレス・争いから開放されてほしい。」そんな想いで携わらせていただきました。ゴミの分別は家族・来客でもわかるようにする必要があると考え、絵文字を使いました。絵文字を使ったラベルは、子育て中のママさんには特におススメです。幼い頃から、モノの指定席を意識した子育てを心掛けることで、片付け上手なお子さんになると思うからです。

感動の整理収納小川奈々さん事例7
ラベルライターで始める整理収納のコツ

小川さん:
整理収納という言葉は「整理=要る・要らないを区別する」という概念と、「収納=使いやすくしまう」という二つの概念に分解できます。この二つを順番通りに行い、総仕上げとしてラベルを貼るのが理想的です。しかし、順番にこだわらずに、できることから始めてみるという方法もあると考えています。

感動の整理収納小川奈々さん事例8

まずは入れ物や箱を用意してラベルを付けてみる、そこから始めることも可能です。飾り付けることが好きな方や、片付けが苦手という方にこそ、おすすめしたい方法です。ラベルを貼るだけで戻す場所が明確になり、使ったら戻したくなります。これにより収納の質がアップします。

感動の整理収納小川奈々さん事例9

そして、箱や入れ物を作る際のコツとしては「未分類」を作ること。分別に迷ったものはここに入れておいて、後で改めて考えるようにします。そうすれば、その他の箱が無秩序になることを防ぐことができます。

ラベルライターは便利な道具です。仲良くすることで、片付け上手に変身! 使わないともったいないですね。

P-TOUCH CUBEの気に入っているところ

小川さん:
飾り棚にも馴染む奥行き感と、キーが一切表に出ないインテリア性の高さに感激しました。これならオープン収納に思わず飾りたくなりますし、取り出しやすい方法で身近においておくことができると確信しました。「ラベルを作る=本体を取りに行く」ラベルを作ろうと思ったときに最初に面倒に感じるこの行動が不要になることに衝撃が走りました。

感動の整理収納小川奈々さん事例10

また、筆記用具以上に身近にある「スマホ」で作成して出力できるなんて画期的! 操作の慣れたスマホで、好きなフォントで、好きな色で、しかも豊富なテンプレートで、プロのようなラベルを作れるなんて、本当に感動しました。私にとってラベルを作るということは、頻度が高く日常的なことなので、魅力を感じましたね。

感動の整理収納小川奈々さん事例11

整理収納アドバイザーの必需品として、今までもラベルライターを使ってきましたが、行動を合理化する整理収納という行為に使う道具として、数々の非合理的な行為を解消してくれたことが最大の魅力だと思います。

小川さん、ありがとうございました!

小川 奈々さん

整理収納アドバイザー1級

小川 奈々さん
アプリ掲載例:
ファイルボックスを使った紙類収納
感動の整理収納小川奈々さん事例12

個人宅の整理収納サービス/自宅公開セミナー/企業タイアップの収納セミナー/新築マンションの収納コーディネート/資格認定講師など、多岐に渡り活躍中。
http://www.kandouseiri.com/

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