日本モレックス株式会社 様
- 社名
- 日本モレックス株式会社
- 設立
- 1970年6月(昭和45年)
- 本店所在地
- 神奈川県大和市深見東1-5-4
- 資本金
- 120億円
- 売上高
- 1,040億円
- 従業員数
- 1,771名
- 事業内容
- 情報・OA・通信・FA機器・家電製品・自動車機器等のコネクター、ICソケット手動、自動圧着・圧接工具等の製造販売
- 関連会社
- 世界17ヵ国に45工場、38ヵ国に76営業拠点
- URL
- http://www.molex.co.jp/
(「日本モレックス株式会社」のサイトへリンクします)
導入製品
だから私は、
ブラザーを選びました!
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導入の背景
製品のトレーサビリティ確保に
対応するプリンタが課題に。- 製品個々の検査データが必須
- 当初A4版ラベルシールで対応
- 印刷ミスや貼付ミスが課題に
コネクター専業メーカーとしてグローバルに事業を展開する日本モレックス様は、2007年1月、サーバ/ストレージ製品向け高速信号伝送用ケーブル「iPassシリーズ」を開発しました。その高品質性を保証するために、製品1本ごとの検査データ収集とトレーサビリティ確保が必須だったため、当初はA4版のラベルシートにシリアルナンバーをプリンタで印字し、手作業でカットと貼付を行いました。しかし印刷や貼付作業でミスが発生。この工程における改善が緊急課題となりました。
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選択した理由
耐久性や環境基準を
クリアしたラベルで
作業効率を改善。- PCと連携しラベルを自動出力
- 優れた耐久性/耐熱性/粘着性
- RoHS等の環境基準もクリア
同社が新しいラベルプリンタに求めた要件は、まずミスなく効率的な作業を行うために、電気検査器やPCと連携して、製品に貼付するラベルを1枚ずつ自動的に出力できること。またラベルが貼付されるコネクターは様々な条件下で使用されるため、ラベルが耐久性・耐熱性・粘着性に優れていること。さらにRoHS等の環境付加物質含有規制をクリアしていることなどでした。同社は複数のプリンタを検討しましたが、この厳しい要件をすべて満たしたのがピータッチ9500pcでした。
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導入の成果
製品1本ごとの照会対応や
社内業務の効率化に貢献。- 作業現場の作業効率向上
- 完璧なトレーサビリティ
- 開発/工場間の業務も円滑化
同社では現在、「iPassシリーズ」の各工程にピータッチ9500pcを設置しています。検査オペレーターは煩わしい手作業をすることなく、工程移動表のバーコードをスキャンするだけでラベルを自動出力。作業効率は大幅に向上しました。当初の目的であった製品1本ごとの検査データのトレーサビリティも完全に実現し、問い合わせにはシリアル番号での照会で対応しています。また開発部署と生産工場との連携もスムースになり、社内業務の円滑化にも貢献しています。
PCと連携して耐久性に優れたラベルを自動出力、
製品1本ごとの品質トレーサビリティを実現しました。
PCとの連携性、ラベルの品質などの面でピータッチ9500pcは当社の生産管理に最適でした。
研究開発本部 先端技術開発部 1グループ グループ長
水村 晶範 様