T-8750C

高速縫製中に誤ってストップレバーに触れることがあっても、安全機構を備えているため、針棒が縫け落ちる心配がありません。縫製作業の安全性に十分に配慮し、またミシンの致命的な破損を回避します。

片側の針棒を停止するには、ストップレバーを切り替えるだけで簡単に行えます。軽いタッチでの操作が可能なので縫製中の作業を邪魔しません。2本針縫いに戻す際もプッシュレバー板を押すだけ。さらにその際にはストップレバーは自動的に中心の位置へ正確に戻ります。

縫いずれ防止に効果的な針送りと、パッカリングを防いで小回りが利く下送りの切替機構を標準装備しています。素材や工程によって最適な送り方式が選べるので、縫製品質が格段にアップします。

釜土台の左右調節機構にカムを採用し、針と釜剣先の隙間の微調整が簡単に行え、ゲージ交換作業の効率を高めます。さらに、針落ち補正機能を備え、市販のゲージ部品でも針落ちを針穴の中央に合わせることができます。