【定番から変わり種まで】父の日に贈り物で感謝を伝えよう

父の日の由来

父の日は、1909年にワシントン州東部の都市スポケーンに住む、ソノラ・スマート・ドットという女性の呼びかけにより始まりました。

その背景には、男手ひとつで彼女を含む6人の子どもを懸命に育てた彼女の父親という存在がありました

当時、すでに母の日は広く浸透しており、教会でもお祝いが行われていたため、ソノラは地元の牧師教会に「母の日と同様に、父親に感謝する“父の日”を作って欲しい」と相談します。その翌年、6月の第3日曜に初めて父の日のお祝いが実施されることとなったのです。

そして1972年、アメリカで正式に6月の第3日曜日が父の日だと制定されました。なお、日本では1980年代初旬に結成された「日本ファーザーズ・デイ委員会」が父の日を広める大きなきっかけになったと考えられています。

父の日のお花

母の日には赤やピンクのカーネーションを贈るイメージがありますが、父の日はどんなお花を送るのが定番なのか、ご存知でしょうか。

父の日ができたきっかけの女性、ソノラが亡くなった父親のお墓に白いバラを備えていたこと、加えて、日本ファーザーズ・デイ委員会が父の日のイメージカラーとして黄色を広めていたことから、父の日に贈る定番のお花は黄色いバラとなっています。

そのほかにも、父の日が6月中旬であるため、間近に迫った夏を感じさせるヒマワリも人気です。バラは華美な印象もあり、「父親にあげるのはちょっと恥ずかしいかも……」なんて方も、親しみやすい印象のヒマワリなら気軽にプレゼントできるのではないでしょうか。

喜んでもらえる父の日ギフトの選び方

父親に喜んでもらえるプレゼントは、好みや生活スタイルによってさまざま。

どんなものが良いのか、普段の父親を思い浮かべながら検討してみましょう。

お酒・酒器

父の日のプレゼントとして、お酒を贈る方も多く見られます。普段からお酒を飲むことが多いのであれば、いつもよりちょっと贅沢なお酒を贈ると喜ばれるかもしれません。また、みなさんが成人していれば、一緒にお酒をゆっくり飲むのも親子のコミュニケーションにぴったりです。

さらにお酒を飲むのが楽しみになるような酒器も人気です。おしゃれなものはもちろん、いつまでも冷えたお酒を味わえるような保冷タンブラーも良いでしょう。名入りにすれば、オリジナルアイテムにもなります

グルメセット

お酒はちょっと苦手……なんて父親には、美食を堪能できるグルメセットがおすすめです。お肉や海鮮、野菜など、父親の好きなジャンルのものを選んで贈れば、満足してもらえるはず。

甘党であれば、スイーツセットやそれに合うコーヒー豆も良いでしょう。6月中旬のため、シャーベットやゼリーの詰め合わせのように、さっぱりとしたものも喜ばれます。

コーヒー豆は長期保存もでき、長くこだわりの味を楽しめるといったメリットも。コーヒーミルもセットで贈れば、より良いリラックスタイムを演出してくれます。

メンズコスメ

コロンやシャンプーをはじめとするメンズコスメは、普段なかなか買わないものだからこそ、特別な贈り物となります。

それまであまりしっかりと行なっていなかった肌ケアなども、メンズコスメのプレゼントをきっかけに行うようになるかもしれません。

ファッションアイテム

まだまだ元気に働いている父親には、仕事中に身に着けられるファッションアイテムが良いでしょう。シャツやネクタイは、父親をより魅力的に見せてくれる素敵なプレゼントに。スーツに映えるカフスもおすすめです。

仕事だけでなく、休日にも外出が多いアクティブな父親には、おしゃれで歩きやすい靴も人気です。サプライズで贈る際は、事前に父親の足のサイズはもちろん、普段履いている靴のブランドや好みの履き心地を確認しておくのが重要です。

そしてこれから夏にかけて、お出かけの際は紫外線が気になる季節。ハンドメイドでお揃いのハンチングを作り、プレゼントするのはいかがでしょうか。ブラザーのホームページでダウンロードできる型紙は、サイズ展開も豊富です。素材や柄にこだわった、オリジナルのハンチングでおしゃれにお出かけするのも素敵ですね。

父の日ギフトで感謝の気持ちを伝えよう

普段は照れ臭くて伝えられない父親への感謝の気持ちも、父の日というイベントによって伝えやすくなるかもしれません。

美味しいグルメやお酒、おしゃれなファッションアイテムとともに、手書きのメッセージをカードで伝えてみてはいかがでしょうか。

ブラザーのホームページでは、父の日のメッセージカードが無料ダウンロードできます。

かわいいイラストのカードから、開くと飛び出すポップアップカードまで、バリエーションも豊富です。ぜひ、感謝の気持ちをつづってみてくださいね。