【おうち時間を楽しく】ベランピングのすすめ

ベランピングとは

ベランピングとは、“グランピング”と“ベランダ”を組み合わせた言葉です。「豪華なキャンプスタイルであるグランピングを、家のベランダで楽しもう！」というアイデアのもと誕生しました。家にいながら、キャンプのようなアウトドアの雰囲気を手軽に楽しむことができます。

また、キャンプと違いほとんどのグッズが家にあるものでも代用できるため、お金や労力をかけずに楽しめるのも魅力のひとつ。小さいお子さまがいるご家庭でも、非日常感のある時間をつくることができるでしょう。

まずはベランダに椅子とテーブルを設置し、料理を作ったり、本を読んだりと思い思いの時間を過ごしてみませんか？

ベランピングで揃えたいグッズ

ベランピングをおしゃれに、快適に楽しめるグッズを取り入れることで、より充実したベランピングを行うことができます。

照明

昼間に行うベランピングは快適ですが、夜にはまた違った雰囲気を楽しむことができます。LEDランタンやデコレーションライトなどを取り付けることで、ゆったりとしたくつろぎの空間に。

キャンドルを灯せば、火のゆらぎがリラックス効果をもたらしてくれます。香りのついたものを選ぶと、リラックス効果も得られるでしょう。

家族でおしゃべりをしながら、夜の時間を楽しむのにかかせない照明。しかし、火の取り扱いには十分注意してくださいね。

防寒グッズ

ベランピングは外で行うものなので、季節によっては防寒対策が必要です。寒さをしのいでくれるブランケットはもちろん、ベランダにラグを敷き、スリッパを履いて移動するのもおすすめです。

また、持ち運びできる小さめのヒーターを置くのも吉。風邪を引かないように、徹底した対策を行いましょう。

道具の準備

草木染めに使う主な道具は、以下の通りです。

また、持ち運びできる小さめのヒーターを置くのも吉。風邪を引かないように、徹底した対策を行いましょう。

テーブルウェア

ベランダで料理を作って食べるだけで、いつもとは全く違った食事を楽しむことができます。おしゃれな料理と一緒に使いたいのが、カトラリーケースやランチョンマットです。

ブラザーのプリントテラスでは、カトラリーを汚れから守ってくれるカトラリーケースや、パッチワークで作るぷっくりマットのレシピを無料でダウンロードできます。お気に入りの布でテーブルウェアを作ってみてはいかがでしょうか。

調理グッズ

アウトドア料理には、シングルバーナーやガスコンロがあると便利です。お湯を沸かしてお茶を淹れることができるほか、ガスコンロがあればどんな料理でも手軽に作ることができます。直火で使えるカップの「シェラカップ」があれば、よりアウトドア気分を高めることができるかも。

一軒家であれば、焚き火台を使って焚き火で料理をしてみるのも良いでしょう。ただし、火の取り扱いにはいつも以上に注意を払う必要があります。しっかりと事前に調べたうえで、行うようにしましょう。

ベランピングの注意点

ベランピングはベランダで行うため、近隣住民の迷惑にならないように注意しなくてはなりません。特にマンションの場合は、トラブルにならないように予め確認しておきましょう。

ベランピングできる物件かどうか

マンションやアパートの中には、バーベキューといった引火する恐れがある行為を禁止しているケースもあります。

まずは、火の使用が認可されている物件かどうかを確認しましょう。禁止されている場合は、料理は行わず外でくつろぐ程度に留めるようにしましょう。

騒音

外で過ごすということは、普段よりも話し声などの音量には注意しなくてはなりません。夜になってからの大声での会話や、音楽の音量には十分注意しましょう。

特にお子さんがいるご家庭では、遊んでいる声が迷惑にならないよう、夕方頃には切り上げるのをおすすめします。

匂い

ベランダで料理を楽しむ場合は、近隣住民の方の迷惑にならないよう、匂いにも注意を払う必要があります。

たとえばお肉をベランダで焼くと、煙や匂いが近隣のベランダに漂い、洗濯物に匂いがついてしまうかもしれません。「調理は室内で行ってベランダで食べる」、「飲み物を飲むだけにする」といった形に留めましょう。

避難経路

ベランダは、住民の共有部分として指定されています。また、消防法では避難経路を妨げる大きなものを設置することは禁止されています。

火災や地震などが起きた際にベランダを避難経路にする場合があるため、ベランピング後のテーブルや椅子、ラグなどの大きな家具はすぐに撤収するように心がけましょう。

ベランピングでおうち時間を楽しもう

自宅で気軽にアウトドアを体験することができるベランピング。火の始末や迷惑行為には十分に注意しながら、くつろぎの時間を楽しんでくださいね。