ハンドメイドがもっと楽しくなる!手作り情報サイト
ハンドメイドがもっと楽しくなる!手作り情報サイト

趣味

【大人っぽい雰囲気に】和風ハンドメイドをはじめよう

和風ハンドメイド作品

周りとひと味違うファッションをしたいとき、和装に合わせる小物を探しているときにおすすめなのが、水引や折り紙をモチーフにしたり、つまみ細工で作られた和風小物です。ハンドメイドサイトでも、「和風小物」のカテゴリーに出品するハンドメイド作家の方は年々増加しているともいわれています。

和風小物は自らで身につけるのもステキですが、海外に住んでいる友人へのプレゼントにもぴったり。お店で買うより、せっかくなら手作りするのもおすすめです。

今回はそんな和風小物に注目しながら、つまみ細工の制作に挑戦しましょう。

細かいところまでこだわりたい、和風小物

和装をしている女性たち

最近では若い年齢層を中心に、日常的にカジュアルな和装を楽しむことがブームとなっています。和装といえば、成人式や卒業式といった行事に、振袖や袴を着ることが定番でしたが、ひとりでも着られる簡易的なものや洗いやすい素材のものの販売をきっかけに、洋服感覚で着る方も増えています。

そんな「カジュアル和装」の人気もあって、和風小物も多くの方に注目されています。

かんざし

かんざしの写真1

和装にあわせ、ヘアスタイルも和風にしたい方も多いはず。そんなときに役立つのが、結った髪に挿して使うかんざしです。

かんざしと聞くと丸い飾りがついた細いものをイメージするかもしれませんが、その種類はさまざま。扇状になった「扇型」やくしに似た「くし型」など、バリエーションも豊か。気分やヘアアレンジによってつけ替えるのもおすすめです。

かんざしの写真2

また、和柄の布を使ったくるみボタンをコームにつけるだけでも、立派な和風ヘアアクセサリーが作れます。100円ショップでもくるみボタンのキットやコームは販売されているため、手軽におしゃれなアイテムを作れます。

こちらの記事もおすすめ!

【余った布を有効活用!】くるみボタンでかわいいアイテムを作ろう
【余った布を有効活用!】くるみボタンでかわいいアイテムを作ろう


手芸屋さんや100円ショップで取り扱っているキットを使い、手軽に制作できるくるみボタン。その手順の簡単さからハンドメイド初心者はもちろん、上級者からもヘアゴムやキーホルダーなどのアレンジが活かせると支持を受けています。

くるみボタンは余った布を有効活用したい時や、柄が可愛くて購入したものの、布の使いみちが見つからない時に最適です。今回はくるみボタンの作り方やアレンジ方法を紹介します。

ピアス、イヤリング

ピアスの写真

本来なら和装に耳飾りをあわせるのはご法度ですが、そこはなんといっても「カジュアル和装」。髪をあげることも多いため、和風のイヤリングやピアスを身につけるのが今流です。とくに人気なのは、こんぺいとうやラムネといった和菓子をモチーフにした和風イヤリング、ピアスです。和装にあうのはもちろん、ちらりと見えたときに「美味しそう!」と思われるような驚きがあります。

変わり種でありながらも、耳元だけ浮いてしまうようなことがないのも、落ち着いた和風ならでは。和風イヤリング、ピアスは、周囲から「カワイイ!」と評判になるのは間違いありません。

帯留め

帯留めの写真

古来より和装におけるアクセサリーでもある帯留めは、あくまでも装飾品であるためなくても問題ありません。しかし、せっかくならば素敵な帯留めを身につけ、周囲から「おしゃれ」だと思われたいもの。

つまみ細工や水引を使った帯留めは、帯や着物を引き立てるキラーアイテムにもなります。帯や着物の色合いにあわせたり、季節感のあるモチーフを身につければ着物通にも見えることでしょう。

つまみ細工の作り方

つまみ細工の作品

つまみ細工はコツさえつかめれば、簡単に作れます。また、丸い花びらの「丸つまみ」、とがった花びらの「剣つまみ」の作り方はほぼ同じ。好きな色や柄の和ちりめんを用意し、作ってみましょう。

【材料】

・正方形に切った和ちりめん
・土台部分になる厚紙
・糸
・土台部分に貼る和ちりめん

【道具】

・手芸用ボンド
・ピンセット
・つまようじ

丸つまみの作り方

手順1. 和ちりめんを三角に折ったら、中央部分をピンセットではさむ。

丸つまみの手順1補足画像

手順2. さらにもう一度三角に折ったら、両端をそれぞれ逆方向になるよう半分に折り返し、3ヵ所の頂点を合わせる。3ヵ所の頂点が重なる部分につまようじで接着剤をつけ、指で押さえる。同様に花びらの部分を複数個作る。

丸つまみの手順2補足画像

手順3. 厚紙を円の形に切り、和ちりめんで覆うように貼って土台を作る。

丸つまみの手順3補足画像

手順4. 土台部分に花びらの部分を貼っていく。

丸つまみの手順4補足画像

手順5. ピンセットで花びらの部分の上部を押し込み、花びらの形をきれいにする(縁を立ち上げてくぼみを作る)。

丸つまみの手順5補足画像

手順6. 中央にビーズやパールをつけたら完成。

丸つまみの手順6補足画像

剣つまみの作り方

手順1. 和ちりめんを三角に折ったら、中央部分をピンセットではさむ。

手順2. さらに三角に折り、もう一度半分に折ったらひらひらした部分に接着剤をつける。接着剤をつけた部分を指で押さえ、形を整える。

剣つまみの手順2補足画像

手順3. 厚紙を円の形に切り、和ちりめんで覆うように貼って土台を作る。土台部分に花びらの部分を貼っていく。

手順4. 中央にビーズやパールをつけたら完成。

剣つまみの手順4補足画像

完成したつまみ細工は、しめ縄につけることでお正月飾りに、くしにつけることで髪飾りになったりと活用方法はさまざま。大きさや色を変えたものを複数作れば、華やかになります。

しめ縄の写真

とくに発泡スチロールのボールに複数作ったつまみ細工を挿せばボールブーケとなり、結婚式に彩りを添えるアイテムにもなります。手作りの結婚式にこだわりたい方は、ぜひ作ってみてください。

難しいようで実は簡単!和風小物で和装にチャレンジしよう

和装と聞くと敷居が高いように感じるかもしれませんが、人気アパレルブランドも和装アイテムを発表するようになった背景から徐々にその敷居も下がりつつあります。アクセサリーや帽子とあわせるといった、従来にはなかった自由な「カジュアル和装」は、今後も大きな注目を浴びることでしょう。

日常的に和装を楽しみたい方は、和風ハンドメイドで細かいところまでおしゃれにこだわってみてはいかがでしょうか。

こちらの記事もおすすめ!

かわいいプラ板を心ときめくアクセサリーにアレンジ!色付けとアクセサリー作りの方法
かわいいプラ板を心ときめくアクセサリーにアレンジ!色付けとアクセサリー作りの方法


見た目が素朴でかわいらしいプラ板。短い時間で簡単に作ることができるので、ハンドメイドを始めたばかりの人でも、気軽に制作することができます。

せっかく作ったプラ板を自分が身に付けるアクセサリーや小物にしてみませんか?