ハンドメイドがもっと楽しくなる!手作り情報サイト
ハンドメイドがもっと楽しくなる!手作り情報サイト

趣味

【余った布を有効活用!】くるみボタンでかわいいアイテムを作ろう

【余った布を有効活用!】くるみボタンでかわいいアイテムを作ろう

手芸屋さんや100円ショップで取り扱っているキットを使い、手軽に制作できるくるみボタン。その手順の簡単さからハンドメイド初心者はもちろん、上級者からもヘアゴムやキーホルダーなどのアレンジが活かせると支持を受けています。

くるみボタンは余った布を有効活用したい時や、柄が可愛くて購入したものの、布の使いみちが見つからない時に最適です。今回はくるみボタンの作り方やアレンジ方法を紹介します。

くるみボタンの作り方

くるみボタンの材料

◇材料
・打具、打具台(下の手順②〜⑤で使用します)
・くるみボタンの上部/下部パーツ(下の手順②〜⑤で使用します)
・型紙
・はさみ
・布

打具、打具台、くるみボタンの上部と下部パーツ、型紙は手芸屋さんや100円ショップでキット販売されています。キットの中には打具や打具台が入っていないものもあるため、表記を見て購入しましょう。

代表的な作り方
①布を鉛筆でなぞり、丸く切り抜きます。キットの型紙を使い、大きさに合わせ印を付けカットしましょう。
②布を打具台に乗せ完成品の見た目を想定し、位置を調整します。
③打具台に布を乗せ上部パーツを置いた後、打具を使い押しこみます。
④打具を外すと上部パーツが布にすっぽりはまった状態になります。
⑤先程の作業ではみ出た布を内側にたたみ、下部パーツを打具で押しこみます。
⑥できあがり。

◇注意点
・厚手の生地で作る場合、うまく金具にくるめないほか、位置がずれてしまう可能性があるので、布を選ぶときには厚さも考慮しましょう。
・布が厚くても、ニットやポリエステルといった伸縮性のある素材は上記の手順③のときにボタンに布を押し込みやすく、作りやすいです。
・布が薄すぎると金具部分が透けてしまい、布の色や柄がはっきり出ません。そんな時は模様の入っていない生地やキルト芯を重ねると、金具部分を隠すことができます。また、綿を入れるとふっくらとしたくるみボタンになるため、見栄えも良くなりますよ。

くるみボタンのワンポイントデザイン

・刺しゅう

くるみボタンの刺しゅう

お子さまはもちろん、くるみボタンは大人の持ち物にもちょっとしたアクセントになります。「もう少しおしゃれにしたい」「ファッションにワンポイント加えたい」と思った方は、刺しゅうで一手間加えてみてはいかがでしょうか。

・キャラクター柄

お子さまが好きなキャラクターの布でくるみボタンを作れば、とても喜んでくれることでしょう。女の子には動物などの可愛らしいキャラクター、男の子はゲームのキャラクターがおすすめです。

・和柄

夏祭りや花火大会など、浴衣を着る機会が多くなる夏。浴衣に合うヘアゴムで髪をおしゃれにできたら嬉しいですよね。そのようなときには、和柄のクルミボタンをヘアゴムに付け、髪をアレンジすると爽やかな夏らしい印象になります。また、浴衣を着る時のかんざしや帯留めのワンポイントとしてもくるみボタンが使えます。

・レースとリボン

くるみボタンのレースとリボン

レースやリボンをくるみボタンに付ければ、さらにおしゃれになります。リボンやレースに布用ボンドや万能接着剤を薄く塗って、ハギレの好きな位置に貼ることで完成します。接着剤が乾いてから、くるみボタンを作り始めましょう。

くるみボタンのアレンジ

一般的なキットには「直径12mm、15mm、18mm、22mm、27mm、38mm」のサイズがあります。小さめのくるみボタンはヘアゴム、大きめのくるみボタンはブローチなど用途に合わせて大きさも選んでみましょう。

・ヘアゴム

くるみボタンのヘアゴム

お子さまの好きな柄でくるみボタンを作ったら、ヘアゴムをつけてみましょう。それだけでお子さまの喜ぶヘアゴムにアレンジができます。使っているうちにヘアゴムが伸びたり、切れてしまったとしても、新しいヘアゴムに付け替えるだけで再び使えるようになるのも嬉しいポイントです。

また、髪を結ぶ以外にも、手帳などを留める「ブックバンド」や腕に付ける「アームバンド」、お弁当を包むときに使う「お弁当バンド」としても活用できます。

注意すべき点は、ゴムの結び目が目立たないよう、くるみボタンの後ろに隠すこと。結び目がボタン穴に固定されるので表から結び目が目立たず、綺麗な仕上がりになります。

・イヤリング、ピアス

「毎日のファッションと合わせるために、イヤリングやピアスをたくさん持っている」という方も多いかもしれません。そのコレクションに、ぜひくるみボタンをアレンジしたものを加えてみてください。平日、休日関わらず毎日の気分で付け変えられるのでおすすめです。

また、タッセルとビーズを合わせると、さらに大人っぽい印象になります。色々な種類のくるみボタンのイヤリング、ピアスを作り、その日のファッションに組み合わせてみましょう。

・名前ボタン

お子さまの上履きに名前を書いても、使っているうちに消えてしまい、誰のものか分からなくなってしまうこともあるでしょう。しかし、名前ボタンを付けると、書いた文字が消えてしまうことを防止するだけでなく、見た目も可愛くなります。

また、「名前を刺しゅうしたくるみボタンを作りたいけど、仕事や育児で忙しい……」というお母さんにおすすめなのは、布プリ(パソコンからプリンターで直接印刷できる布)です。手書きで書かなくても子供の名前をあしらったデザインを自分で作り、布に直接プリンターから印刷し、世界にひとつだけの名前入りくるみボタンを作ることができます。

・ブローチ

くるみボタンのブローチ

ブローチは結婚式や誕生日など、お祝いごとの日に服に付けるのがおすすめです。もちろん、普段使いのバッグのアクセントにつけても可愛いですし、特別なお祝いごとにプレゼントするのも良いかもしれません。

・磁石、画びょう

くるみボタンの裏側にマグネットや画びょうを貼り付けると、部屋をおしゃれに飾ることができるアイテムに変身します。また、マグネットフックをくるみボタンに接着させれば、収納面でも活躍すること間違いありません。

お手軽に楽しく作れる「くるみボタン」

手芸屋さんや100円ショップで販売されているキットで、端切れを可愛いアイテムに有効活用できるのがくるみボタンの魅力です。手順が簡単なため、誰でも楽しく取り組みやすいでしょう。

くるみボタンを使い、自分だけのオリジナルグッズを作ってみてはいかがでしょうか。