ガーメントプリンターとは
衣類(Garment)に直接インクを塗布して印刷するプリンターです。業界では、ダイレクトインクジェットや、DTG(Direct to Garment)との名称で呼ばれています。データがあれば1枚から作成できる、小ロット・オンデマンドに適した機械です。またブラザーのガーメントプリンターはDTF(Direct to Film)にも対応しており、綿素材だけでなく、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維素材など様々な布生地へのプリントに対応し、多様なニーズに応えます。 このガーメントプリンターには、さまざまな特徴があります。
ウェア、そしてウェア以外の衣類素材にもフルカラー印刷をすることが可能。
ウェア(衣類)だけではなく、バッグやキャップなど、ファッション小物など様々な素材にデザインを施せるため、さまざまな業界で、さまざまな用途で導入されています。
PCからデータを送信するだけでプリントが可能。
PCからデータを送信するだけで、高クオリティな仕上がりに。 独自開発したヘッドでインクを塗布するため、色の数が多くても、デザインが複雑であっても工程は増えません。
- DTG
- Tシャツ等の綿製品へ生地に直接印刷するプリント方法 また天然素材であれば、あらゆる素材にプリント可能
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DTGの特徴1
ぼかしやグラデーション表現も
プリント可能 -
DTGの特徴2
高速プリント
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DTGの特徴3
損なわない
手触りや風合い
プリント方法
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DESIGN
印刷データの準備
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PRETREATMENT*
PRESS*Tシャツに前処理剤を塗布して
ヒートプレスで定着。*白インク未使用の場合はこのステップは不要。
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PRINT
プラテンにTシャツをセットして印刷。
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PRESS
プリントが終わったら熱定着。
2005年から業界のパイオニアとして研鑽を積み上げてきたブラザー
ブラザーは1908年のミシン事業の開始より衣料産業を支えてきました。それから近年に至るまで研鑽してきた技術を、衣服への直接印刷へ応用しブラザーのガーメントプリンターは誕生しました。そこから現在に至るまでも、生産性、品質向上への追究は進んでいます。
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2005
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2008
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2011
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2017
ブラザーのガーメントプリンター「GTX」の特徴
ブラザーのガーメントプリンター「GTX」は「スピード」「表現力」「対応力」が揃っており、プロフェッショナルの要望に応える一台。アイテムの品質と生産性を両立します。
- 高速印刷
- 白インク専用プリントヘッドを搭載。白インクがヘッド内を循環する機構になっており、廃液量の削減やヘッドの目詰まりを低減します。
- 精細な表現力
- 最高解像度1200dpiを実現し、鮮明でなめらかな印刷画質です。クオリティの高い商品をスピーディーに印刷できます。さらに、プリント可能領域の広さとインクの発色の良さで、印刷するボディを選びません。ポケットの縫い目やジッパー上の生地の重なり部分など、印刷が難しい、凹凸のある部分も印刷できます。
- 幅広い対応力
- プラテン(台座)を変更すれば、衣類だけでなくバックやキャップなど、ファッション小物にも対応できます。幅広い用途に使えるため多様なニーズ柔軟へ応えられます。綿素材だけでなく、レーヨンなどの薄い素材も風合いを損なわず、鮮明でなめらかな印刷が可能です。DTF手法を用いれば、ナイロンやポリエステルなど化学繊維素材にも対応可能です。
『デザイン作成』からブラザーはサポートします。
ガーメントプリンターを導入いただいた方にご提供する無償ソフトウェア「Graphics Lab」は、デザインの配置やテキストの追加、カラーチャートデータの用意など印刷データの作成をサポートします。
- ※元データの色合わせは事前に画像編集ソフトにてご対応をお願い致します。
- ※細かな仕様についてはアップデートにより予告なく変更する場合があります。
本体、プリントヘッド、インクすべてを国内で生産しています。
レーザープリンターやインクジェットプリンターの長い歴史で培った技術をもとにプリントヘッド・インクを含むすべてを専用設計により独自開発。安心の国内製で高い信頼性を誇ります。