CSR日和
事業での貢献
2024.10.15
プリントコンテンツを通じた公共交通の利用促進
~川崎市「ママ&キッズのあこがれ、
お仕事体験フェスタ」~
ブラザー販売は神奈川県川崎市と連携協定を結び、プリントコンテンツを通じた公共交通の利用促進を目指しています。
2024年5月12日、川崎市内で行われた「ママ&キッズのあこがれ、お仕事体験フェスタ」に川崎市と協働でブースを出展いたしました。
そこで、今回は川崎市まちづくり局交通政策室のMさんにお話を伺いました。
初めに、まちづくり局交通政策室のお仕事内容を教えてください。
当室では、市民のみなさまが将来にわたって、鉄道やバスなどの公共交通を利用できる環境を整えるため、交通事業者をはじめとした関係者と連携し、さまざまな取り組みを進めています。
例えば、路線バスの運転手は、深刻な人手不足であり、このままだと市民のみなさまの移動を支えられなくなってしまうため、バス事業者をはじめとした関係者と連携しながら自動運転バスの実装に向けた取り組みを進めています。
今回のイベント出展の目的や、想いなどお聞かせください。
川崎市の人口は、最近でも増加傾向ですが、公共交通の利用者はコロナ禍で激減し、コロナが落ち着いてきた現在でも以前ほど回復していません。
さらに、公共交通業界でも人手不足が問題となっています。
こうしたことから、子どもたちに公共交通を好きになってもらい、「乗ってみたい!」ひいては「運転手さんや駅員さんになりたい!」と思ってもらえたら嬉しいです。
そして、公共交通の現状や課題を知っていただくことを目的として、ブラザー販売さんや交通事業者さんのご協力のもとブースを出展しました。
来場者の反応はいかがでしたか?また、イベントを通じてどんなことを感じましたか?
今回のイベントでは、バスのペーパークラフト作りをしていただきましたが、子どもたちはもちろんのこと、親御さんからも好評でした。親子で一緒に楽しんでいただくことができ、子どもたちの笑顔から、鉄道やバスを好きなことがとても伝わってきました。
また、今回のイベントで実施したアンケートの結果、多くの人が公共交通の現状や課題を知らないということが明らかとなり、普及・啓発の必要性を実感しました。
今後も、こうしたイベントの機会を通じて、公共交通を好きになっていただくことで関心を深めていただけるよう、取り組んでいきたいと考えております。
筆者感想
公共交通の利用者数は減っているということでしたが、今回のイベントではバスの人気の高さを改めて実感することができました。
電車やバスは、一度に多くの人を運べるためエネルギー効率が高いと言われています。
そのため、多くの方が利用することでずっと住み続けられる環境にやさしいまちづくりにもつながります。
「一緒に乗ろう!みんなを運ぶバスキット」を通して、バスをより身近なものに感じていただき、利用するきっかけになれば嬉しいです。
■川崎市 : 公共交通機関の利用促進
■一緒に乗ろう!みんなを運ぶバスキット(制作協力川崎市)|プリふれ|ブラザー