CSR日和
事業での貢献
2023.08.31
防災プリントコンテンツを通じた防災啓もう活動
~浜松市さなえ放課後児童会~
ブラザーはプリンターを活用して家族や友達みんなと楽しめる無料ダウンロードコンテンツ配信サイト「プリふれ」を運営しています。
この度、ブラザー販売が連携協定を結ぶ名古屋市消防局の協力のもと「おうちプリンターで遊んで学べる防災」 コンテンツをプリふれ内に公開しました。
公開に先駆け、2023年8月22日、静岡県浜松市の学童「さなえ放課後児童会(運営:株式会社明日葉(ソシオークグループ))」に通う子どもたち約20名と一緒に「遊んで学べる防災」を通じた防災イベントを開催しました。
■「おうちプリンターで遊んで学べる防災」コンテンツWEBページ
イベントでは2つのプリントコンテンツ『おうち防災ゲーム』と『みんなで作ろう防災マップ』を使って、「災害への備え」「災害直後の行動」「災害後の移動」の順にそって学んでいきました。
まず、『おうち防災ゲーム』のコンテンツで、おうちにいるときに地震が発生したら何が起こるか、地震対策に必要なことは何かをペーパークラフトを切ったり貼ったりしながら考えます。
子どもたちはペーパークラフトを貼りながら、「食器棚が倒れたらガラスも割れて危ないね。」「うちはつっぱり棒やってるんだよ!」とたくさん意見が飛び交いました。
続いて2つ目のコンテンツ『みんなで作ろう防災マップ』を使って、災害の時の避難場所・避難経路と、気を付けるべきポイントを、コマを置いて、避難経路を書き込みながら学んでいきます。
マップに直接ペンを使って書き込んでいけるのもプリントコンテンツならでは。
「がけの近くだから早く離れたほうが良いよね。」「海から離れた道を通ったほうが良いのかな?」など子どもたちは真剣に、そして楽しみながら防災について学びます。
そして、イベントの最後には、ブラザーの箔プリンター「HAK」を使った「防災かつどう宣言」シートを作りました。自分で書いた宣言がHAKプリンターで金色に変身すると、子どもたちから大きな歓声が沸きました。
イベント担当者の感想
防災というと怖いイメージがあり、私自身も家庭で一緒に話し合うきっかけを持ちにくいと感じていました。おうちの中で防災について話し合うきっかけを作りたいという想いから、名古屋市消防局のご協力のもと「おうちプリンターで遊んで学べる防災」コンテンツを制作しました。
そして今回、株式会社明日葉のみなさまにお声がけいただき、こんなに多くの子どもたちと一緒にワークができたことで、学校や家庭でも楽しく学んでいただけることを確認することができました。
災害時に取るべき行動は、その時いる場所や時間、季節によっても変わってきます。一つの答えがあるわけではないからこそ、日ごろから家族で話し合っておく、一緒に考えるということが非常に大切だと感じています。
あまり気負わず、時間のある時に気軽に印刷して、ちょっと遊びながら家族で話してみる、そんな風に利用いただければ嬉しいなと考えています。