CSR日和
環境への配慮
2020.12.08
従業員が一体となって行うブラザー販売の環境への取組み
~環境活動を行う上での事務局担当者の思い~
ブラザー販売では現在、環境に関する活動を経営企画部という部門が担当しています。
入社4年目の環境事務局担当の女性は、ブラザー販売として行うべき活動の一端を担っています。
入社してすぐ「環境」をメインに仕事するのは弊社では稀な存在です。
彼女の今の思いをインタビューしてみました。
販売会社の「環境担当」の業務内容とは?
ブラザー販売では環境委員という独自の取り組みをしています。
本社のある名古屋だけでなく、北海道から九州まである各営業所からも担当者を選出し、責任者や事務局と合わせて約30名の集まりです。
全地域で同じように環境の為に取り組んでいるのですが、各営業所で方法はさまざまで、10年以上続けられている活動ですが、気づきや面白さがあります。
定例担当者会議後、ごみ箱を回り分別できているかを見て回る「環境パトロール」も行っています。
もちろん、環境委員以外の全従業員向けに、ブラザーグループ従業員がクリックで募金できる「エコポイント」活動、植林や清掃活動などのイベントへの参加を推進しています。
その他、各地域の営業さんを通じて、弊社製品に関するお問合せが毎日のように入るので、随時対応しております。
お客様が希望された情報の提供や、各種証明書の発行をグループ内担当部署へ依頼など、事業活動に直結しており、年々増加しているのでお客様や社会の環境意識の高まりを肌で感じます。
環境と言っても、従業員の意識向上やお客様からの問合せ対応まで多岐に渡っているのですね。
社員の「eco検定*」取得率は9割超。そこから役割を果たしていくには…
自社ビルから出されたゴミの処分場を見学させて頂いたことがあります。そこでは、分別されて集められたゴミをさらに人の手で細かく分けられていて、衝撃でした。
捨てる側からしたらゴミの分別は手間かもしれませんが、分ける目的は再利用を目指すためで、買い取って頂く側としては大事な資源…その気付きを、もっと社内で共有できたらという思いでいます。
電気を消す、ごみのチェックは社内で当たり前の光景にはなっています。
社員意識向上や製品説明へ役立てる為に、取得推進している「eco検定」取得率は、2020年2月時点で9割を超えています。
しかし、資格取得後の活用や、環境知識をブラッシュアップする機会までつながっていない点に課題を感じています。
*eco検定:東京商工会議所が主催している環境に関する検定試験。正式名称は環境社会検定試験。
このCSR日和が始まったきっかけとは?
会社で取り組みを推進すると、義務感を感じさせていた部分もあったかもしれません。今後は、社員の働き甲斐に繋げてもらえるような働きかけができたら、と思います。まだまだこれからですが、この記事もその一つです。
目の前の業務であわただしく終わる1日があったとしても、社内の誰かがCSRの小さな一歩を踏み出していたとしたら...CSR日和は社外の方にも見える場所なのですが、社員一人ひとりにとっても、読んでみて「よかった」を感じてほしい、そんな思いも詰まっています。
大きな活動はできないかもしれませんが、お客様に接するブラザー販売としてできることや、メーカーとの橋渡しなど、地道な「ブラザー販売らしさ」を大切に今後も続けてゆきたいです。