CSR日和
社会への貢献
2022.06.24
区役所の窓口業務における安全・安心に貢献!
名古屋市瑞穂区役所へ小型空気清浄機「DF-2」を寄贈
左から) 名古屋市瑞穂区長 月東 靖詞氏、ブラザー販売株式会社代表取締役社長 三島 勉
2022年4月19日、ブラザー販売が本社を置く瑞穂区の区役所職員および区民の皆さまの安全・安心に寄与したいという想いから、プリンター開発などで培った技術を活用して開発したパーソナル空間向け小型空気清浄機「DF-2(ディーエフツー)」を名古屋市瑞穂区役所に寄贈しました。
社会貢献と経済を回すこと、両方の側面を持って生まれたという「DF-2」を寄贈した背景についてSDGs担当者にインタビューしました。
寄贈先を区役所にしたのはなぜですか。
ブラザーとしてコロナ禍で苦しむ社会に対しできることとして取り組んだのが、当時供給不足だった子ども用マスクの作成を呼びかける「手作りマスクプロジェクト」でした。
2020年7月に瑞穂区役所へ子ども用マスク1000枚を寄贈いたしました。コロナ禍の大変お忙しい中、区役所職員の皆さまが区内の児童館や学童へ迅速にマスクを配布してくださったことで、子どもたちの手元に手作りマスクを届けることができました。
区役所職員の皆さまは、住民の生活基盤のかなめとして、コロナ禍においても対面で業務を継続されておられます。
瑞穂区の区役所職員の皆さまをはじめ、区民の皆さまの安心感に貢献したいと考え、今回の寄贈に至りました。
そもそも、なぜブラザーが小型空気清浄機を開発したのでしょうか?
ブラザーグループには「JOYSOUND」のブランドでカラオケ事業を展開するエクシングがあります。
このカラオケ市場はコロナ禍で特に打撃を受けた領域で、カラオケボックスのみならず、スナックやバーなど、日ごろお世話になっているお客様が特に厳しい状況下におかれました。
ブラザーとして何とかお役に立ちたい、コロナ禍の不安を解消し経済を再び活性化させたいという想いが、開発者の背中を押し「DF-2」は誕生しました。
プリンターの技術が使われているとのことですが。
実はこの「DF-2」、ブラザー工業がプリンター開発などで培った技術を活用して開発した製品なのです。
パーソナル空間でも強力な吸引力を可能にする技術は、プリンターに搭載されたブラザー独自設計のファンがもとになっています。
飛沫が空気中に漂う前に口から出たところでパワフルに吸い込みすばやく除去するという点は、こうしたブラザーの技術の結集により実現できたのです。
◆「DF-2」製品サイト
https://df.joysound.biz/
筆者感想
寄贈式の際、月東瑞穂区長から「DF-2が職員や市民の皆さまの安心につながる」と温かい言葉を頂戴し、私たちも勇気をいただきました。
ブラザー販売は名古屋市瑞穂区の一員として、住みよい地域社会の発展と経済の成長にこれからも貢献してまいりたいと考えております。