事業報告会 ～役員によるSDGs浸透活動～

ブラザー販売では4半期に1度事業報告会があります。
事業報告会では、約1時間、役員の方々から従業員に向けて業績報告や情報共有を行います。6月に行われた事業報告会では、「ブラザーグループのSDGs経営」の勉強会を行いました。

最近はSDGsに関する注目が益々高まってきているように感じていますが、民間企業であるブラザーにとって、なぜSDGsの取組みが重要になるのでしょう？

1つ目は経済価値の側面において企業にとってチャンスであるからです。
企業が自らの製品、技術やサービスを活用してSDGｓの課題を解決できれば、新たな事業機会を創造することに繋がります。

2つ目は社会・環境の側面において事業継続のリスクがあります。

自然環境や労働環境、人権といった問題はいずれもSDGsの目標と深くかかわっており、企業はその活動を通じて積極的に保護、改善に取り組む必要があります。そうしない企業は次第に消費者の支持を失い、行く行くは事業継続が危うくなるリスクに遭遇すると考えられます。

ブラザーではこれまでSDGｓを強く意識していなかったものの、事業を通じて従来から社会的価値を創出してきました。今後は、社内外のステークホルダーにSDGｓ活動の認知を広めること。そして、この先もブラザーが持続可能な成長を続けていく為、今まで以上に事業を通じた社会的価値の創出を意識し、実行することが重要になります。
今回、ブラザーグループが進む方向性を共有したことによって、さらにSDGｓへの関心は高まったことでしょう。ただ、ブラザー販売としてのSDGｓはまだまだ駆け出したばかり…
ひとりでは解決が難しい問題でも、様々なお客様と繋がり、連携してSDGｓの課題解決に取り組んでいきたいと思います。