ブラザー販売株式会社

CSR日和

事業での貢献

2021.10.11

医療現場の「業務効率化」「コスト最適化」を通じて
貢献する 「安心」「安全」

医療業界への営業活動をした担当者へインタビュー

急速に進む少子高齢化の中で、医療と介護システムの再構築が迫られています。中でも少子高齢化の影響から今後、労働人口の減少が予想され、医療と介護の現場では深刻な人手不足が問題になっています。それに伴い、業務効率化のための積極的な設備投資やICT(Information and Communication Technology)を活用したシステム導入が不可欠となり、多くの病院やクリニックでコスト増大という課題に直面しています。

ブラザーのレーザープリンターやラベルプリンターは、低価格ながら高機能であることを評価いただいています。ブラザーのプリンターを導入いただくことでコストを抑えれば、余ったお金を別の投資に回す「コスト最適化」ができます。
ブラザー販売では、SDGs貢献のための優先課題の一つとして「医療の場において医療従事者と患者様をつなぐ」ことを掲げています。医療現場の「業務効率化」と「コスト最適化」を支援することで医療従事者の負担を減らし、患者様の「安心」「安全」に貢献することも一つの貢献の形だと考え事業活動を行っています。

入社以来、医療業界への営業活動を行ってきた担当者に、業界の抱える課題や想いをインタビューしました。

普段はどのような活動をしているのですか?

病院やクリニックといった医療機関へ、レーザープリンターやラベルプリンターを提案しています。医療業界では電子カルテなどの特殊なシステムと連携させる必要があり、SIerと呼ばれるシステム開発や運用を行う会社からもブラザーのプリンターをおすすめしてもらえるように、SIerへ提案や動作検証をすることも大切なミッションです。

ほかの業界と異なる点はどんなところですか?

実績と信頼が何よりも重んじられる世界です。なぜなら医療現場でミスは許されないからです。

ブラザーにラベルプリンターやモバイルプリンターがあることをご存じでないお客様もまだまだいらっしゃり、導入したことがないメーカーの製品を検討していただくのは非常にハードルが高いことだと考えています。
ブラザー販売では医療業界へのアプローチを強化するため2016年に専門の部署を立ち上げました。その部署では「導入したことがない」という不安を払しょくできるような強いメリットを感じていただくため、 ビジネストレンドコラムや導入事例を紹介する情報サイト「ビジネスNAVI」や展示会を通じて、積極的に事例紹介や業界情報の発信を行い、興味を持っていただいた方に製品の貸出しサービスなどを実施してきました。
そうした活動から、「導入実績=信頼」をコツコツと積み上げ、同時に現場スタッフの業務負荷やコストの低減につながる継続的な提案を行っています。

ラベルプリンター

うれしかったことはどんなことですか?また活動への想いをどうぞ!

医療従事者の皆さんは非常に緊張感のある仕事に従事されているので、プリンターの使い方や印刷トラブルで、更にストレスがかかってしまっては本末転倒です。
そのため、導入いただいた医療機関のお客様から「機械に詳しくないスタッフも使用しやすく、スタッフの業務負荷が低減された。コストも抑えることができた。」というお声をいただいたときには、これまでの地道な活動が間違っていなかったと実感し、これからも頑張ろうと強く思いました。

社会課題として医療従事者は残業時間が長く、精神的な負荷が大きいと認識しています。
「医療現場の課題を知り、最適なご提案をすることで、医療従事者の負担を減らし、人々の健康につながる。」ブラザーが考える社会課題への貢献が実現できたら、これほどうれしいことはありません。