舞台は、注力事業の最前線自分の努力が会社の成長に直結する醍醐味

工作機械事業　営業部門
営業／2019年入社
前職：大手自動車部品メーカー
A.K
※部署名・肩書は取材当時のものです。

01 工作機械メーカーの一員となって、
BtoBの営業経験に磨きをかけたい 02 周囲を巻き込む連携力が、
プロジェクトの成功を左右する 03 EV化の波も追い風に、
事業成長の一翼を担うやりがい MY　CAREER わたしのキャリア

01

工作機械メーカーの一員となって、
BtoBの営業経験に磨きをかけたい

入社前の私にとってブラザーは、個人用のプリンターや母が愛用していたミシンのイメージが強かったですね。しかし、当社が工作機械の開発・販売に注力していると知り、転職先として興味を持ちました。前職では自動車部品サプライヤーで小さな部品を扱っていたため、完成品を手掛けるメーカーでBtoBの営業経験を活かすことができたら、やりがいも十分だと思ったんです。それに新規事業も積極的に展開するなど、独立系メーカーならではのフットワークの軽さや成長性も魅力的に感じました。
もちろん、新しい挑戦にまったく不安がなかったわけではありません。営業と言えど、工作機械を扱う以上はメカ・ソフト両面の基本的な知識は必要不可欠。知識習得はかなり骨が折れそうだと覚悟していました。その点、経験者採用で入社した社員向けに6カ月の入社後研修が用意されていたのは本当にありがたかったです。工作機械の製造現場で実機に触れながら製品知識を学び、先輩との営業同行で仕事の流れを身につけるなど、安心してスタートを切ることができました。当時、先輩から学んだ「営業の仕事は売って終わりじゃない。むしろ販売後からスタートするんだ」という言葉は今も常に意識しています。お客様のモノづくりに深く関わり、納品後の安定稼働まで責任を持ってご支援できることは、完成品メーカーでの仕事の醍醐味だと思います。

02

周囲を巻き込む連携力が、
プロジェクトの成功を左右する

現在は、愛知・岐阜・三重の東海3県の営業を担当しています。当社の工作機械は自動車業界を中心に、航空機や家電業界、さらには腕時計や高級メガネの成型など、様々な生産現場で活躍していますが、販売活動は代理店を通して行うのが基本。ですから日々、代理店の営業の方とコミュニケーションを重ね、一緒にお客様先に訪問しています。
また代理店だけでなく、社内の他部署との連携や周囲を巻き込む力も非常に重要になります。特に入社2年目に担当したプロジェクトでは、連携力の必要性を強く実感しました。そのお客様は他社製品を導入されていたのですが、お話を伺うとアフターサービスの強化を希望されていました。そこで、当社のカスタマーサービス部門の担当者とともに製造現場を訪問してどんなサービスができるのかをお伝えしたり、私自身も「修理部品が必要な時は私がお届けします」と提案したりと、きめ細かなサポート体制をアピール。さらに開発部門や技術営業にも協力を仰ぎ、お客様に合わせたカスタマイズ提案や技術面での不安解消に努めました。その結果、お客様から「これだけ一体感を持ってバックアップしてくれるのなら安心だ」と高い評価をいただき、新規受注が実現したのです。この成果は私一人では不可能でしたし、協力してくれた皆さんと喜びを分かち合えたのが何より嬉しかったですね。

03

EV化の波も追い風に、
事業成長の一翼を担うやりがい

ブラザーは今後の成長戦略の中で、工作機械部門を重点事業のひとつに設定しています。営業は、いわばその最前線で事業成長をけん引する存在。自分たちの頑張りが会社の発展に直結するのでやりがいは十分です。
BtoB領域の市場環境の変化も、ブラザーに追い風になると感じています。例えば、自動車業界ではガソリン車からEVへのシフトが急ピッチで進んでいます。EVは軽量化・省エネ化のために、車体の主な材質が重い鉄からアルミや樹脂などに変化しており、部品の小型化も図られています。その結果、製造現場も高出力の大型機械中心だったのが、小型で高速稼働ができる加工機械のニーズが高まっているのです。こうした潮流の変化を先取りするように、ブラザーは以前から「コンパクト」「低価格」「加工スピードの速さ」の3点を重視して製品開発に当たってきました。これは、カーボンニュートラルが求められる中でも、大きな強みといえます。実際、引き合いは着実に増加しており、営業部としても新しい仲間の参加を心待ちにしている状況です。
こうした勢いのある環境で、今後は名古屋だけでなく様々な拠点で異なる市場・環境を経験し、営業力に磨きをかけていきたいと思っています。チャンスがあれば、グローバルなセールス経験も積んでみたいですね。そして将来的にはマネジャー職へとキャリアアップし、自分なりの経験を生かして会社の成長や後進の育成に貢献できたら最高です。