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【Print Terrace活用例】親子で楽しむ手作り「ひな人形」
ひな祭りの時期になると、「ひな人形」を飾るご家庭も多いのではないでしょうか。人形の愛らしい姿を見ているだけで、なんだか心が華やいできますよね。
そんなひな人形ですが、ペーパークラフトで手作りすることもできるんですよ。無料でダウンロードできるプリントコンテンツを使っていくので、ぜひチェックしてみてください!
筆者プロフィール
うらのりえ。子育てしながらWebライターとして活動。趣味はハンドメイドや雑貨屋さん巡り、サッカー観戦など。
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「Print Terrace」で「ひな人形」作り
暮らしやビジネスに役立つプリントコンテンツを提供している、ブラザーの公式サイト「Print Terrace」。今回はひな祭り向けコンテンツの中から「ひな人形」を作っていきましょう。
<contents>
● 制作に使用する材料・道具
● プリントコンテンツの印刷
●「ひな壇の台」を作る
●「ひな道具」を作る
●「ひな人形」を作る
● 並べて完成
「Print Terrace」はコチラ
制作に使用する材料・道具
今回制作に使用した材料・道具は下記の通りです。
材料
・インクジェット A4用紙 厚口(白)
道具
・カッターやはさみ
・カッティングボード ※1
・定規 ※2
・のりや両面テープ ※3
<補足>
※1 カッターを使わない場合は不要です。
※2 なくてもOKですが、直線をカットしたり折り目を付けたりする時にあると便利。
※3 液体タイプののりは紙がふやけることがあるため、スティックなどの固形タイプがおすすめです。
プリントコンテンツの印刷
まずは、プリントコンテンツを印刷して、ペーパークラフトの準備をしましょう。
作り方
●ステップ1:プリントコンテンツを選択
「Print Terrace」のサイトにアクセスし、「イベント」>「ひな祭り」と進んでいきます。
さまざまなプリントコンテンツが一覧となって表示されますが、ここでは「ひな人形ペーパークラフト」を選択しましょう。
●ステップ2:ダウンロードして印刷
「ひな人形ペーパークラフト」のページを開いたら、プリントコンテンツをダウンロード。
右の青い「ダウンロード」ボタンをクリックし、ファイルがダウンロードされたらプリンターで印刷します。
※ファイルはPDF形式です。
印刷したのがこちら。「ひな壇の台」と「ひな道具」「ひな人形」がプリントされた、A4用紙11枚で構成されています。
ひな人形は「お内裏様(おだいりさま)」と「おひな様」「三人官女」「五人囃子(ごにんばやし)」が、それぞれA4用紙1枚につき1体プリントされています。
三人官女は2体、五人囃子は4体不足しているので、足りない分を追加で印刷しておきましょう。
●ステップ3:組立図を印刷(必要な場合)
こちらのプリントコンテンツは、組み立て方が記載された「ひな人形ペーパークラフト組立図」が別ファイルで提供されています。
必要に応じてこちらも印刷しておきましょう。
こちらが「ひな人形ペーパークラフト組立図」です。A4用紙1枚に、ひな人形以外のものの組み立て方が記載されています。
ひと通り印刷できたら、いよいよペーパークラフトを始めていきますよ!
「ひな壇の台」を作る
まずは「ひな壇の台」から制作スタート。毛氈(もうせん)が敷かれたような、真っ赤な階段状の台を作りましょう。
作り方
●ステップ1:パーツを切る
それでは早速、A4用紙5枚に印刷された「ひな壇の台」のパーツを切っていきます。
<ポイント>
・ほとんどのパーツの“のりしろ”にパーツ番号が記載されていますが、中には記載がないものもあります。その場合は、鉛筆などでパーツの裏に番号を書き入れておくと作業しやすいです。
カットしたパーツがこちら。合計9枚のパーツが切り抜けました。
●ステップ2:パーツを折る
次に、折り線があるものは先に折っておきましょう。
<ポイント>
・組み立てながら折っても大丈夫ですが、先に折っておく方が作業をスムーズに進められてオススメ!
●ステップ3:「三段部分」の組み立て
パーツが折れたら、「三段部分」を組み立てます。
台になる部分を蛇腹状につなげ、両脇のパーツを貼り付けて固定。すると、階段状の台ができました。
●ステップ4:「最上段部分」の組み立て
続いて、「最上段部分」を作ります。
台になる部分をコの字に折り、両脇をパーツで固定したらできあがりです。
●ステップ5:最下部に敷物を貼り付ける
2種類の台ができたら、最下部の前面に敷物を貼り付けます。
端にはひな人形でよく見かける鮮やかな模様が入っていて、毛氈らしさが加わりましたね。
「ひな壇の台」のできあがり
「三段部分」と「最上段部分」を組み合わせたら、「ひな壇の台」のできあがり。それぞれ両脇のパーツで固定しているだけですが、意外としっかりしていますよ。
「ひな道具・親王様(おだいりさま)の台座」を作る
次に作るのは「ひな道具」と「親王の台座」。細かい作業が多く含まれますが、ミニチュアの世界を楽しみながら作業してみましょう。
作り方
●ステップ1:パーツを切る
A4用紙3枚にプリントされた「ひな道具・親王様(おだいりさま)の台座」のパーツをカットします。
小さなパーツや複雑な箇所が多いため、ゆっくり丁寧に切り抜いてくださいね。
<ポイント>
・「ひな壇の台」と同様に、“のりしろ”にパーツ番号が記載されていないものは鉛筆などでパーツの裏に番号を書き入れておくと作業しやすいです。
こちらが切り抜いたパーツです。
全部で31枚もあるので、作業中になくしてしまわないよう注意しましょう。
●ステップ2:パーツを折る
折り線があるものは、あらかじめ折っておきます。
<ポイント>
・「ぼんぼり」や「御駕籠(おかご)」「御所車(ごしょぐるま)」は特に“のりしろ”が小さいので、注意して扱ってくださいね。
●ステップ3:「ぼんぼり」の組み立て
それでは、「ぼんぼり」から組み立てていきましょう。
まずはライトと軸をそれぞれ組み立て、最後に3つを貼り合わせます。同じものを2つ作ったらできあがり。
●ステップ4:「宝箱」の組み立て
次に組み立てるのは「宝箱」。
1枚のパーツを箱形に貼り合わせたらできあがりです。
●ステップ5:「ひし餅」の組み立て
「ひし餅」は2セット作ります。
ひし餅とお膳のパーツが2枚ずつあるので、それぞれを組み立てましょう。できあがったらお膳にひし餅をのせて飾ります。
●ステップ6:「桜・橘」の組み立て
こちらは「ひな道具」の中で1番簡単に組み立てられる「桜・橘」。
帯状の部分の両端を貼り合わせ、四角く整えたらできあがりです。
●ステップ7:「御駕籠(おかご)」の組み立て
次は「御駕籠(おかご)」を作ります。
長棒と籠の2枚のパーツをそれぞれ組み立て、籠の穴に長棒を差し込んだらできあがり。
●ステップ8:「御所車(ごしょぐるま)」の組み立て
「ひな道具」の中で1番パーツが多いのが「御所車(ごしょぐるま)」。使用するパーツは4枚です。
まずは屋形部分を組み立て、車輪がプリントされたパーツを両脇に貼り付けます。最後に持ち手部分を付けたらできあがりです。
●ステップ9:「親王の台座」の組み立て
「親王の台座」も作りましょう。
台座を板状に組み立てたら、後ろ側に屏風を貼ってできあがりです。
<ポイント>
・「ひな人形ペーパークラフト組立図」と実際のパーツの形状が少々異なりますが、特に問題はありません。
「ひな道具・親王の台座」のできあがり
ここまでで、「ひな道具」と「親王の台座」の小物が合計10個できました! 細部まで行き届いたデザインのせいか、単調な形状ながらも見栄えがしますね。
「ひな人形」を作る
台や小物が揃ったところで、ここからは「ひな人形」を作っていきますよ。
作り方
●ステップ1:パーツを切る
まずは、「お内裏様」と「おひな様」「三人官女」「五人囃子(ばやし)」の合計10体分のパーツをカットしましょう。
<ポイント>
・頭周りの“のりしろ”は特に小さいため、切り落とさないよう注意してくださいね。
A4用紙10枚から合計29枚のパーツが切り抜けました。
●ステップ2:パーツを折る
折り線があるパーツは、組み立てる前に折っておきましょう。
<ポイント>
・顔の部分は、あらかじめ丸みを付けておくと後から作業しやすいですよ。
●ステップ3:「お内裏様」の組み立て
最初に作るのは「お内裏様」。
頭と胴体をそれぞれ組み立てます。
頭と胴体を貼り合わせましょう。この時、顔が正面を向くよう調整してくださいね。
パーツ2枚を貼り合わせて作った「冠」を、頭の上に貼り付けます。
胴体前面に「笏(しゃく)」を貼り付けたら、お内裏様のできあがりです。
●ステップ4:「おひな様」の組み立て
今度は「おひな様」を作っていきましょう。
お内裏様と同様に、まずはそれぞれ組み立てた頭と胴体を貼り合わせます。
次に、組み立てておいた髪を被せてのり付けします。
<ポイント>
・顔周りに垂れた髪を少しだけ内側に曲げておくと、やわらかな印象に仕上がりますよ。
輪を作るように組み立てた「釵子(さいし)」を頭上に貼り付け、「檜扇(ひおうぎ)」を胴体前面に貼ったらおひな様のできあがりです。
●ステップ5:「三人官女」の組み立て
おひな様と同様に、「三人官女」も組み立てましょう。
「ひな道具」と一緒に切り抜いておいたパーツを、それぞれの胴体前面に貼り付けたらできあがりです。
●ステップ6:「五人囃子(ばやし)」の組み立て
「五人囃子(ばやし)」はお内裏様と同様に組み立てます。
こちらも「ひな道具」と一緒にカットしたパーツを胴体前面に貼り付けたらできあがり。
<ポイント>
・パーツを少し斜めに貼り付けることで、表情や動きを出せますよ。
ひな人形のできあがり
これで「ひな人形」10体のできあがりです。三人官女や五人囃子は顔のデザインが同じですが、手に持つ小物が違うだけで印象がまったく異なりますね。
並べて完成
それでは、作った人形や小物を並べていきましょう。
まずは、最上段に「親王の台座」を貼り付けて準備します。
最上段の台座に「お内裏様」と「おひな様」、そして二段目に「三人官女」、三段目には「五人囃子」を並べました。
台の幅がピッタリですね。
次に「ひな道具」をすべて並べたら、これで「ひな人形ペーパークラフト」の完成! 紙でできているとは思えないほどのクオリティで、できあがった時の嬉しさもひとしおです。
台は「最上段部分」と「三段部分」を分離できるため、三段だけでコンパクトに飾ることもできます。飾る場所が狭い場合に便利ですね!
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手作り「ひな人形」で思い出に残るひな祭りを楽しもう
今回は「Print Terrace」のプリントコンテンツを使って、「ひな人形ペーパークラフト」を作ってみました。親子で一緒に作りながら、それぞれの意味や歴史などに触れてみるのも楽しそうですね。できあがった人形や小物を使って、お人形遊びもできますよ。
ひな人形を手作りして、より思い出に残るようなひな祭りを過ごしてみてはいかがでしょうか。
※この記事の内容は、記事掲載開始当初、もしくは更新時のものです。
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