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好きなフリー画像でできる! フォトジェニックな写真シールの作り方
今、人気の手帳やノート作り。その醍醐味は、ページを自分の好きなものでいっぱいにできること! 手帳やノートに記録する内容はもちろん、書き込む文字やイラスト、そしてコラージュやデコの方法までこだわって、“自分の世界”を表現できたら素敵ですよね。
今回は、YouTubeでコラージュ動画やペーパークラフトの作り方などを配信している母田さんに、コラージュやデコに大活躍の写真シールの作り方を教えていただきました!
プロフィール 母田さん
ハンドメイド・手作り系実用書の編集を経て、手作りの楽しさを知り、クラフトが趣味に。現在は3人の子どもを育てながら、仕事の隙間時間にコラージュやデコを楽しむ。YouTubeでは、コラージュ動画やペーパークラフトの作り方などを配信中!
- YouTube:HAHADA channel※外部サイトへリンクします。
- Instagram:@hahadachannels※外部サイトへリンクします。
- Twitter:@hahada_c※外部サイトへリンクします。
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フリー画像を使って作れる!
今回の写真シールは、著作権フリーの素材を使って制作しました。フリー画像は、被写体もテイストも多種多様。いろいろチェックして、好きなものを選びましょう。
コラージュに使う場合、花、風景、雑貨、インテリアなどの画像がおすすめです。「フリー写真 オシャレ」「フリー写真 花」などのワードで検索すると見つけやすいですよ。今回は、「プリキャン」「GIRLY DROP」「ぱたくそ」「写真AC」などのサイトからセレクトしました。
もちろん、自分で撮った写真で作ることも可能! その場合は、よりオリジナリティーのあるシールができますね。
制作に必要なもの
それでは、写真シール作りに必要なものを紹介します。今回は、以下のものを使用しました。
・ラベルシール(フリーカットタイプ)
・トレーシングペーパー(表紙に使用)
・厚紙(裏表紙に使用)
・マスキングテープ(背表紙に使用)
・両面テープ(背表紙の補強に使用)
・ペーパーカッター(なければ、カッター&カッターマットでもOK)
・手芸用ボンド(乾くと透明になるタイプがベター)
・クリップ
<ポイント>
手芸用ボンドは、写真シールを1冊にまとめる際に使います。乾くと透明になるタイプなら、きれいな仕上がりに。また、今回は、表紙にトレーシングペーパー、裏表紙に厚紙を使いました。表紙や裏表紙もこだわって選ぶことで、既製品のような写真シールを作ることができますよ。
写真シールの作り方
ここからは、写真シールの作り方を写真付きで紹介していきます。
●ステップ1:好きな写真を集める
最初に紹介した、フリー素材のサイトから画像をダウンロードしたり、自分で撮った写真からお気に入りを選んだりして、好きな写真を集めます。
●ステップ2:編集アプリで写真のサイズを揃え、透過加工をする
「Keynote」や「Canva」など編集作業ができるアプリを使って、ステップ1で集めた写真のサイズを揃え、透過加工をします。今回は、「Keynote」を使用。サイズは、コラージュに使いやすい3.5㎝×5.5㎝にしました。
透過加工は、基本的に不透明度50%程度にしています。
<ポイント>
サイズは、自分が使いやすいものでOK。透過加工は、不透明度50%程度をベースに、元の写真の色味に合わせて調整すると、全体のトーンに統一感を出せますよ。
●ステップ3:ラベルシールにプリントする
ラベルシールにプリントします。今回は、自由にカットして使えるタイプのラベルシールを使いました。透過加工をしているため、少し薄く印刷されます。
●ステップ4:画像の枠に沿ってカットする
画像の枠に沿って、ラベルシールをカットしていきます。通常のカッターでも問題ありませんが、写真のようなペッパーカッターを使うと、一気に切ることができて便利です。
●ステップ5:クリップで束ね、上部にボンドを塗る
向きに注意して写真シールを重ね、クリップで束ねます。
<ポイント>
この時、ボンドを塗る上部を平らにすることが重要! ここがずれていると、1冊にまとまらずバラバラになってしまうので、テーブルでトントンとならすなどして、きちんと整えましょう。
平らにした上部に、手芸用ボンドを塗り、乾くまで置いておきます。
●ステップ6:表紙と裏表紙を作る
表紙にするトレーシングペーパーと、裏表紙にする厚紙を、写真シールと同じサイズにカットします。
●ステップ7:マスキングテープと両面テープで止める
ステップ5のボンドが乾いたら、表紙と裏表紙を合わせ、上部をマスキングテープで止めます。
マスキングテープを側面に折り、表紙と裏表紙をまとめる際は、マスキングテープの裏に両面テープを貼ると、強度がアップします。
写真シールの出来上がり!
オリジナルの写真シールが完成しました! ノートのようにめくることができる、既製品のような作りです。自分の好きな画像だけを使っているため、“どれをとってもお気に入り”なのがいいところですよね。
今回、作り方を教えてくださった母田さんに、写真シールを作ろうと思ったきっかけや、その魅力を聞いてみました。
「私はもともとコラージュやデコが好きで、ビンテージ系のペーパーなどを集めていたんです。ある時、中国の通販サイトで、おしゃれな写真シールを見つけたんですが、いろいろなカラーやトーンのものがあって、全部買うのは大変だし、届くまでにも時間がかかりそう……。同じようなものを自分で作ることができたら、と考えたのが、写真シール制作のきっかけでした。
この方法なら、プリンターさえあれば家ですぐに作ることができるのがポイント。100%自分の好きなテイストなので、『これはいまいち』というシールがなく、実際に使ってみても余ることがありません(笑)。少し費用は高くなりますが、透明や和紙のラベルシールにプリントしても、可愛いものができると思いますよ。
私が思うコラージュの魅力は、早ければ10分、悩んでも1時間もあれば、1つの作品が完成するところ。仕事や育児の合間に、短時間でも集中して自分の好きなものに向き合えると、気分がスッキリしてストレス解消になるんです。この写真シールも、コラージュやデコに使ったり、メッセージカードに貼ったり、ラッピングにプラスしたりと、たくさんの使い方ができると思うので、作って楽しんでもらえたらうれしいです」
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コラージュなど、いろいろなシーンで大活躍!
フリー画像を使った、写真シールの作り方を紹介しました。自分の“好き”がつまったオリジナルの写真シールなら、手帳やノートのコラージュやデコが、ますます楽しくなりそうですね。お子さんやお友達の好きな画像で作って、プレゼントしてもきっと喜ばれるはず。ぜひ一度、チャレンジしてみてください!
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