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【ピニャータで素敵な思い出を】日本ピニャータ協会に聞く、ピニャータの魅力
お誕生日やクリスマス、ハロウィンなど、お子さまとお祝いするシーンは1年間で多いもの。
プレゼント以外にも、お子さまに喜んでもらえるものが欲しい……という方におすすめなのが、海外のパーティーで用いられることも多い「ピニャータ」。
棒で叩いて壊すくす玉のようなもので、縁起も良いピニャータはお祝いにもぴったりです。
そんな日本でも少しずつ人気を集めているピニャータについて、一般的な遊び方や活用するためのヒントを日本ピニャータ協会でエリア講師として活動されている長瀬篤子さんにお聞きしました。
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長瀬篤子さん・プロフィール
日本ピニャータ協会★★認定講師プロフェッショナル。
いつまでも心に残る大切な思い出のひとコマにピニャータを。
パーティー、ウェディング、アニヴァーサリーイベントに応じてオーダー製作・販売しています。販売店舗でご購入いただいけるものもあります。
ワークショップ、イベント出店も是非お越しください。
- WebSite (~Stella* Balloon gifts ステラバルーンギフト~) https://stellabg.thebase.in/
ピニャータはやる人も見る人も楽しめるアクティビティ
─ まずはじめに、ピニャータとは、どのようなものかご紹介いただけますでしょうか。
長瀬さん:ピニャータとはメキシコ、中南米が発祥のお祝い事によく使われるくす玉のようなもので、悪魔に見立てられた星型の様なピニャータを叩き割り、悪いものを追い払うことが起源とされています。
時代を経て、現在では多種多様なデザインのピニャータが見られるようになりました。
ピニャータは紙を貼り付けて作られており、中にはキャンディなどのお菓子が入っています。
一見すると日本のくす玉に似ていますが、ピニャータは目隠しをした人たちが交替で棒で打ち割るという特徴があります。
その様子はスイカ割りにも似ているため、笑いを誘ったり、やる人はもちろん見る人もその輪の中で一体となり楽しめるのが魅力です。
最終的にピニャータが割れれば、参加した人たちで入っていたお菓子を拾い合います。
─ 多くの方が参加できる、ユニークな企画になりそうですね。
長瀬さん:叩き壊すという行為が少し乱暴にも思えますが、前述のように悪いものを追い払うという意味で縁起が良いものとされており、現在ではあらゆるパーティーで幸せを願って振る舞われています。
─ 長瀬さんも講師をされている「日本ピニャータ協会」では、どんな活動をされているのでしょうか。
長瀬さん:日本ピニャータ協会では、お祝い事やパーティーなどで海外では欠かせないパーティーでの盛り上げアイテム、「ピニャータ」を日本でも沢山の方々に知ってもらいたい、楽しんでもらいたいという目標のもと、活動をしています。
家庭で楽しめるピニャータのデコレーションのレッスン、正しい使い方、作り方を教えられる確かな技術と知識を持った認定講師の育成、イベント用ピニャータの製作などが主な活動です。
─ ピニャータの制作についてもレッスンをされているのですね。
長瀬さん:お誕生日ケーキと同様に、手作りのピニャータには味があり、完成度よりも心に残り、気分が上がるものをと考えています。
なのでレッスンの際にはきれいにデコレーションする方法もお伝えはしますが、作りたいオンリーワンを私は優先しています。
オーダー製作のご依頼のものに関しては記念写真もたくさん撮られると思いますので、パーティーを華やかに彩れる色使いをと工夫しています。
日本ピニャータ協会のお伝えするピニャータは、ピニャータ発祥の地で実際に作り方のノウハウを学んでこられた協会代表(島田かよ先生)が監修指導され、デザイン性だけでなく強度の面で非常に考えられて構成されていますので、ポイントとコツの詳しくは是非とも協会のレッスンで知っていただけたらと思います。
─ ご活動の中で印象的なエピソードがあればお聞かせください。
長瀬さん:ハロウィンイベントでのピニャータでしょうか。
ハロウィンシーズンに日本ピニャータ協会の認定講師はさまざまなピニャータを数多く作りますが、大人の身体よりも大きな巨大ピニャータの製作もあり、見るのも割るのも非常に迫力があります。
パーティーを盛り上げるピニャータ
─ ピニャータにもトレンドはあるのでしょうか。
長瀬さん:海外のおしゃれなウエディングでは、新郎新婦がピニャータを割る姿がよく見受けられます。
もしかしたら、いずれ日本でもブームが来るかもしれませんね。
また、最近ではベビーシャワーパーティー(出産を控えた妊婦さんを主役に、友人や家族でお祝いするパーティー)でのゲームアクティビティのほか、ジェンダーリビールパーティー(生まれてくる赤ちゃんの性別を発表するパーティー)でカラーコンフェッティ(紙吹雪)を入れて、女の子ならピンク、男の子ならブルーを入れて性別をお披露目するなどの使い方が新しく注目されている使い方です。
─ 海外ではすでにピニャータがさまざまなシーンで活用されているのですね。
長瀬さん:もちろん、バースデーパーティーでもピニャータは欠かせません。
海外ではお誕生日にバースデーケーキが必ずあるように、ピニャータでお祝いがされていますよ。
そのため、お祝い事ならジャンルを問わずピニャータを取り入れるのがおすすめです。
バースデー、ウエディング、シーズンイベント、卒業式、打ち上げなど、あらゆるシーンで楽しんでいただきたいです。
─ では、実際にピニャータの遊び方をご紹介いただけますでしょうか。
長瀬さん:ピニャータは木など、高い場所に吊るします。
叩く順番の人によって高さをその都度調整出来るようにできるとベストですが、最低限でも吊すことができれば構いません。
叩く回数を決め、まずはパーティーの主役が1番目に叩いたら、あとは力の小さな子から順番に叩きます。大人などは難易度を上げるため、スイカ割りのように目隠しをすると盛り上がります。
ピニャータを割るコツは特にありませんが、割れかけた場所を見つけて狙うのがポイントでしょうか。
割れずに空振りしてしまっても、笑いを誘い楽しいですよ。
─ ピニャータの中に入れる景品として、おすすめのものがあればお聞かせください。
長瀬さん:ピニャータの中にはお菓子を入れるのが一般的ですが、叩いても割れないもの、危険でなければお好きなものを入れていただいても大丈夫です。
叩いても割れないものなら何でも構いませんが、お菓子以外だと縁日の景品などのようなものなどはどうでしょうか。
くじを入れたり、その時のパーティーのテーマに合ったものなどが良いと思います。
─ パーティーはさまざまな参加者がいると思いますが、大人と子ども、もしくは年齢層が広い子どもたちがピニャータで遊ぶ際に気を付けたいポイントはありますか。
長瀬さん:一発目で力の強いひとが割ってしまうと少しつまらないので、小さなお子さんから叩くようにしてあげてください。なるべくたくさんのひとに順番が回ると楽しいと思います。
また、棒を振り回すため、叩いている際には目隠しをしていない周りの人たちで怪我をしないように注意してください。
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ピニャータでパーティーを盛り上げよう
カラフルなデザインなピニャータは、写真映えはもちろん、見るだけでわくわくする素敵なアイテムです。
そんなピニャータを叩いて割る遊びは、お子さんはもちろん、大人もつい童心に返って夢中になってしまうかもしれません。
一味違ったパーティーのアクティビティとして、ピニャータを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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